フランシス・マキナニーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・経営陣が考えるべき問題はただ一つ。顧客情報のキャッシュ化をスピードアップするために費用をいくらかけるか、である―ダイレクト販売の重要性
・顧客教育
・在庫と売り掛け金を上手に管理する―つまり運転資本を管理する―ために最高のITを活用する
・賢い経営者は?運転資本、?営業キャッシュフロー、?前記二つで優れた結果を出すためのITツール、の3点の集中する
・『スーパー現場企業』であるためには、?キャッシュ化速度指標(在庫日数+売掛金日数−40[買掛金日数として代入])が5以下、?資本速度指標(企業価値[EV]に対する営業利益の%)が20以上
・売掛金日数を20日以内に短縮することに挑戦する−販売部隊が顧客をどれほど正しく理解しているかが、すぐにわかることになる。90日の企業は、販売部隊がまったく無能であり、トップ経営陣は一度も自社の顧客に会ったことがない
・在庫日数が、連結ベースで30日を超えていれば、3つの主要分野(サプライチェーン、製造、出荷物流)に根深い問題があり、顧客サイドとの一体化が低レベルであると予想される。すなわち、この企業が価格で勝負しているということ
・売掛金日数が多いということは、その企業と顧客との間に、根本的なオペレーション上のミスマッチがあることを示唆している―販売業者に頼り過ぎで、ダイレクト販売が少なすぎるため、自分たちが相手にしている市場および顧客がどのような仕組で動いているのか理解できていない。売掛金日数が短いということは、競合他社が得ていない顧客情報を大量に得ており、このため他者がまだ存在に気づかず参入準備もろくにできていないような市場に先手を打って参入でき、競争上痛烈な打撃を与える可能性が高い
・クラウド世界ではすべてが「アポスフィア」と呼ぶアプリの集合体の一部になる。「アプリを作動させるもの」か、「アプリを配信するもの」か、「アプリそのもの」
・多すぎる製品の背後には、会社の抱える多数の問題が隠されている。収益性を保った規模拡大を実現する能力を奪っている
・スーパー現場型企業の販売部隊は、顧客へキャッシュ化待ち状態を短縮し、顧客と自社のBS、PLを改善するようなプロセスの簡素化を売り込まなければならない
・簡単に使えるクラウドサービスの販売ツール―リンクト・インのツール
・キャッシュ化速度の低い企業は、企業買収できる立場にない
・「ビジネスの目的は、競合他社より迅速に顧客情報をキャッシュ化することでである」 -
Posted by ブクログ
「環境に配慮したグリーン経営とクラウドの有効活用が、これからの企業の生き残りと繁栄を約束する」という内容を、フランシス・マキナニーというイギリス生まれでカナダ育ちの経営コンサルタントが書いている。まさにその選択をしたパナソニックという巨大企業をモデルに、二酸化炭素の軽減量が、利益速度を加速させる構造をレポートしているわけだが、筆者自身が同社のコンサルタントの一人であるために、『パナソニックこそが、それを成し得る唯一の企業だ』的表現が随所に出てくるのと、ちょっと上から目線でPRくさい言い回しがやや気になるところ。しかし、経営方針の転換という一大テーマに直面した際の、各部署の多岐にわたる問題点やその取り組み方を知るという点においては、マネジメント系の方にとって参考になろう。
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Posted by ブクログ
クラウドを活用しながら環境に配慮したモノづくりを進めていくことで,キャッシュ化速度が向上し利益を生む,というのが本書での一貫した主張.
環境に配慮したモノづくりと一言に言っても,そこで配慮される項目は多岐に渡る.製品使用時エネルギーの低減,製造プロセス中のエネルギー消費の低減,原材料の消費量低減,調達部材の製造プロセスの中での環境負荷の考慮,リサイクルなどである.また大きな組織の中で一丸となって環境配慮を推進していくための経営手法についても触れられている.
控え目に言ってなかなか読みにくい本で最初は内容が全く頭に入ってこなかった.前半はかなり抽象的な表現が多く,言葉の定義も曖昧である.後半(第5章以降)は具体的なパナソニックの個別事業や製品について触れたトピックが主となっているので,後半から読み始めた方が理解し易いかもしれない. -
Posted by ブクログ
ネタバレここ数年、不況やら急激な円高の影響もあって
パナソニックの株価は低迷しております。
株主である自分としては何かパナソニックの未来は明るいと思える本が読みたくなって買った本です。
今のガソリン自動車が電機自動車に変わることで
自動車メーカーだけでなく電機会社にも
自動車を作ることになるといいます。
たしかに今のガソリン自動車が丸ごと電機自動車に変わるとなったら
電機会社には大きな変革が起こることでしょう。
また環境で稼ぐ業態転換がどのように行われ、
どのように今後変わっていくのかが書かれています。
著者がパナソニックのコンサルタントであることから
パナソニックを全面的に称える内容になっており、
そんなにうまいこといくのかと思う部分もあります。
なので、厳しい業績などのニュースばかり耳にして
パナソニックの未来に希望を持てない株主に読んでもらいたい本です。