健速のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
フォルサリア魔法王国編の開幕である。二冊に分冊しての展開で、今回は真希を主軸にした物語だったそうで。次はゆりかを主軸にする旨が後書きで書かれていた。
あくまで緒戦、フォルサリアでの決戦を前にした対決だったのだが、その合間合間に挟まれる敵方の未来を示唆するような文が、物語の過酷さを予感させる。緒戦にして、一つの結末も迎えているのだから、これからの決戦への予感は強いものである。
ナナ、佳苗の両名がどのような形で物語に絡んでくるかは興味深いところで、まだ明らかでないところも少なくないが、舞台は整った。本当に次の巻が待ち遠しい。積まないでさっさと読むと、この待ちが悩ましいところだ。
相変わら -
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Posted by ブクログ
帯では「サービス回」と煽りを入れているが、実際は織り込みで言うところの「日常回」だろう。大家族の楽しい夏休みである。
あらすじで触れられている父親の再登場は、終盤に少しだけ。なので、本当に日常を描いた一回休みの回である。
いくつか核心に触れる話もあったが、それを圧して余りあるゆりかの宿題話よ。
それも、彼女を責められない内容で、本当に成長したんだなとしみじみ感じるところである。普段からこれくらい頑張れるのだから、次回の魔法使い編がいまから楽しみで仕方ない。
評価的には星四つ半相当である。
表紙のルースさんが活躍してなさ過ぎて、ちょっとその点が引っ掛かったかな。イラスト自体は可愛ら -
Posted by ブクログ
六畳間をめぐる、家主、幽霊、魔法少女、異星人、地底人、(大家さん?)の物語の第16弾
今回は短編集3話
短編集と言いながら、新たなフラグ、コメディ、過去の伏線回収・補完と盛りだくさん。
ってか完全に狙ってるだろう(笑)
静香のドラゴンへの道…★★★★☆
新たなフラグ。
ここで大家さんのエピソードを入れてくるか、というタイミング。
これ以上六畳間の争いに新たな火種(?)を追加するかなぁ
ゆりかのスタンドバイミー…★★★☆☆
コメディ。
俺、ゆりかとして生まれてこなくてよかった(笑)
フォルトーゼの休日…★★★★★
伏線回収・補完
2000年前から帰る途中でのあったエピソード
数巻前のエル -
Posted by ブクログ
これまで早苗は幽霊として登場しているために、セリフは他のキャラと区別するために全てが『 』です。それが今回の一連の騒動を解決することで「 」になり、長い間刊行し続けてようやく肉体を得たという感動しました。
他のキャラとの疎外感があるため、いつかは「」こうなることを望んでいました。
11巻にもなり各ヒロインの孝太郎に対する想いが強くなる。強い信頼関係に留まっていたものがいつしか恋愛感情に変化をする。
それに伴い芽生えてくる「相手に求められたい」という願い。
周囲にいる人の中から自分だけを選んでほしい願望が多く書かれていた。
10巻でナナと交流のあった早苗の母親の登場。ナナからもらった杖を持つゆり -
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