西島大介のレビュー一覧
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ポストアポカリプスな終末世界をゲームライクな謎アプリによる自己強化で乗り切る、バトルメインのバディ物語である。
ネット小説の書籍化ながら、西島大介さんによるポップな表紙に挿絵を入れないスタイルで、どちらかというとわりとしっかりSF物として売り出したい意志を感じる書籍化だ。
実際のところ、明るく...続きを読むPosted by ブクログ -
戯画化された身体で戦争を描くことと、魔術・まやかしのようなベトナム戦争という題材がとてもしっくりくる。戯画という嘘でしかかけない真実とその終わり。駆け足ではあったけど、最後までずっとテンションの高い漫画で面白かったです。Posted by ブクログ
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サイン会行って来た。
沈没シリーズは爆笑。
西島大介とは互いに読んだ本、聴いた音楽の話をしていたい。
その意味でサイン会前日の講演会は楽しかった。河童!
DJイベントに今度行ってみようかな。Posted by ブクログ -
題名は共産主義の意味です。カラー版だと冒頭に主要登場人物の紹介が出ていました。
カンボジアで起こったことはルワンダ等でも繰り返されていますので、人類滅亡までこういう争いってなくならないのかも知れません。
ポル・ポトとホー・チ・ミン、いずれもフランスに留学していますが、結果に差がありすぎます。作中では...続きを読む -
この辺になると登場人物もだいぶリアルではない造形のが増えてきて、やはりリアルだと描きづらいのでしょう。内戦下ですので当たり前のようにすぐ殺害されたりです。
ポル・ポトの大量虐殺までさほど時間はかからないです。やっていることがとにかく極端に過ぎましたので……。 -
日本の故・小渕恵三元首相が対人地雷禁止のために奮闘していたのも思い出します。医療その他にお金を使わせるために、殺さず手足が吹っ飛ぶくらいの威力にしているものですので。
少女と少年が地雷原に迷い込んで……こういう地域、今でも多々あるでしょうね。 -
井川一久氏の著書なども思い出します。ベトナムは徹底的に闘いましたが、カンボジアはどうも……内通者とおぼしきお年寄りなども。国王も無力で海外に追い出されていますし。
とはいえ当然、こういうのって背後に、必ず大国のエゴがあります……。