中村啓のレビュー一覧

  • 無限の正義
    無限の正義とは絶妙なタイトルであると読み終わってしみじみ思う。上手いタイトルだ。
    警部補の薬師丸は警部への登用試験を切望していた、娘はバレエの海外留学を目前にしていた。そんな薬師丸が「仕方がない選択肢」として選んだ道は…。
    真面目と言われていた男が、家族と自分の為という言い訳で落ちてゆく様は、まさに...続きを読む
  • ZI-KILL 真夜中の殴殺魔
    冒頭から期待大
    ワクワク!!!

    読み終わった!ネタバレになっちゃうから書けないけど
    ドキドキが最後まで止まらない。
    え??誰が犯人なの??
    え??どーゆーこと?
    と一気読み。
    続きいつ出るんだろう。
    このままじゃ終わらない感じだわ。

    自分が知らない自分がいるなんて。
    恐怖以外のなにものてもない。...続きを読む
  • SCIS 科学犯罪捜査班~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    衝撃のサイエンス・ミステリー。
    複雑怪奇な最先端の科学的事件に挑む2人。
    天才科学者・最上 友紀子と、警察庁警視正の小比類巻 祐一。

    男性医師が子供を宿した状態で殺害された。いったい誰が、どんな理由で?
    AIロボットしか居ない部屋で、男性が殺された。
    犯人はロボットなのか?

    ・iPS細胞
    ・AI...続きを読む
  • SCIS 科学犯罪捜査班~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    この手の作品は読んだ事があったのでめあたらしさや新鮮味も無く、可もなく不可も無し。最後の部分も何か消化不良で面白く無い。次回作品もあるかどうか、分からないが読む気にならないと思います
  • 無限の正義
    これを果たして正義と読んで良いのか最後まで疑問が残った。

    池袋で連続殺人事件が発生。
    反社会的勢力の構成員ばかりを狙う犯行からマスコミは犯人を清掃車に掛けて「聖掃者」と名付ける。

    時を同じくして、警部補・薬師丸遼一の娘が強姦相手を鉄アレイで殴り殺してしまう。
    その時、遼一が取った行動により家族は...続きを読む
  • SCIS 科学犯罪捜査班V~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    敵対者達との終わり方はアッサリと終わった印象はあるが、シリーズの縦軸となっていた小比類巻の妻の真実に関して明らかになり、改めて登場人物達の所業に戦慄したと同時に切なくなるような真相ではあった。結局、全5巻を読んでわかったのは以下のことである。主人公である小比類巻を始め何人かの登場人物や事件関係者は「...続きを読む
  • SCIS 科学犯罪捜査班III~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    1~2巻で少しずつ引っ張っていた、主人公・小比類巻の亡き妻そっくりの女性が登場し、その女性が殺された事件の捜査を行っていきます。この巻から同じ顔をした人物の集団、クローンは記憶の共有ができるのか?記憶の移植等など、サイエンスミステリーの本領が発揮されてきます。
  • SCIS 科学犯罪捜査班IV~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    前巻の事件からは少し横道にそれた事件を扱っていますが、今回は人工生命体を取り上げていて、作り出された生命の悲哀がテーマのように思えた。
  • SCIS 科学犯罪捜査班II~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    病院で死を判定された人々が次々に生き返っていなくなったという事件、あるゲームをきっかけに『自分は死んでいる』と主張する人間が次々と現れる事件、内蔵や血が凝固してなくなる患者が続出する事件など、ウィルス、VR、ナノロボット等の最先端科学とそれらを悪用したトリック、その裏に絡む人間の悪意は見事で、今回は...続きを読む
  • SCIS 科学犯罪捜査班~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    最先端の科学技術が絡んだ事件に挑む警視庁警視正・小比類巻祐一が率いる警視庁科学犯罪捜査班と天才科学者・最上由紀子の活躍が描かれています。全3章の短編でips細胞、AIロボット、脳内インプラントに関する話が取り上げられ発達しすぎた科学への警鐘に関してはもっと深く掘り下げられるであろう話を短編で描かれる...続きを読む
  • ZI-KILL 真夜中の殴殺魔
    殺伐とした表紙のタイトルに惹かれました。
    過去と現在の事件。もう一人の人格。
    疑心暗鬼になる主人公。
    ハラハラドキドキしてすらすら読めました。
    どんどん次が気になりました。
    しかし結末への期待が強くなってしまったゆえに最後が少し物足りなかったです。
    最後の方だけ駆け足で終わってしまった感じが否めず展...続きを読む
  • SCIS 科学犯罪捜査班V~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    シリーズ5作目。
    まさか5作も続くと思わず、だらだら読み続けたが、これで第一章完結とか。
    あまり、このシリーズの感想を書いている人を見かけないが、そんなに需要があるのだろうか?
    今回のテーマは「処女懐胎」
    何だか、また馬鹿げたことを考えたなぁ、と思いながら読んでいくと、これまた「処女懐胎」の理由はウ...続きを読む
  • SCIS 科学犯罪捜査班IV~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    相変わらずのトンデモ科学ぶりですが、1話目が特にひどいかな。ネタもひどいけど、犯人特定の経緯もひどい。
  • ZI-KILL 真夜中の殴殺魔
    この本は帯や表紙などでは無く、もうタイトルだけで手にしていました。内容も予想内の展開で進んで行きます。
    タイトルはジキルと言う名前ですがストーリーにはハイドしか出ません。何故ならシラフの自分をジキルと名乗るはおかしい。なのでシラフの自分とハイドの物語です(笑)
    自分は犯人なのかどうか進むに連れて深ま...続きを読む
  • SCIS 科学犯罪捜査班III~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    シリーズ3作目。
    前作のラストで、駅で亡き妻・亜美とそっくりな女性を見つけた小比類巻。
    今作はそのシーンの続きから始まる。
    小比類巻は亜美と信じて、その女性に声をかけるが、全く別人であることと同時に同じ顔をした人間が他にもいることを知らされる。
    その事実から、密かに人間のクローン製造が行われているの...続きを読む
  • SCIS 科学犯罪捜査班II~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    変わり者の天才・最上と警視庁の小比類巻のコンビが活躍するシリーズ第2弾。
    続きが出たら、読もう、と思っていたのに、完全に忘れていた…
    前作は長編だったが、今作はいくつかの事件からなる短編集のような構成。
    死亡宣告を受けた遺体が生き返り、失踪するなど、かなりオカルト的な内容に若干引くが、根底には小比類...続きを読む
  • SCIS 科学犯罪捜査班III~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    クローンが登場してきて、確信に近づいてきた感じがします。ただ相変わらず「科学的」な感じはしないんですよね。
  • SCIS 科学犯罪捜査班II~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    あえて厳しめに書きますが、表現もストーリーも短絡的な印象です。1巻の時とあまり印象は変わりませんが、全体的に浅い。科学犯罪捜査がテーマなのに、科学的っぽいことを匂わせるだけで、ちっとも科学的じゃない。なによりこの話、最上博士がいなくても成り立ちますよね?
    いろいろ伏線が閉じてないんで、まだ続きそうな...続きを読む
  • SCIS 科学犯罪捜査班~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    先端科学にかんする犯罪を扱った連作短編集。それも生命倫理に触れるようなテーマに偏っているようです。テーマとしては面白い。でも物語としてはもう一つ。
    冒頭にプロローグ的な事件が描かれて、それの捜査も解決も描かれないまま、唐突に数年後の事件が始まる。あと、全編通して捜査してる感じがあまり感じられず、最上...続きを読む
  • SCIS 科学犯罪捜査班~天才科学者・最上友紀子の挑戦~
    著者初読み。
    警察キャリアと天才科学者がタッグを組む、いわゆるバディもの。
    若くして、妻を亡くした警察キャリアの小比類巻。ある事件をきっかけに大学の同級生であり、20代で天才科学者として頭角を現していた最上と再会し、難解、そして警察として、表に出せない事件を解決していく。
    描かれるのは妊娠した男性が...続きを読む