藤巻幸大のレビュー一覧
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ネタバレチェック項目17箇所。常に自分の頭で考えて、自分の志を貫いていく、ビジネスで成功するためには、揺るぎない、自分のオリジナリティを確立することが必要だ。「ピンで立つ」とは決して孤独になることではない、「みんなに愛される一匹狼」になることだ。本気でやっていれば、その姿を必ず見てくれている人がいるってことも覚えていてほしい。ピンで立てない人の大きな特徴が「会社の名前=自分」と思っていることだ、言っちゃ悪いが、すぐに会社の名前を持ち出す人ほど、「自分は会社を取ったら何も残らない人間です」とアピールしているようなものだ。どうせ遊ぶなら、とことん楽しんだほうがいい、心も体もリフレッシュでき、メリハリがつい
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この本には、人にすかれるためのテクニックなどがたくさんのっているが、そもそも人に好かれるには人格を鍛えなければいけないという根本の説明、そのためにはどうすればよいかという方法に重きをおかれている。
人気のお笑い芸人などは個性はっきりとしている、他人に合わせて芸風を合わせたりしないから、その人に人間像がはっきりとするのだ、他人に合わせて取り繕ったりするとその分人物像がぼやける、その人を思い浮かべるときに人物像を結ぶ線を描けないのだ。
他人から見て隠すことのない等身大の個性が出ていて、思い出したときにはっきりと人物像が思い出せるから好感がもてる。
自分の中の哲学などの芯を持つことで人物像をはっきり -
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伊勢丹→バーニーズ→福助などを渡り歩いたバイヤーとしての目利き力の本。
大量の情報が流れる環境のなかで、自らの基準で判断できる力→目利き力が必要と説く。
●「目利き力」とは?
・ブレずに自分のスタイルを持ち、モノの本質や価値を見極める人
・ピンになる覚悟を持って、仕事をすべき
・人生をカッコよく、とことん楽しむ
●目利き力を高めるには?
・全身の感覚と感性を研ぎ澄まし、一瞬でこれだと感じるものを選ぶこと
→その際の判断力の早さも磨く
・いつでも好奇心とキラキラした目を持ち続ける
・街歩きをし、その街の雰囲気・空気を取り込む
・時には自分の殻を打ち破る
・常に上機嫌で元気に
・情報を集める&分 -
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プロ論で気になっていた、藤巻氏の著書。
熱いパッションが終始感じられる一冊です。
基本的に、いいやつにはいい仕事が、やなやつにはなんも回って来ませんよ〜ってことがわかります。
特に印象に残ったものは、「コミュニケーションはゲーム」「いいものを知るためにお金をつかえ」「1000円の使い道も工夫する」「仕事以外の教養を身につける」「上機嫌でいよう」ほかにも、プレゼントで胸キュンとか、友達のために会社をサボるとか、阪神タイガースファンが常務になった話とか。
語り口から人生楽しんでる感が伝わってきます。人生まだまだ長い、けど、ぼーっとしてたらあっという間。なにも得られず、成せず。ここで、今一度自分を -
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藤巻百貨店、と言えば「ああ」ってなる人いっぱいいると思う
今年の3月の訃報を聞いたときは耳を疑いました
以前から心臓に持病が・・・とおっしゃってましたしね
さて、「なぜあの人はいつも助けてもらえるのか」
そりゃ~勿論「可愛げがあるから」ですよ
自分から挨拶出来る人
人とのつながり 縁を大事にする人
ありがとう 感謝の気持ちを忘れない人
懐に飛び込むのがうまい人
大人になっても年齢を重ねても素直な気持ちを忘れない人
やっぱり人間だから、「可愛げがある人」と「自分さえ良ければ関係ない」って思ってる人 二人のうちどちらかしか助けられないとなったら「可愛げがある人」を助けたい
いつも良くしてくれ -
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ネタバレ今、僕が悩んでいることをズバッと言ってくれた。
仕事をしていても周りの人たちとうまく関係が築けないし、楽しくない。それは僕に面白味がないから。人間関係が豊かな人は、何より面白い。話してても話題が尽きないし、誰とでも話せる人。そういう人と自分の違いは好奇心の量じゃないかと思っている。好奇心が旺盛だから色んなところに行き、見て、触れて、お金もかける。
多くの経験を進んで取り入れようとする人と、家でゴロゴロしてる人とではそりゃ前者が話したいな~って思う人だと思う。
今の僕がすぐに出来ること「お金と時間の使い方を見直す」「情報収集をする」の2つかな。好奇心が赴くままにやってみてもいいかもしれない。やっ -
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ファッション系のカリスマバイヤー・マーケッターとして有名であり、「藤巻兄弟」の片割れ(弟の方;ちなみに兄は経済評論家の健史氏)としても有名な藤巻幸大氏が、自らの経験と習慣に基づいて「目利き」になるための心構えについて記した本。現在の流行が「ブーム」で終わるか、それとも「スタイル」として社会に定着するかを見極めるために、「目利き力」は重要だと説明する。そして、「目利き」になるためには、何かを買ったり何処かを訪れたりする際に、「ブレない価値観を持つ」「両極端を体験する」「気に入ったら最低10回は買う(行く)」ことが重要だと説く。最後に、本当の「目利き」になるために、組織に頼った無難な生き方を捨てて
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本書で特に惹かれたのは、「無駄な時間」の捉え方。
限られた貴重な時間にとって、浪費してしまうことは最悪のケースであり、従って、その使い方に効率を追求し、もはや「無駄な時間」なんて本来は少しでもあってはならないものだと考えてしまうが、著者はそれを真っ向から否定。「無駄な時間」を「一見遊んでいるようであるものの、後々さまざまな人や出来事と結びつき、未来に生かされる時間」と定義。無駄を無駄とは思わず、そのときそのときをいかに楽しみながら生かしていけるかが大事であり、そうした「無駄な時間」と「無駄な経験」の積算によってオリジナリティが生まれると指摘されています。
自分は時々、有意義に時間を過ごしていて