小川孔輔のレビュー一覧

  • マクドナルド 失敗の本質―賞味期限切れのビジネスモデル

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    マクドナルドが成功した理由は、低価格でバリューの高い商品をスピーディーかつ効率的に清潔で居心地のよい空間で提供することができたから。そのマックが今、JCSIのサービス品質では、吉野家等、他のファーストフードに比べて大きく点数が劣る状況にある。収益性や効率性を優先するあまり、ロイヤルティの高い顧客を失い、100円マックやコーヒーで長い時間居座るマック難民を増やしている。子供たちがハッピーセットのおもちゃを持って遊びまわる光景は、とんと見なくなった。店舗大量閉店とQSCの低下による客離れ。値ごろ感の喪失。他の大手飲食チェーン(ファミレス、和風ファーストフード)に対する競争上の劣位。再成長を始めたコンビニエンスストアの脅威・・・。マックを取り巻く環境は依然として厳しい。この状況からのV時回復が、もしあったとすれば、凄い。これからのマックに注目したい。

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    2015年06月18日
  • マクドナルド 失敗の本質―賞味期限切れのビジネスモデル

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    ネタバレ

    日本マクドナルドのこれまでの財務状況や藤田・原田の戦略比較等の概略をわかりやすく解説している。
    身近な商品だけに興味深い。

    一部日本語が分かりにくい表現があるのと,今後の展望に触れられていないのが,残念。

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    2015年06月10日
  • マクドナルド 失敗の本質―賞味期限切れのビジネスモデル

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    活気のなさ、微妙な清潔感、割高感で最近マックに行く機会がめっきり減ったなあ。本書の分析が正しいのかどうかは別として、まあ、ずっと勢いが続く外食企業ってないよね。そう考えると、頑張ったほうかも。

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    2015年06月06日
  • マクドナルド 失敗の本質―賞味期限切れのビジネスモデル

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    「失敗の本質」というキャッチーなサブタイトルは出版社がつけたものだと筆者も明かしている。この本を通じて目を引くのは、むしろ「成功の本質」の方だろう。藤田時代の最後の10年間(1993年~)と原田時代の10年間(2003年~)は、業績が奇妙な相似形を描いている。前者ではディスカウント戦略が、後者ではプレミアムローストコーヒーなどの付加価値戦略が功奏し、最初の8年間は全店売上高が伸び続けた。しかし戦略効果が剥がれた後は業績が低下し、社長交代に追い込まれる。マーケティングの世界において永遠に有効な戦略というものはなく、藤田戦略も、原田改革も、その時代の時宜を得たからこそ受け入れられ、マクドナルドはファーストフードのトップブランドに登りつめた。全店売上高自体は成長しているのだから、経営者を入れ替えて新機軸を模索するというのは、ガバナンスが効いている証拠でもある。
    それを失敗と呼ぶのは、2014/12月期の大幅な赤字決算など最近の苦境が強く印象付けられているからだろう。「10年の法則」が健在ならば復活の一年目となるはずが、2015年を迎えた今もその兆しすら見られない。その原因はFC化を含む原田改革の負の遺産にあるのか、それとも日本での現場オペレーションを知らない現経営陣にあるのか、この本の評価とも絡んで分かれてくるところだろう。
    米国では新興バーガーチェーンの、日本ではコンビニの追い上げを受ける現在、成長ドライバーを見い出し難くなっているのは確か。過去のFC化が競争力を阻害しているのか、それともトータルオペレーションでセブンイレブンに及ばないから客を奪われているのか、「期限切れのビジネスモデル」などととキャッチーで曖昧に述べていたのではわからない。勢い余ってチェーンストア理論やFCモデルの否定に走ってしまうあたり、便乗本との批判が付きまとうのは故無しとはできないだろう。

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    2015年04月19日
  • マクドナルド 失敗の本質―賞味期限切れのビジネスモデル

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    競合の増加。イノベーションの欠如。ブランドイメージの低下。クルーのモチベーションの低下。マクドナルドの先行きは暗い。

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    2015年02月12日
  • しまむらとヤオコー -小さな町が生んだ2大小売チェーン-

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    日本の小売業界において、注目を集めるヤオコーとしまむら。
    ヤオコーは日常消費のメインである食品スーパーをメインとするため、狭域商圏を主戦場としている。
    その結果としてあって大量出店をするのではなく、
    エリアを絞って深掘りをするという戦略ということか。
    店舗での加工処理等を行うための水周り、冷蔵ケース、冷凍ケースの設置等、
    初期投資が大きくなるのも、ヤオコーが地域を絞って展開を進めてきた要因ではないかと思える。

    またしまむらは社会現象を起こすほどのブームともなっているが、いまどきの若い子達の消費行動が我々の時代とは大きく異なると言うことを如実に表していると感じる。
    すべての店舗で売れ筋商品を大量陳列するのではなく、その店にしかなく今買わないと次に出会うことはないと言うような雰囲気を作り出しているのも、在庫管理を徹底して行ってきた強みが今まさに花を開いているのですね。

    しかし、これだけ注目を浴びる企業は、その歴史においても他の企業とは異なることをやっているのは当たり前に思うが、当たり前のことを愚直にやり続けることができたことが、今に繋がっているのではないか?

    今後少子高齢化がますます進み、人口減も加速化するであろう。
    そんな中で如何に他社と差別化するのか?を考える上で参考になりました。

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    2014年07月19日
  • しまむらとヤオコー -小さな町が生んだ2大小売チェーン-

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     先日の、とことんオーガニック2011のイベントのパネラーとして発表なさっていた、法政大学の小川先生にオーガニック食品について話を伺いに行きたいと思い、最近の著書を読むことにした。

     すると、今すんでいる、埼玉県発祥の企業について書かれてある、この1冊であった。

     しまむらは関西に在住しているときから知っていたが、衣類に興味が無い私にしてみれば、たまに家族に付き添っていく場所であり、経済雑誌に良く登場してくる企業であった。

     しかし、ヤオコーについては、価格訴求に走らず、商品の価値をアピールする食品スーパーが、埼玉県川越本社にあると聞いており、一昨年に近所にも出店されたので、時々見に行くようにしているのである。

     そんな両社の成り立ちから、現在に至るまで、そして双方の違いが取り上げられている。それぞれのお店に行くことが楽しみになる1冊だ。

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    2011年07月18日