氷上英廣のレビュー一覧

  • ツァラトゥストラは こう言った 上

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     とりあえず読んでみたものの、内容を理解できたとは言いがたい。やっぱり難しい本だ。竹田さんや永井さんのニーチェの解説書を読んで、あまりよくわからなかったから、原書を読んでもわからないのは当然か。もう少しニーチェの思想を解説書で理解し、ニーチェの原書の中でも簡単なものを読んでから読まないといけないかもしれない。
     ただ、文章はとても詩的で美しく、読んでいてとても楽しかった。ところどころに知っている言葉も出てきた。「神は死んだ」や「力への意志」など。それに文章に力があって、アフォリズムがたくさんある。自分のことかもしれないと感じる言葉もちらほら。あまり理解できなかったが。
     ニーチェの思想を理解す

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    2025年12月01日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    上巻の最後に己の未熟さを指摘されたツァラトゥストラは再びこもり、魂の深淵へと踏み込む。永遠回帰、再び同じ人生を寸分違わず生きること。うむ、分からん。生きること、人の有り様の答えを示すものではなく、もがき苦しみながらもそれらの答えを求め続け、深淵に踏み込んでいく男の内観を書き記した物語だと受け取った。

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    2025年06月01日
  • ツァラトゥストラは こう言った 上

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    いつかは読もうと思っていた本。ゴールデンウィークに腰を据えて読みはじめる。神は死んだ、超人になれと説く。うむ、分からん。読み進めたら分かるのだろうか。今は立ち止まらず下巻に進む。

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    2025年06月01日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    ネタバレ

    つづき。

    主人公ツァラトゥストラが、さらに進化していく、そして最終的に自分の理想的な役割を人間との間で果たしうることになったのか…。

    前半あまり民衆たちに受け入れられなかった部分が目立ちましたが、

    少し出直したあとは、最終的に永遠回帰の教師ともいわれるまでになっていっているようです。

    引き続きいろいろと独り言?説教?歌?で語られていまが、同時に、沈黙すること、通過すること、といった部分もあり。

    肉欲、支配欲、我欲、という3つの悪、と言われるものについての述べられていますが、

    無私な生き方を否定し、我欲を至福のものとしてたたえる者を肯定しているようです。

    そして強調されているのは、

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    2024年10月14日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    超人思想は割と理解・共感できる部分が多かったが、永遠回帰はちょっとよく分からなかった。
    演劇調で意外と読みやすく、詰まることは少ないのだが、内容の理解となると話は別になる奇妙な本という印象。
    4部の2人の王や蛭、魔術師との掛け合いが個人的には好き。

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    2024年06月28日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    下巻はまた面白い。ツァラトゥストラが悲鳴が聞こえたのでその原因を探りに行く途中に会う人々。

    みんなツァラトゥストラの洞窟に集結するのだが、最後の方は盛大な演劇的雰囲気の中で「永遠回帰」が語られるのだ。うーん。むずい。これは自分にはむずかしい。というのも、多分自分がこの「永遠回帰」をそういう考えもあるだろうとは思いつつ、受け入れられないタイプだからだ。この辺りがショーペンハウアーは好きだというところと関係があるのかもしれない。

    こちらも最後の訳者解説を読んでから本文にいくことをおすすめする。

    ニーチェの『ツァラトゥストラはこう言った/かく語りき』はいろいろな訳があるようだが、そのあたり自分

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    2022年08月14日
  • ツァラトゥストラは こう言った 上

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    高校の倫理を一通り受けて、興味が出たニーチェの代表作ということで読み始めた。解釈が難しい文章で、一ヶ月かけて、ちまちま読んだが、全然頭に残っていない。所々高校の授業で出てきた思想が出てきて読みやすくなったものの、全体を通して何を言いたいのかさっぱり。。
    こういう書評は低レベルであることは心得ているが、これからこの本を読もうと思っている同志に向けて警鐘の意味を込めて書いた。
    ニーチェの入門書を読んでからまた読み直そうと思う。 

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    2022年03月18日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    結論から言うと、難しかった。
    理解できるような(理解できないことが大半)
    しかし、節々に心が燃えるような感覚を覚えた。
    このツァラトゥストラの思想は、ナチス・ドイツによって政治利用された背景があると聞いたが、確かに精神論に近い感覚で語られているので大衆を扇動するには効果的にも思えた。

    1周では味わえきれないので、また時間を置いて楽しみたいと思う。

    「よし、もう一度!」と思えるような人生を送ろう!

    追記: ウクライナでの戦争を想って。やはり同じ過ちを繰り返す人間は克服することが困難なこととなのだと、心を痛めます。

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    2022年03月01日
  • ツァラトゥストラは こう言った 上

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    そのうち読みたいと思ってた本にやっと手を出した!
    全てをしっかり理解しながら読んだわけではないんやけども、意外と文字は全部読んで読破。
    丸呑みできた感じかな?
    基本的に私も人間最後は自分ひとりという考えやから、共感できる箇所もあった。

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    2021年04月05日
  • ツァラトゥストラは こう言った 上

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    人間とは一本の吊橋であり、片方は超人、もう一方は畜群である。どちらになるかは自分次第である。歯車にならず、モーターとなれ、価値を受容するだけでなく、自らが価値を生み出せ。他人指向型の大衆社会に一喝を入れる力強い言葉が多くある。

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    2015年10月02日
  • ツァラトゥストラは こう言った 上

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    思っていたよりもだいぶ読みやすく、なんとなく言いたいことはわかった。ただ、宗教的な背景などを元にした文がかなり多い為、そちらの方面に明るければさらに理解が深まるかと思われた。

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    2015年08月26日
  • ツァラトゥストラは こう言った 上

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    時代を感じるような、古くさくてお話にならないことが書かれているかと思えば、十分現代に通じる言葉もある。本の整理を終えたら、改めてじっくり読みたい。

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    2013年08月13日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    イギリスに住んでいるときに日本語が恋しくなったら読もうと思って携行していた本。
    どうにか読んだけど、真に理解したとは言えない。
    あと3回くらい読まないとだめそう。

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    2010年09月25日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    下巻です。ニーチェ的な思想というのが、ぼくの頭の中を随分と支配していました。そこから抜け出すのには随分と期間と労力がかかった気がする。すごく毒の強い本です。

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    2009年10月04日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    下巻くらいになると「…もうわかったよ!」ってイライラしてくるのが玉に瑕ですね。読み終えた時の達成感はある。

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    2009年10月04日