健速のレビュー一覧

  • 六畳間の侵略者!?12

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    六畳間を廻る幽霊と地底人と宇宙人とコスプレイヤー(?)の物語の第14弾。
    今回は、コスプレイヤーゆりかの敵が六畳間と孝太郎を襲う!

    相変わらずの安定感。
    ギャグとシリアスのバランスがいいのでいつもそう感じてしまいますね。
    玄関先で早苗があんなことになっているシーンはかなりツボりました(笑)
    あとがきでも書いてあるけど、ここまでの長編になったからこそ色んな伏線回収ができていい作品になったんだと思います。
    ラノベが乱立する中で10冊以上つづいて評価が落ちない作品は面白い証拠なんでしょうね!
    さて、これから広げた風呂敷を畳む方向へ行くのだろうけど、どうなるか楽しみです!

    それにしてもグリーン……

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    2013年10月03日
  • 六畳間の侵略者!?14

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     今回は初の短編集である。健速さんご自身は単純に短編集と呼びたくないようなので、あえて言い替えるなら連作短編といったところだろうか。
     大家さんがついにデレる「静香の“ドラゴンへの道”」。忘れられたゆりかたちの死体回収に乗り出した「ゆりかの“スタンド・バイ・ミー”」。省略されたフォルトーゼ皇帝と孝太郎・クランの出会いを描いた「フォルトーゼの休日」。
     日常に近い物語を描くことでそれぞれのキャラクターにスポットを当てながら、またじわじわと伏線を敷いている。
     一つの巻としてはそれほど高く評価はしていないが(なにしろいままでがいままでなのだし)、ここでの伏線がどう活かされるか、実に楽しみなところで

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    2013年09月02日
  • 六畳間の侵略者!?

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     高校入学を機に一人暮らしを始めた主人公が、敷金礼金なしの月五千円という超優良物件を幽霊や地底人や異星人から守る物語である。
     どこかで見たような……と思い返してみると、高校生で苦学生の主人公が一人暮らしして、という構成は「幽霊アパートの幽雅な日常」とやや似通っている。とはいえ、こちらの方が馬鹿げた設定(誉め言葉)であるが。
     侵略者の皆さんはそれぞれの事情から主人公を追い出そうと企んでくる。これからそれぞれがどんな策を練ってくるか、楽しみなところである。

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    2013年07月02日
  • 六畳間の侵略者!?3

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     今回は幽霊さん主役で海水浴の回である。
     あくまで顔見せ的な雰囲気の強かった先の巻までに比べて、主役がはっきりしているだけあってか、物語がしっかり方向付けられている印象がある。有り体に言えば、非常に読みやすく、面白かった。
     しかし、脇役であるはずのルースへのフォーカスはなんなのだろうか。読者から熱烈な声援があったのか、はたまた作者の方の趣味なのか。

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    2013年07月02日
  • 六畳間の侵略者!?4

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     四巻は宇宙人編。フォルトーゼからの敵が登場する回である。とはいえ、メインは演劇だろう。
     ここまで広げてきた設定が、ようやく良い形で噛み合って物語を展開している印象がある。カブトムシのような小技もきちんと物語の一部として機能していたし、戦闘を抜けた後のエピローグも美しく締まっている。
     ここまでは戯画的な、ややコメディ色の強い作品だったが、ここで一気に締まっている。いや、まだゆりかがギャグ要員をやってるんだけど、物語はだいぶ締まっている印象である。

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    2013年07月02日
  • 六畳間の侵略者!?6

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     今回は地底人編。
     ここにきて、もう一〇六号室の面々は、互いに助け合うことに違和感を覚えなくなっているようで、この物語の積み重ね方は非常に好感が持てる。それでいて、互いに互いの芝が青く見えるようで、それぞれの特徴がよく現れている。
     そんな物語はさておき、最後の最後で持っていった桜庭先輩には驚愕した。とんでもなく可愛いじゃないか。

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    2013年07月02日
  • 六畳間の侵略者!?7.5 白銀の姫と青き騎士第一章

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     タイムリープによって、フォルトーゼの過去へと飛んでしまった孝太郎とクランの物語である。
     普通、外伝(とはされていないが、実質外伝である)というと、本筋の補足であるものであるが、この外伝はもはや別個の物語と考えて差し支えない。これ自体を本筋にしたシリーズがあってもおかしくないくらい、丁寧に作られたファンタジーである。
     それともうひとつ、冒頭に、一巻冒頭と繋がる非常に重要なシーンがあった。そこにあった台詞は、そこを繋げるのかおい、とちょっと笑ってしまったが、この場面がどう関係してくるのか、続巻を読む際もちょっと覚えておきたいところだ。

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    2013年07月02日
  • 六畳間の侵略者!?8.5 白銀の姫と青き騎士第二章

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     白銀の姫と青き騎士の第二章である今回は、7巻で描かれた舞台の実相であり、もちろん7.5巻の続きでもある。
     なかなか熱い物語に仕上がっているが、それだけにラストの別れがシンプルで驚かされる。ジュブナイル的な要素が強いこの過去編は、こうしたシンプルさがふさわしいと判断したのだろうか。
     アライア殿下、もとい陛下はなかなか良いキャラだっただけに、ちょっともったいない退場であるが、これは致し方ないところか。

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    2013年07月02日
  • 六畳間の侵略者!?9

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     今回はルースの回。バレンタイン回でもある。
     序盤から妙にクローズアップされていた彼女が、ようやく立ち位置をきっちり定めた感がある。好みなキャラだけに、こうして主役の回をもらえるのは嬉しいところだ。
     宇宙側との抗争は、7.5、8.5との関係もあって、なかなか読み応えがあった。良い巻である。

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    2013年07月02日
  • 六畳間の侵略者!?10

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     今回は地底勢力との十年前の対決であり、キリハの伏線を消化する回である。
     キィちゃんの描き方や、孝太郎が「気付かない」過程にはややあざとさを感じるが、キリハを含むヒロイン四人に関係したエピソードに仕上げていて、このコンパクトさにはお見事の一言。良い巻だった。

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    2013年07月02日
  • 六畳間の侵略者!?

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    安易なラブコメものかと思いきや…戦闘あり伏線ありの健速クオリティである
    面白いけど話が広がりまくってどうなるのやら
    真希ちゃんかわいいよ

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    2013年03月23日
  • 六畳間の侵略者!?7

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    クリスマス.
    白銀の姫と青騎士の演劇第二弾が動き出す.
    そして先輩の額にドラゴンの紋章が.
    まさかあの先輩が伝説のドラゴンの騎士だったというのか(嘘

    ティアを狙うあの人が再来.
    というかもう完全に忘れてたわ.
    帰国じゃなくて帰星したと思ってたわ.

    そこそろ面白かったけどラストによくわからない状態に.
    どうやら次でわかるらしいが?

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    2013年03月15日
  • 六畳間の侵略者!?6

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    地底少女キリハの回.
    アパートみんなでヒーローショーのバイトをしたり
    キリハと動物園や遊園地でデートをしたり….
    デートですよデート.
    地底人の初恋の相手はこの流れだと里見くんじゃないかな?
    実は過去にフラグが立ってました的な.

    で,魔法少女が相変わらずうざい.
    今回は更に似た感じの集団,太陽戦隊が登場ですって.
    初回登場時には5人全員レッドというバカっぷりで
    二回目には色分けが進んでってたのにまだレッドが2人居るとか.
    なんていうか,ごっつええ感じの「ゴレンジャイ」を彷彿とさせるな.
    そのうちタイガーマスクとか森ビルとか出てくるんじゃないか?

    次回はクリスマスで編み物先輩の話っぽいですよ

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    2013年03月13日
  • 六畳間の侵略者!?5

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    今回はコスプレ少女(と思われてる魔法少女)の話ですね.
    アイタタタタタ.
    この魔法少女業界はアレ.
    とうとう不遇の魔法少女が活躍するのでしょうか?

    もう魔法少女って聞くと白いアイツが
    「ボクと契約して魔法少女になってよ」
    を連想してしまうんだ.

    まぁいいや.
    次は地底人の話らしいですよ.

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    2013年03月09日
  • 六畳間の侵略者!?3

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    ネタバレ

    表紙は宇宙皇女だけど内容は幽霊少女メインですかね.
    ゴーストハンターの怪しい二人組の暗躍と
    海辺の旅館への旅行.
    というわけで水着回でもありますね.
    そこそこ面白かったよ.
    次は宇宙皇女ちゃんの話だそうですね.

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    2012年07月14日
  • 六畳間の侵略者!?8.5 白銀の姫と青き騎士第二章

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    六畳間をめぐる争い(?)物語の番外編。
    7,5巻から続く青騎士の物語。

    番外編の後編ということでキレイに完結して読んでいて楽しいが、なんで7,5巻の次にすぐ出さなかったんだろう。
    間に8巻が入ったことで物語を若干忘れてしまっていた部分があり、思い出すために7,5巻を少し読み直した。
    そのためちょっと熱が失ってしまった感じがする。
    7,5巻のクオリティが高かったためそこが失われたのが惜しい。

    それにしてもこのシリーズ、なかなか人気がでませんねぇ。
    レビューの評価も高いのになんでだろ・・・。

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    2012年03月26日
  • 六畳間の侵略者!?2

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    ネタバレ

    六畳間に暮らす孝太郎の元に
    突然宇宙人,地底人,幽霊,自称(?)魔法少女が現れて
    「部屋から出て行け」とか「家来になりなさい」とかを言ってきた.
    彼女たちは侵略者だというわけですね.
    そんなわけで侵略戦争が始まったが
    大屋さんの圧倒的戦闘力の前に侵略戦争のルールを決定.
    奇妙な共同生活が始まった訳ですね.

    さて,そんなわけで2冊目.

    体育祭です.
    今回は不遇の自称(?)魔法少女と侵略戦争に関係ない編み物部の部長ちゃんに
    スポットがあたってる感じなのかな.
    まぁ,他の侵略者たちも適度に活躍するけども.
    それなりに面白かったよ.

    なんつーか,宇宙人と地底人の立ち位置が決まったなぁ….
    で,次

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    2012年03月16日
  • 六畳間の侵略者!?8

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    六畳間を争う物語の9作目。
    今回はちょっと前にでてきたゆりかのライバル藍華真希が再登場。
    ってか前回のクランにしろ真希にしろなんか悪役の方がかわいいぞ(笑)

    相変わらずフラグを立てまくりの孝太郎。
    立たないのはマッケンジー君だけなんじゃないか!?
    最近、六畳間があまりでてこないけど、読んでいて楽しい作品です。

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    2011年11月15日
  • 六畳間の侵略者!?45

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    軍事メイン回にしては比較的マシで、それなりに読める。 心の動きとか関係性部分は一貫して高品質、序盤の対話好き。

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    2025年03月05日
  • 六畳間の侵略者!?43

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    ネタバレ

    正直日常主体に早く戻らないかなってくらいには全体的に無味無臭。2部?入ってからは、孝太郎とヒロインの絡みとか、青騎士に対するフォルトーゼ民の反応は好きなんだけどなって残念になるくらい無味無臭のサクッと読み終えて感想が出ない戦闘主体巻ばっかり。 唯一ダークネスレインボォ組のエゥレクシスと真耶帰還に対する反応は好きだった。

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    2025年03月04日