日本の小売業界において、注目を集めるヤオコーとしまむら。
ヤオコーは日常消費のメインである食品スーパーをメインとするため、狭域商圏を主戦場としている。
その結果としてあって大量出店をするのではなく、
エリアを絞って深掘りをするという戦略ということか。
店舗での加工処理等を行うための水周り、冷蔵ケース
...続きを読む、冷凍ケースの設置等、
初期投資が大きくなるのも、ヤオコーが地域を絞って展開を進めてきた要因ではないかと思える。
またしまむらは社会現象を起こすほどのブームともなっているが、いまどきの若い子達の消費行動が我々の時代とは大きく異なると言うことを如実に表していると感じる。
すべての店舗で売れ筋商品を大量陳列するのではなく、その店にしかなく今買わないと次に出会うことはないと言うような雰囲気を作り出しているのも、在庫管理を徹底して行ってきた強みが今まさに花を開いているのですね。
しかし、これだけ注目を浴びる企業は、その歴史においても他の企業とは異なることをやっているのは当たり前に思うが、当たり前のことを愚直にやり続けることができたことが、今に繋がっているのではないか?
今後少子高齢化がますます進み、人口減も加速化するであろう。
そんな中で如何に他社と差別化するのか?を考える上で参考になりました。