谷川多佳子のレビュー一覧

  • 方法序説

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    今後は少し自分には難しいなと思える本を読んでその意味を理解できることで見える世界があるのかと哲学書を読み進めてゆきたい。

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    2025年05月22日
  • 方法序説

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    ポッドキャスト「日本一楽しい哲学ラジオ」のデカルトシリーズを聴いてから読んだので、斜め読みで内容確認。当時の時代背景などが判らないと難解だったり合意しかねない部分もあるが、その点で上記ポッドキャストを聴いて背景を理解してたのですんなり読めた。

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    2025年05月18日
  • 方法序説

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    3/10再読✅

    個人的に5部は一回読めば十分な気がしました。キリスト教的な考えが色濃く、すこし同意しかねます。
    しかし、1〜3部は人生をよりよく生きるにあたって必要な方法が述べられていて定期的に読み直しが必要だなと思いました。
    また4部では神の存在についてデカルトの考えが論理的かつ実践的に書かれているので面白いです。
    6部は5部と同様それほど重視しなくてもいい気がしますが、自分で真理を発見することの重要性、またそれまでの習慣や経験に価値があると述べられている点については、貯金や筋トレ、勉強習慣と似ているなと感じ、そこはぜひ読んでほしいです。

    また、全体を通して「善き理性」「無知の知」が述べられており、前世代のプラトン(ソクラテス)的な考えが垣間見えて面白いです。
    あとやっぱり古典は普遍的なことを言っているものが時代を超えて残っており、現代でも十分通用するので古典読書は大切だなと実感しました。

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    2025年03月10日
  • 方法序説

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    考えることを考える
    薄いけど内容の濃い本だった

    今を生きる私からすると動物の理性の部分とかはうーんと思うところもあったけれど、全体的に現代ってデカルトの時代と大差ないんだなと思った
    テクノロジーは進化していてもね


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    2025年01月03日
  • 方法序説

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    初めてこんなに難しい本を読んだという印象
    自分がバックボーンを知らないのか、翻訳が間違えているのかと思うほどであった
    ただデカルトの思想や物の見方の片鱗は感じられたので再読してみたいと思う

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    2024年08月12日
  • 方法序説

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    近代の原点 理性主義

    書物の学問では1人の良識ある人間の推論の方が多くの手によるものよりも真理に接近しやすいと彼が述べているのがかなり意外であった

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    2024年06月17日
  • 方法序説

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    開始: 2024/5/1
    終了: 2024/6/18

    感想
    哲学の基礎。しかし本人は哲学とは思っていない。後の世の皮肉。しかし偉大な著書の運命なのかもしれない。著者の手を離れた本。歩き出す。

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    2024年06月18日
  • 方法序説

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    集合知や研究の進め方など、現代に通じる考え方が既に確立されていたのだと感じた。独りよがりな主張も垣間見えるが、そこも含めやはり天才だと思った。

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    2024年04月29日
  • 方法序説

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    読み終えて思ったことは、この本は「超慎重派なデカルトが語るエッセイ」だ。簡単に言うと、人が読んだときの反応にとても気を使って書いている。それは「内容を悪いほうに取らないでほしい」や「(デカルトの)いいたいことを間違って捉えないでほしい」など神経質なのかと思ってしまうほど。哲学というと少し立ち入りがたい印象だが、この本はそれほど堅苦しいものでもなく、序説なだけにあまり難しいことは書いてない。単に理屈っぽいエッセイとさえ思えるような敷居の低さがある。これを読んで「神の存在」は肯定してもいいなと思いました(デカルトの狙ったとおりの捉え方ではないと思うけど)。

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    2026年03月10日
  • 方法序説

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    人間は生まれながらにして、永遠不変の本質を知っている。プラトン

    感覚的な経験を積み重ねていくことで、普遍的な知識・判断を導き出す。個々の経験・事実からそれらに共通する一般法則を求める。経験派は蟻の流儀で集めては使用する。合理派は蜘蛛の流儀で自らのうちから出して網を作る▼物事を認識するとき、偏見・先入観を持つな。人のもつ目の錯覚、独りよがりの主観(狭い世界)、うわさ話・聞いた話、伝統・権威の盲信(先生・本が言ってた)に気を付けよ▼経験に基づく知識を使えば、人間は自然(人間を取り囲む環境)を支配できる。F・ベーコン『ノヴム・オルガヌム』1620 (97)

    経験なんて疑わしい。目の錯覚や感覚は人を欺くかもしれない。今は正しくても100年後も正しいとは限らない。どんな経験も夢かもしれない▼ただ疑っている自分が存在しているという事実だけは否定できない。この事実は外界を観察して得られたものではなく、思考そのものに内在している。この確実な自己意識を出発点として、理性による明晰で判明な推論を通じて、一般的な法則が理性によって導出される▼神の存在そのものは「明晰・判明な観念」から演繹される。そして人間の理性は、明晰・判明に把握された認識に限って真であると保証される。そのため自然は数学的秩序を持つものとして理解可能であり、条件付きで主観的認識と客観的世界は一致する。ルネ・デカルト『方法序説』1637 (94)

    感覚や外界の経験はしばしば誤りを含むため、確実な知識の基盤にならない。そこですべての知を一度停止する▼しかしその極限においても、「疑っている自分が存在している」という事実だけは否定できない。思考する主体の存在は疑いえない▼この「明晰・判明な観念」の確実性を支える根拠は神の存在。完全な存在の観念は不完全な存在である人間自身からは生じえず、その原因として完全な存在=神が存在しなければならない。そして神は欺かない存在であるため、明晰・判明に把握されるものは真であることが保証される。この神の保証によって、数学的真理や物理世界の認識は信頼可能なものとなり、外界の存在も正当化される。主観的確実性(コギト)から出発し、神を媒介として(撤退的に疑っていったん無効化された)客観的世界の確実性は再構築される。ルネ・デカルト『省察』1641
    *神なしでも知識は成立するのか。ヒューム、カント
    * 「疑う主体」は本当に“私”なのか

    人間は生まれたばかりだと何も書かれていない書板だ(アリストテレス)。白紙に文字を書くように、経験を通じて、さまざまな事物の観念を手に入れていく。いかなる人間の知識も、その人の経験を超えるものではない。無数の観念を組み合わせて、複雑な観念の知識を獲得していく。ジョン・ロック『人間知性論』1689

    真っ暗闇だと、人は近くに何かあっても見えない。物はその人が知覚しなければ、その人にとって存在していない。人間が「物体」と呼んでいるものは、実際には視覚・触覚・聴覚などの感覚によって与えられる諸観念の集合。私たちは机や木や山を「それ自体として」知覚しているのではなく、色・形・硬さ・音といった知覚内容をまとめて一つの対象として認識している。知覚から独立した「物質的実体」を仮定する必要はない。存在するとは知覚されること。存在とは誰かに知覚されている状態そのものであり、知覚から完全に独立した物体は意味を持たない。仮に自分が知覚していなくても、他人が知覚していれば、その他人にとって物は存在している。誰も知覚していなくても、神は見ているため、存在できる▼抽象観念の存在は否定される。「一般的な三角形」や「物質そのもの」といった概念は、実際には具体的な個別の知覚経験から切り離しては成立しない。人間は常に個別的な観念しか持たず、それを抽象化して独立した実体とみなすのは誤り▼科学が前提とする「物質の背後にある実体」も不要。自然法則とは物質の性質ではなく、神が一定の秩序で観念を人間に与える仕方の規則性。世界の秩序は客観的物質によるものではなく、神の意志によって保証される体系。ジョージ・バークリー『人知原理論』1710
    *経験しか認めないというルールを100%守った結果、物質が消えた

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    2025年08月11日
  • モナドロジー 他二篇

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    モナドなるものの大前提として、神という概念がある。この時代においては「神」という存在は大前提だったことがみてとれる。
    意外なほど簡潔で、それゆえにモナドロジーとはなんぞやという点は難解に感じる。しかし、併録されている論文や書簡においてやや異なる角度で語られるため、なんとなくの理解を補間してくれる。
    訳はとても読みやすい。

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    2019年05月03日
  • 方法序説

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    方法論の基礎、思考の根底について
    時代と地域特有の宗教観、神に委ねる信仰が私には理解できなかった
    後半の怒涛の心臓語りは流し読み推奨
    分かりやすい部分もちらほらある

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    2026年06月19日
  • 方法序説

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    1637年に刊行された「我思う、ゆえに我あり」で有名なデカルトの書籍。屈折光学、気象学、幾何学の論文と抱き合わせで出す計画だった?あらゆる学問を一通り履修した結果、いずれも不確実で堅固な基盤を持たないと感じて、自分でその基盤を考えてやると走り出した人。神の存在とかを議論している。若干拗らせている感じ…

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    2025年10月03日
  • 方法序説

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    この手の本にしては薄く(が、タイトル通り、何かの序文らしいので、本当は夥しい文量なのだろう)取っ付きやすいので手に取った。しかし、やっぱり難しい。われ惟う…に辿り着けたのは良かった。
    この「われ惟う」って空海とかで出てくる仏教の唯識論に似ていますよね?と思うと、東洋哲学は1000年以上前に同じ議論をしており、先進度合いが凄いなあと思う。

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    2025年08月09日
  • 方法序説

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    哲学って世の中をそれぞれベクトルは違えど偏屈な捉え方したものだと思ってたけど、デカルトの考え方はすごく庶民的かつ曲解が感じられないからなんとなく分かるなぁと思えた。医学の部分は発展して発見が多いからちょっと違う部分もあるけどそれもまたその当時の医学の見え方が知れて面白かった。文章が入ってきづらくて読むのに時間がかかったけど最後まで読めた達成感あるからいいや笑

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    2024年05月09日
  • 方法序説

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    子供の頃に読んだ時に衝撃を受け、何年もして再読。匿名で出されていることを知った。
    近代学問の基礎を築いたデカルトが、どのようにしてそれらのもっと学問探究を進めていったかが方法論として語られており、「容易なことから探究し、次第に困難な事象を解いていく」やり方や有名なコギトエルゴスムの考えが示される。
    自然学が発展しつつもまだ宗教勢力に押し殺されていた当時の時勢に対し、デカルトが自身の研究内容をどう出していくかというスタンスについても書かれており、哲学書でありながら彼の思いのような部分も垣間見える所が、どこか好ましくも感じる。

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    2024年04月22日
  • メランコリーの文化史 古代ギリシアから現代精神医学へ

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    ネタバレ

    学術書寄りで重いが、要点は章末にまとめられており関心の薄かった分野で一定の知見が得られた。
    絵画における文脈については興味深い。

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    2022年08月08日
  • モナドロジー 他二篇

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    宇宙を構成する「モナド」の存在や「予定調和」、そして「悪の問題」など、まるで困難や失敗を避けようとする人々の行動に注意を呼び掛けているように感じた。現代社会に自然災害や犯罪など「悪」の事象が神の「最善の選択」として起こっているのは、人々に困難を乗り越えるための方法を考えてもらうためではないのかと思った。これを踏まえると、最後の節のように、宇宙をすべて知り尽くしてしまったら現在をより良くしようと行動しなくなるなと感じた。宇宙と同様に追及し切れない「悪」があるからこそ、日々考える努力ができるのだと感じた。

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    2021年03月30日
  • モナドロジー 他二篇

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    フッサールの『デカルト的省察』相互主観性(間主観性?)でモナドが出てくるので、理解しようと読んでみた。

    知は人類全体の表象=「精神の共和国」(データベース、百科全書etc.)→シュッツも影響うけている。

    モナドは単なる原子論ではない。モナドの一つ一つは表象へのエネルギーを持っており、形而上学的説明がなされる。モナドの表象への運動は、アリストテレスの言う、可能態から現実態へという欲求の運動に対応している。単一のものから変化が生まれるため、単一のなかに必然的に多を含む。記憶が連続的である事(表象の連結)や意識についての言及は興味深い(20~23、26節)。

    一つ一つが表象であり、人間の場合魂と呼ぶが、必ずしも人間を特別視していない。

    注意すべき点は、モナドは「実体」で、「現象」とは異なるということ。イギリス経験論の物質の実体を疑う考えとは相反する。

    モナドは物理的性格+形而上学的性格と考えると腑に落ちる。

    『ダンジクール宛書簡』は、形而上学的点、数学的点、物理的点を区別している。←ここが難しい。
    (『モナドロジー』1節、3節、65節対応)

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    2021年02月19日