西島大介のレビュー一覧
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ベトナム戦争絡みの作品、作者も別途描かれていますので、そちらも併せて読むべきでしょう。
こういう地域紛争や内戦の原因、辿っていくとだいたい植民地支配が元凶です。
現在のパレスチナの問題等にも直結しています。 -
冒頭で結末が出てきていて、キャパ等々と同様、最期は地雷を踏んで亡くなるのでしょうか。
主人公の狙撃っぷり、かなりの腕前になっていて、他にも幼くして殺人マシンになっている子どもとかも出てきます。 -
ティム覚醒。ジャジャマルの生きざま。泣けるぜ。
主人公が活躍しない、色々な作品でまれに良くみる展開と激しさを増す戦争。
バトルとしては面白必殺技とハデなアメリカン忍術、古来のベトナム武術(なのかな?)が鎬を削る激熱展開。
強さを求めるために死と愛を知る必要が...危機に瀕したティムを救う為にジャジャ...続きを読む -
ベトナム戦争とは「始めたからには勝つまで終われない」を地で行く恐ろしいもの。
相変わらずのユルいキャラが繰り広げる血みどろの戦い。
少しずつだがヒカルとお姫様の距離が縮まってきたのですが、何故お姫様はヒカルを殺さないのか、謎は深まるばかり。
特殊部隊「野良犬」のメンバーもガシガシ減ってきました。
ジ...続きを読む -
ポップな絵柄に似合わず相変わらずガチなベトナム戦争の描き方。
もちろんフィクションなので、主人公達の動きは歴史に沿ったものではないのですが。
作者さんはしっかりと狂気のベトナム戦争を勉強されていて、物語の背景が作り込まれています。
結構あっさりと主要人物がいなくなったりするので、ヒカルの今後や「お姫...続きを読む -
短編集。那須先生らしくエッジのきいたストーリーラインと明快な描写。中でもちょっとミステリ感ある日野浦の話が好きです。Posted by ブクログ
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シンプルな線、だけどアニメのような動きが感じられて手に取りました。
白黒なのに、頭の中では勝手に色をつけている。面白かったです。
ほかの作品にも手が伸びてしまいました。 -
荒廃した池袋で戦う元社畜の“僕”と携帯AI・クオヴァディス。モンスター化した生物やら狂気的なドローンやら、死と隣り合わせのサバイバル状況で殺伐とするどころか脱力しかけるのは、僕とクオヴァディスの会話が漫才のボケとツッコミのようだからか。コンビニの偉大さをひしひしと感じた。クオヴァディス共々、どういう...続きを読むPosted by ブクログ
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期待せずパラパラとめくって結局一気読み。
面白かった!というか、無垢なような子ども時代は、実はそんなことはなく、と来し方を振り返ることもできた作品。四編の短編集。純粋で、邪悪で、卑怯で、弱くて、残酷で、達観した子どもが出てくるけれど、そんなところあったなあと思い出させてくれる。Posted by ブクログ -
自分の理解が間違っていないことの確認のために購入。読者層を考えて分かりやすくすることをメインにしているので、サラッと読めるPosted by ブクログ
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ディエンビエンフーが完全完結。
姫の誕生の秘密が明らかになり、ヒカルと姫が結ばれて
二人が旅立つ最終話。
アメリカが勝手に開戦したベトナム戦争はベトナム人に血なまぐさい後遺症を残していった。
何のための戦争だった?Posted by ブクログ -
待ちに待った西島大介のディエンビエンフー完結編第2巻。
第1クールのクライマックスまでへの狂想曲。何のためのベトナム戦争だったのか?次巻が楽しみ。Posted by ブクログ -
読んでいるうちに、子どもの頃の感覚を思い出す。
「ガラスのライオン」は宝箱を埋める話。あのそわそわとドキドキ。
山登り、山小屋、と来たらなんだか怖い話だと思うのはわたしだけ??思い込みから予想外の展開だったのが印象的。
夫を亡くした女の話「お民の幽霊」は、女の心情がいじらしく切ない。Posted by ブクログ -
長谷川和彦監督『太陽を盗んだ男』、樋口毅宏著『テロルのすべて』、園子温監督『希望の国』に連なるものと当然異なるものがあって、放射能と原発、テロについてこの四作品を通じて体験するのはかなりいいと思います。Posted by ブクログ
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なぜか西島さんのマンガの台詞は批評的なものと自意識とネット的な視線が交ざり合うような感じなのだがそれがとても物語をうまく進行させていく。
さ、三巻に続くのか。
三代目のヤクザ若頭いいね。Posted by ブクログ -
除霊と除染のボーイミーツがールなラブストーリー。すべては視えないけれど存在している。
幽霊も放射能も愛情も視えることはなく、ただ在る。主人公たちの住んでいる東京のM市にある巨大な湯沸かし器という名の原子力発電所が爆発した。
視えない銃弾が飛び交い、学校の校門付近には幽霊の通り道(僕の故郷の岡山で...続きを読むPosted by ブクログ