Koiのレビュー一覧

ココアがしばらく実家に帰ることになる話や、チノたち中学生グループがリゼとシャロの高校の見学に行く話、ココアと千夜が文化祭のクラスの出し物でビア・ホールを開く話など、あいかわらずキャラクターたちのかわいらしさがえがかれています。

他方で、千夜がマラソン大会のために練習をすることを決意し、リゼに教官を...続きを読む務めてもらう話や、チノが音楽会のソロ・パートにえらばれる話など、彼女たちの成長をうかがわせるエピソードもあって、彼女たちのけなげなすがたも見ることができます。

この巻では、ココアの姉のモカが登場します。

モカが、ココアの滞在している喫茶店ラビットハウスにやってくることになり、チノたちのお姉ちゃんの座をうばわれるのではないかと、ココアは戦々兢々とします。モカの圧倒的なお姉ちゃん力に、リゼや千夜までもが攻略されてしまいますが、モカとココアの姉妹愛がえがかれて...続きを読むいて、やはり最後はほっこりとした気持ちになってしまいます。

新キャラクターとして、チノの友人のマヤとメグ、そして小説家の青山ブルーマウンテンさんが作品に加わります。また、リゼがふだんの雰囲気とはまったく異なる「ロゼ」というキャラクターとなって登場します。

青山さんの作品から、ティッピーのすがたでチノたちの成長を見守っている彼女の祖父にかんするエピソードがえ...続きを読むがかれていますが、シリアスな展開につながることはなさそうで、あいかわらずのやさしい世界観に身を浸すことのできる内容です。

高校に通うため、喫茶店「ラビットハウス」を経営するマスターのもとに下宿することになったココアという少女と、マスターの娘のチノを中心に、やはりラビットハウスでアルバイトをしているリゼ、和風喫茶「甘兎庵」の千夜、千夜の幼なじみのシャロといった女の子たちの日常をえがいた作品です。

キャラクターが魅力的で...続きを読むすが、とにかく作品の隅々にいたるまでかわいらしい空気に満たされていて癒されます。

キャラクターや絵はとても可愛いと思います。
しかし、ストーリーとなると平和すぎるというか話の目的がわかりません。
なのでこの評価です。

アンソロジー第二弾。

うーんカラーイラスト以外は誰これレベルの作家陣が痛い。可もなく不可もなく、毒にも薬にもという微妙な感じ。