染井吉乃のレビュー一覧
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ネタバレ【※BL注意】
久々に、BLを読んだら一気に読みきってしまって、何も思いとどまれなかったです。
物語って自分に合う、合わないってあると思うんですよ。
この作者さんの物語はあったかいので、個人的には大好きです。私には合う話。
ただ、これは続き物……というのかな?
「愛こそすべて」という会社が関わっている主人公の違う別物語です。
こちらの物語は前作品の「花冠のセオリー」でも活躍していた蓮音とその蓮音が預かっている智久の話。
智久は一緒に暮らすうちに、どんどん蓮音に惹かれていくけれど、蓮音は智久から一定の距離をとって決して近づいてこようとしない。
そんな中、蓮音と仲が良さそうな -
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ネタバレ【※BL注意】
士峰学園高等部2年生の蓮川誓の家族は、10歳年上の兄と拾い猫のアクセル。
普段仕事で忙しい誓の兄はほとんど家に帰ってこないため、ほとんどがアクセルの二人きり(一人と一匹)。
賢い猫のアクセルは誓の仕事を邪魔することなく、誓の手の空いてる時には抜群のタイミングで寄り添っている。
ところがそんなアクセルがいなくなってしまった。
よくよく調べてみると、自室の窓が開いていた。
猫さらいの噂が立つ中、アクセルが全然見つからず、困り果てている中で、誓は東海という名の青年と出会う。
西崎という名のミステリアスな青年と二人暮らしであるという彼は、アクセルの名前の由来となった絵本 -
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大好きな猫が出てくるし、ジャケ買いした本。
読み終わって、言葉の大切さとか相手への配慮が押しつけだったり結局自分本位だったりすることへの不安。
いろんな要素が組み込まれてて面白かったです。
寛容な心でそこにいてくれる雪州とちょっと鬱屈とした思いを抱えている伊紗。
なかなか話の展開も一筋縄でいかなかったり、脇キャラが意外と鋭角に入り込んで来たり。
ただ。
他の方のコメントにあったように、ちょっと追いかけづらいと感じるときがある文章だったように思えなくもないような気もします。
口コミを読んで、よくいろんなところで文章の読みづらさとか見ても結果、読んだ時に意外と読みやすかったりそこまで感じること -
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初読みの作家さんです。
作画は大好きな穂波ゆきね先生。絵師さん買いです。
視点が主人公の受の視点で進んでるのかと思ったら、他キャラの絡みで、他キャラの視点で感情とか語ってたり、とにかく読んでいて混乱…。
キャラ的に三角関係になったり、主人公揺れ動いたりする材料がたくさんあったけれど、うまく生かしきれてない感じ。
え、シェアハウスに誘われてきたのに、いつのまに恋人関係に…?と思ったりすることも。否定もしないから、余計に混乱。
大好きな穂波先生の作画なので、脳内萌え要素はたくさんあったけれど、やはり大事なお話が混乱しちゃうと、萌え妄想もできなかった。
残念なので、大好きな穂波先生の作画ということ -
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ネタバレユウキは、人気音楽プロデューサーの千歳と幸せな毎日を過ごしていた。
住み込みのハウスキーパーの仕事も順調で、ユウキは千歳に応援してもらって、介護福祉士の資格を取ろうと学校にも通っていた。
そんな中、ハウスキーパーをしている家の人が入院している病院へと赴いた際に、涙を流している男性と遭遇する。
娘の心臓病で胸を痛める彼は千歳の仕事の大先輩で親友の高村だった。
落ち着いた大人の雰囲気を持つ高村は、出会った頃の千歳を思わせ、なぜか寂しげな彼を自身も心に傷を持つ、ユウキは放っておけない。
嫉妬深い千歳には「会うな」と言われたけれど、高村と会いたいと思う気持ちは止められなかった。
千歳に内 -
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ネタバレワケあって私立の超エリート校から転入してきた奥野多紀は、可愛らしい顔立ちと幼い見た目だが、恋愛に奔放でモテモテ。
多紀と幼馴染みの浅川瑞貴は王子様のような優美な容姿だが、バイト好き。
元々、瑞貴と親友だった馬庭誠志は、剣道部副主将で純和風の男前。
3人は、同じ都立高校に通う2年生。
ところが、修学旅行で3人でやった王様ゲームから、3人の関係は変わり始める。
王様ゲームで王になったのは瑞貴。
そして瑞貴が多紀にした命令は、「多紀が誠志に告白すること」。
失恋で落ち込む多紀にも、多紀を好きだと言う誠志にとってもこれがベストだと思った瑞貴だったが、誠志との関係で、他の恋人とは違う多 -
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ネタバレほのぼのカップルにちょっとした邪魔者が……というような感じでしょうか??
あらすじ読んで、「希和が探偵!?」って思ったりもしたんですが。
ニケさんは、全部わかってて、その上で掌で踊らされていた感じでした。
収録テープが盗まれる事件が起こって、希和の意外な一面がわかって、ニケさんと希和の関係が更に深まったのかな……?
どっちかというと、ニケさんと希和の関係……というよりも、他のことが話のメインだった様な気がします。
ニケさんの出番が少なくて、ちょっと残念でした。
これがあって、もう1冊あれば、いい感じに話が終わるのかな?
どっちかっていうと、起承転結で言うところの、転の部分