杉山茂樹のレビュー一覧

  • 4-2-3-1~サッカーを戦術から理解する~

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    サッカーの布陣やサイドの関係性について記した本。
    単純に布陣について説明されているわけではなく、実例をメインに取り上げて説明されているため、最近サッカーが好きになった私には、本書に登場する2008年以前の選手知識がないのでわかりにくかったものの、3バックと4バックの関係性や、2トップとどの様に対峙するのかなどは、分かりやすく面白かった。

    日韓ワールドカップの時に青春を過ごした世代は、今読んでも面白いと思う。

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    2025年06月28日
  • 4-2-3-1~サッカーを戦術から理解する~

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    サッカーの戦術論.いままでこのような視点でサッカーを見たことが無かったのでとても新鮮.こういう見方もあるのねと思いながらも,サッカーを観戦するときはもっとリラックスして単純に見ないと疲れちゃうなとも感じた.かなり玄人向き.

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    2018年10月09日
  • 崩壊以後 日本サッカーは監督を変えるだけでは変わらない

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    相変わらずこの本の作者はサッカーの戦術の優劣を古い、新しいで断定している。
    サッカーのフォーメーションはそのときの選手の特性、コンディション、相手の布陣や強さなどで決定されるものであり、古い、新しいで優劣は付けられないはずである。

    サッカーの監督の仕事も試合のときの采配だけでなく、チーム作り、選手のモチベーターとしての役割など多岐にわたるのであり、フォーメーションを決めるのはほんの一部に過ぎない。

    そういう自分のサッカー感や他のジャーナリストとの比較で見ていくと、この本もそれなりに楽しめると思う。

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    2016年01月02日
  • 崩壊以後 日本サッカーは監督を変えるだけでは変わらない

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    サッカーの布陣(フォーメーション)、攻撃サッカーの優位性、サッカー偏差値etc は、私は杉山氏の著作から学んできたことである。しかし、杉山氏もある意味最先端を走っていた時期から、他の評論家が同じような視点で分析できるようになったにも関わらず、杉山氏はいまだ新しい視点の分析がない気がする。本書は、杉山氏の本が初めての人にはよいとは思うが、私にとってはある意味予想通りの内容の本だった。

    ただし、ザックジャパンが崩壊であったことは確かであり、その現地での取材やほかの国などやフォーメーション等からの分析は、ブラジルW杯を振り返るにはよかった。時代はアギーレを経て、ハリルホジッチになったが、なかなか良

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    2015年06月14日
  • 「ドーハ以後」ふたたび

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    サッカーはポジショニング。だからサイドの攻防とエリア、陣地取りが大事。

    メッシノゼロトップも攻め上がらないセンターばっく前であることや、バルサの両ウイングはサイドラインを踏んだぽじしょにんぐをとることによって相手のサイドの攻め上がりを押さえつつ、バックラインを横に拡げることによりメッシのフィールドを拡げることだと思えば納得。

    ザッケローニになってポジショニングよくなって縦にはやくなるだけで強くなったよね。

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    2013年01月04日
  • 4-2-3-1~サッカーを戦術から理解する~

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    世界各地でサッカー観戦をしているスポーツライターの杉山氏が語るサッカーの戦術論!
    フォーメションの図などを用いてわかりやすく、そして詳しく書いてあってわかりやすいです。
    こんな戦術所はほかにはないんじゃないかな?読んでみてください。おすすめです!

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    2012年06月15日
  • 4-2-3-1~サッカーを戦術から理解する~

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    フォーメーション図をごちゃごちゃしながらサッカーを理論的に語ろうって内容だったような。
    内容の真偽はともかく新鮮ではあった。
    現在では似たようなことがいろんなブログとかでやられてるけど。

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    2012年05月14日
  • 4-2-3-1~サッカーを戦術から理解する~

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    【読書その38】サッカー好きの中での、戦術的布陣、システムに関する論議は多い。
    バルセロナの4-3-3、イングランド伝統の4-4-2が好きなど。
    しかし、ベースとなる戦術や布陣に関する知識が足らず、感情的で根拠のない議論になりやすい。
    本書は、現代の攻撃的なサッカーを象徴する流行の4-2-3-1という布陣をはじめ、サッカーの代表的な布陣を戦術的な観点から解説している。
    自分自身、かれこれ15年くらいの大のサッカー好きで、サッカーのためだけにスカパーを契約し、毎週、プレミアリーグ3試合、セリエ2試合、リーガエスパニョーラ2試合を見て、そのほか、Jスカイスポーツの毎日放送の情報番組FOOTが好きで

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    2012年04月01日
  • チャンピオンズリーグ決勝 バルサ対マンU~「世界最高の一戦」を読み解く~

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    一つの試合に焦点を当てているありそうでないタイプの本。
    実際にこの試合のバルサは凄まじかった。
    試合を見た人ならおすすめ。

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    2012年03月17日
  • 4-2-3-1~サッカーを戦術から理解する~

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    ヨーロッパのチームの栄枯盛衰の歴史とそのときのシステム(布陣)が見て取れる。サッキが率いた80年台後半のミランやクライフ率いる91-92シーズンのバルサとともにザックの率いたウディネーゼがシステム論上のエポックメーキングな出来事として捉えられている。個を活かすための布陣、相手の長所を消すための布陣が勝負のあやに影響しているということを検証している。

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    2012年03月01日
  • チャンピオンズリーグ決勝 バルサ対マンU~「世界最高の一戦」を読み解く~

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    まだ2ndレグが残ってはいるけど、今年の決勝はほぼバルサvユナイテッドで決まりだろう、ということで、一昨年と同じ対戦なので、復習の意味で読んでみました。
    あのときはエトーという非常に戦術理解が優れたFWがいたけど、今回のバルサだとそれを担うのは誰なのか?ビージャにそこまでは求められない気がする。最近は調子落としてるし。当時のアンリの代役はペドロになるのか?メッシを右サイドではなく真ん中で使うならそうなるんだろう。ペドロはあのときのアンリよりは正直言ってコワイ存在。バルサに珍しく、存在を消せるプレイヤーなので。
    ただ、あのときほど連携がスゴイ気はしないんだよな。ファーギーが二回同じ間違いをすると

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    2011年05月01日
  • チャンピオンズリーグ決勝 バルサ対マンU~「世界最高の一戦」を読み解く~

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    世界最高の一戦を軸にとりながら、監督やサポーターの役割、4-3-2-1といった布陣の意味、攻撃的vs守備的vs効率的サッカーといった流行、海外・日本の有力選手の評価など、盛りだくさん!初心者的にはわからないところもたくさんあると思われますが、今のサッカー界のキーワードを覚えられる範囲だけ頭に入れるため、と割り切って、とりあえず読み飛ばして全体像をつかむのもありかと。
    「俯瞰で眺める」という考え方含め、サッカーの在り方って、企業活動にもあてはめやすいのだな~と改めて思いました。日本のサッカーは、「奪う」「作る」「決める」の、「作る」を偏重しすぎる、とか、、、日本人の企業人の傾向でもあるような・・

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    2011年01月01日
  • チャンピオンズリーグ決勝 バルサ対マンU~「世界最高の一戦」を読み解く~

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    EAFA決勝の実況と戦術の奥深さを解説する中で
    日本代表、岡田監督の問題点を指摘し、
    日本サッカーが強くなるには?
    世界の強豪と戦うための戦術は?
    に対する事故の持論を展開している。

    そしてそのほとんどはビジネスの世界の理論では
    特に弱者の理論から日本代表を見る視線は納得できるものなのだ。

    W杯で日本代表が活躍すると思っていないんだろうなぁ。
    まあ、自分もそうだけど。

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    2010年03月26日
  • ワールドカップが夢だった。

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    写真がたくさんあって視覚的によかった。
    内容は、まぁ杉山茂樹さんらしい「ちょっと上から目線」の文章だな、という印象。
    日韓ワールドカップの日本vsチュニジア戦を長居で観戦していた私は、思う存分初めてのワールドカップを楽しんだけど、それをバカにされているような気持ちになったことも事実。
    日本戦に夢中になって何がいけない。テレビ観戦でなにが悪い。

    でも、将来必ず、生で海外でのW杯に参加してやりたい気分になった。
    あなたがおっしゃる「海外へサッカー観戦に行く素晴らしさ」とやら、ぜひ体験してやろうじゃない。

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    2009年11月25日
  • 4-2-3-1~サッカーを戦術から理解する~

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    サッカーの戦術といっても4バックと3バックの違いぐらいしか分からなかったが、それも単に4バックだと攻撃的、とか決まっているものではない。3バックでも中盤の両サイドが上がりぎみであれば攻撃的だし、一時期の日本のように、中心に宮本がいると中盤からのケアが入って下がりぎみになり、守備的となる。現代サッカーは中盤ではなく、サイドを制することが重要なんだそうだ。いわゆるファンタジスタは目立つけど、ボールを持っている時に上手い選手というだけでは不可で、中田や中村が中央に集まってくる布陣では戦えなかったのが自明だという。サッカーは試合数が少なく、2-3連敗で監督の更迭論が出るのは気の毒に思っていたが、やはり

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    2011年08月07日