Koiのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
卒業旅行を兼ねた外の世界を探訪する旅は本当に巨編と呼べる程に長いエピソードになったなぁ
所属する学年が曖昧な時期だから自分の立場も曖昧になり、同時に年齢差も曖昧になる。
これまで高校生組と呼ばれていた四人にもうすぐ高校生になるチマメ隊が自然と混ざり、更にはリゼも年長者としての姿を失い楽しそうにはしゃいでいる
確かにこの旅行編は長いものになったのだけど、進学・進級を前にした時期にこのように素の自分を前に出せるようなエピソードがしっかりと描かれたのは貴重だったと感じられるね
そうして旅行から帰ってきた後に描かれるのはほんの少しのモラトリアムと入学前のドキドキ
その中でも、まだまだ既存メンバーに馴染めていないがリゼとの絆は人一倍に持っているユラがラビットハウスの面々に囲まれて様々な顔を見せるリゼ、と言う状況に嫉妬して壁ドンするのは驚かされたというか本作でそのような描写を見ることになろうとは
物語序盤よりリゼに強い憧れを抱きながら、今以上の関係になかなかならないシャロにとって油断のならないライバルが出てきてしまったようだね
また、フユがチノの新しい友達ポジションに納まることは予想していたけど、同時にココアの妹ポジションになってしまうとは……!
これまでもチノはココアを時折お姉ちゃんと呼ぶことはあったけど、それは本当に珍しい現象。だけれどフユは通常時の呼び方がココ姉!
これはチノにとって新しい繋がりとなると同時に今の立ち位置を良い意味で危うくする存在なのかも知れない……
バイト先もライバル大手だしね
新年度になって新たに構築される人間関係は新たな楽しさを幾つも提供してくれそう
単純に仲の良い友達になれそうだ、というだけに留まらずバイト関係においてはライバルポジションとなりそうな下地が幾つも用意されていることを考えるとラビットハウス周りは特に賑やかになっていきそうな予感がするね -
購入済み
面白い
チマメ隊が少し大人っぽくなり、だんだんと楽しみが増えてきてやがてあの子らはどうなるのか今後が楽しみですー!8巻も楽しみにしています!
それとkoi先生!3期と新作OVA制作おめでとうございます!またココアちゃん達が動く姿が見れて感激です! -
Posted by ブクログ
ネタバレどのキャラも可愛らしくて読んでいて幸せな気分になれる
今回は服装などの見た目に関するエピソードが多かった気がする。特に高校生組が互いの学校の制服で揃う場面なんてかなり貴重。これまでも何度か「もし同じ学校に通っていたら」なんて話題が出ていたけど、ほんの少しだけそんなIFが叶ったような気がする。……忘れそうになるけどリゼだけ高校生組で年上だから同じ学校でもクラスメイトはムリだったのか
ココアの家族が様々な道に進んでいることは示唆されていたけど、大学教授・弁護士・科学者・パン屋って改めて凄い家族だな。ココアが「小説を書きつつ街の国際バリスタ弁護士」なんて無茶苦茶な夢を語ってしまうのもこんな家族がいるならちょっと納得しそうになる。でも本人がなりたいものは「お姉ちゃん」な辺り姉妹愛を感じられて微笑ましい
そういや、喫茶店を盛り上げる話題が出た時にティッピーが「もうやりたいようにするがいい」って言ったのは何か深い意味があるんだろうか?ココアをラビットハウスの一員として認めたってことなんだろうか? -
Posted by ブクログ
この作品はまず表紙からして良いです。3人の女の子がすごく可愛らしく描かれていて、色使いもとても綺麗。このキャラクターデザインは正直ものすごく僕好みです。
そして何より、中身もちゃんと表紙イラストそのままのクオリティなのが素晴らしいです。絵を眺めているだけでニヤニヤできちゃいます。
良いのは絵だけではありません。話の展開も、ボケとツッコミがうまい具合に配置されていて、非常に面白いです。
そして、メインのキャラクター5人(と1匹)も本当にみんな可愛らしいんですよね。キャラクター達が作り出す雰囲気がほんわか温かくて、いつまでもこの世界に浸っていたいと思えるようなそんな作品です。 -
Posted by ブクログ
デート的な興奮を味わいたいからって、9人全員と個別に観覧車に乗るココアに笑った。それで疲れる様子もなく誰とも楽しい時間を過ごせていたのは流石ココアといったところだし、そうした個別同乗がサプライズに繋がっていたのは良い驚き
あと、フユのポエムセンスが壊滅的だったのも驚きだったかも。「一緒に歩く1000メートルは私にとっては1キロしか感じないよ」って何……
作中季節はクリスマス近辺という事で、街を離れるココアを始めとして受験に精を出す千夜・シャロとどこか別れを意識させるシーンが目立つね
でも、それを単純に寂しさだけとして別れ難いものとして扱うのは望まないというのは既に前巻で描かれたわけで
今巻は離れる街、少し距離の開く関係性に対して何を残せるか、どのような感謝を返せるかという点が意識されていたような
ココアの制服なんて象徴的だったね。ココアが着ている制服は元々チノの母親がデザインした物だった。そこには長年の想いが詰まっているが、使用し続けた事で耐久面が怪しくなっていたのも事実で
そこで制服をリースにリサイクルするなんてね。チノ母の想いも、ココアの存在もそこに詰まっているようだよ
ココアとフユがナツメ・エルに勉強を教えるのも似た傾向が見えるね
際立って成績が低いナツメ・エルは安全な地位を保つには成績を向上させる必要がある。リース作りに使う時間も無くなるくらい教え続けるなんて大した話ですよ
また、リースの変わりにと作ったガーランドに先輩組であるユラが密かに加えていたなんていうのもお洒落な気遣い
ココアはある程度寂しさとの向き合い方が出来つつ有るが、受験組である千夜は忙しさとの向き合い方が出来ていないようで
ここで忙しさの権化たる凛が協力してくれるとは。……この人、直前には甘兎庵の手伝いもしてるんだけど、時間の使い方どうなってるんだろう…?あと、千夜の考えを改めさせる為にチョイスした息抜きが相撲ってどういう発想なの…?
凛という年長者が千夜の手伝いをするシーンが描かれたなら、次に手伝いを受けるのはチノ
ユラって誰に対しても飄々とした態度を取りつつも、高校一年生組に対しては特に面倒を看る姿勢を見せるのだけど、今回はチノの頑張りを応援する形に
…そうして挑戦させるのが斧投げって何なんだろうというか斧を投げられるバーって何なんだろう……?
ただ、これっていつも通りユラに誤魔化された瞬間と言えるかもしれなくて。斧投げやらカラオケやら提示されても、初志に従いユラが青春を捧げた吹き矢を習いたいと考えるチノは先人の学びを我が身としたいとの考えがあるのだろうね
なんだか大事になったクリスマスイベント、皆を楽しませる企画を考えていたのに使用予定のアコーディオンが壊れたら困るもの
そこで同じようなアコーディオンを探すのは納得できる判断として、探した末に手に入ったのがアップライトピアノだったのは少し面白いね
同じ物ではない。けれど、新しい思い出を紡げる物では有る
イベント直前でチノが風邪を引いたのも似た視点で見られるのかな
当初はチノによる歌唱を考えていたし練習もしていた。出し物は出来ないが、お客は変わらず楽しませなければならない
託されたココアが気合を入れて手品の練習をして、それにチノが申し訳なさを感じて。けど、そうしたチノのネガティブさを吹き飛ばすくらい、ココアの手品は素晴らしくて、そして失敗しそうになったココアをチノがフォローして
当初とは異なる出し物だけど、代わりの出し物はちゃんと皆を楽しませるものとなったのは本当に良いね
ラスト、モカのマネをしたココアが立派にパン屋を切り盛りして、ココアのマネをしたチノが立派に接客して
そうした連綿と続いていく絆も感じ取ってしまったのでした