小川孔輔のレビュー一覧

  • マクドナルド 失敗の本質―賞味期限切れのビジネスモデル

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    2004年から2014年ごろの日本マクドナルド経営についてのお話。

    その頃にアルバイトとしてマクドナルドで働いていたが、60円ハンバーガー確かにあったなと懐かしい気持ちになったり、閉店ラッシュに巻き込まれたり、その後には店舗改装をしたりしていたなあ。ビックアメリカン施策の時のテキサスバーガーの味は今でも忘れられないほど美味しかったのを覚えている。

    ちょうど藤田社長から原田社長に切り替わった時なのか、とこの本を読んで理解。

    直営店とFC店との違いについても深く考えさせらた本である。

    2015年から現在に至るまでのマクドナルド情勢も気になるところ。

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    2025年08月11日
  • 「値づけ」の思考法 買いたくなる価格には必ず理由がある

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    ・ポイントを還元することで、既存客が再来店する同期を高めることを狙う。さらに、店舗オペレーションに負荷がかからないようにする
    ・価格弾力性は、粗利率の逆数になる(ドーフマン・シュタイナーの公式):粗利が33%の場合、価格弾力性は3。5%の値引きで売上個数は15%(値引き率の3倍程度)伸びると推定される
    ・お客の「考えるコスト」を削減し、購買への近道を作る。商品ごとに品質と価格を比べて検討する必要があるときに感じる時間的・心理的な負担を「Cost of thinking」という。それに対して、ユニクロや無印良品などは、価格帯を狭くすることでお客の考えるコストを軽減している
    ・コインパーキングのよ

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    2022年05月28日
  • マクドナルド 失敗の本質―賞味期限切れのビジネスモデル

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    若い頃あれだけマックに通っていたのに、最近とんと行かなくなった。本書の分析結果と自分がマックから離れていった理由が概ね合致する。
    まずメニュー廃止に代表されるように明らかにサービスの質が低下した。テイクアウトで手提げ袋に入れないのはどういう了見か?紙袋をいくつも持って帰れるか!
    そして24h営業で店舗が汚くなった。
    トドメは客層が悪くなった。長居客で混んでて席が見つからなかったり、キティちゃんのサンダルを履いたジャージ姿のヤンキーの隣でガキが暴れまくってたりして、足が向かない店の代表格になった。これも無定見な価格政策のツケだろう。値下げと高価格商品の交互投入では顧客層は安定しない。結局どっちの

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    2017年07月30日
  • マクドナルド 失敗の本質―賞味期限切れのビジネスモデル

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    プレミアムローストコーヒー、むしろ、まずいと思ったのですけど。これを礼賛するマスコミって。価格を上げれば、他業態の店へ行きますよね?個人的に衝撃的なのは、P148 マクドナルド、モス、吉野家の比較。「他の顧客のマナーが良い」で最低って。

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    2015年06月10日
  • マクドナルド 失敗の本質―賞味期限切れのビジネスモデル

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    日本のマクドナルドが いろいろなトラブルを抱え、
    赤字を大幅に出して、また お客も消えてしまった。

    なぜそうなのかを 小川教授が 
    経済学およびマーケット論から、分析する。
    象牙の塔から 飛び出て 現実の事象を
    したたかに分析し、マーケティング理論を充実させる。
    教授先生は どこまで通用するのか?
    も試されている。

    まさに「水に落ちたイヌを打て」と言う感もある。
    私は ハンバーグが好きだが 
    ハンバーガーが好きではない。
    大きく口を開けてかぶりつくということが
    あまりうまくできない。
    どうも服などを汚してしまう。
    モスバーガーの スパイシーホットドックが好きだった。
    食べやすいのだ。

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    2015年03月07日
  • マクドナルド 失敗の本質―賞味期限切れのビジネスモデル

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    なぜマクドナルドは堕ちてしまったのか? 藤田時代と原田時代で成長と転落の曲線がほぼ同じなのは何か意味があるのか?
    こうした謎を、外部に公表されているいろいろな資料だけから追いつめていく。推理小説のように読み進められる。面白い。

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    2015年02月19日
  • しまむらとヤオコー -小さな町が生んだ2大小売チェーン-

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    小川町から誕生した、高成長を続ける注目の流通チェーンであるしまむらとヤオコー。
    両者の歴史を振り返りながら、転換点、考え方などを考察するビジネス書。
    ヒントになる点がたくさんある。
    教えてくれた友人に感謝。

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    2012年12月19日
  • しまむらとヤオコー -小さな町が生んだ2大小売チェーン-

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    仕事に関係のある業界の話なので読んでみた。2大小売チェーンの「しまむら」(洋服)と「ヤオコー」(食品)にフォーカスをあてた本。ドキュメンタリー調でとても読みやすく、面白い。いずれも今をときめく2企業を、生い立ちから現在までを追体験できる面白さがある。両企業とも、経営陣が非常に勉強熱心であることが伝わってくる。小売というと、生活に密着した身近な業界であるが、その裏側では、絶え間ない改善と苦悩があることがひしひしと伝わってくる。読んでいるうちに、自分も啓発されてくる感覚があった。なかなかいい本だと思います。

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    2012年01月09日
  • ローソン

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    ローソンは独自の戦略で地域に根ざしたコンビニになっていく。

    本書は、ローソンが売上等を回復させていく中でどのような施策を打ってきたのか、そしてどうなっていくかを示してくれる。稚内への進出、フードロス削減、アバター導入に書店併設など、章ごとに展開される話には知らなかったことも多く、とても新鮮な気持ちで読んでいけた。面白いからか、ボリュームの割にさくさく読み進めていけた。

    過疎地などで街のインフラになろうとするなど、これからを見据えた行動が随所にあり、グリーンローソンも一度訪れたいと思った。

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    2025年08月10日
  • ローソン

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    検索しづらいシンプルな名前、何の本か分からないシンプルな表紙、ローソンでからあげくん買いに来てふと目に入った時に衝動的に買ってしまった。 内容はおおむねローソンでの新たな取り組みについて内部から書いていった本。地方への進出によって地域のインフラ同然になっているという話は聞いててなるほどなーと思いました。とても面白かったです。 ただし自分の場合は大学でのマーケティングや商品開発、品質管理に作物栽培関連やSDGs関連の授業経験、推しの影響でやたら北海道の情報が入ってくる、直前に「「無印のカレー」はなぜ売れたのか?」という本を読んでいたなどの影響が有ったため読みやすかったですが、無から読みだすと少し

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    2025年07月28日
  • 「値づけ」の思考法 買いたくなる価格には必ず理由がある

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    主に小売/サービスの値付けを考える時の工夫がまとまった本。
    業態によって、会社の戦略としてどう商品を展開したいのか、競合と比較してどういう位置付けの商品なのか、顧客が何を望んでいるかをベースとして価格設定の工夫例がたくさん挙げられていた。
    自社で使う場合には他社のやり方が良いからと真似するのではなく、きちんとどんな立ち位置なのかをら考えて価格をつける必要があると感じた。

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    2025年01月19日
  • 「値づけ」の思考法 買いたくなる価格には必ず理由がある

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    仕事で価格に関するプロジェクトに携わることになり、プライシングの理解のために読みました。

    色んな企業の価格戦略の手法についてわかりやすく書かれていて純粋に知らない知識を広く理解できた点がおもしろかった。情報量が多かったが、飽きずに読めた。
    UNIQLO、H&M

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    2024年06月03日
  • 「値づけ」の思考法 買いたくなる価格には必ず理由がある

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    基礎が学べたのでとても参考になりました。
    『三方よし』をスローガンに掲げていたのに、安さや売れ行きにこだわっていたので、ロングセラー商品等の定番商品はブランドの価値を下げるイメージになりかねないと気づかされました。
    三方よしのトライアングルが崩れてしまっては私のモットーには反するので値付け思考術を取り入れようと思いました。

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    2024年03月13日
  • 「値づけ」の思考法 買いたくなる価格には必ず理由がある

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    日頃見かける商品に対して「あ、これがこの値段なのはこういう理由?」と考えられるようになり楽しいです。
    濃い〜1冊。
    仮説の段階の話が多かったり、説明が甘いところが散見され、人によっては物足りないかもしれません。

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    2023年04月30日
  • 青いりんごの物語 ロック・フィールドのサラダ革命

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    ロック・フィールドの創業から現在までを振り返る本。相違と工夫で業績を伸ばしてきたことがわかる。
    ところどころに社員のインタビューなどが載っている。社員や関係者以外の読者には、やや分量が多く感じられるかもしれない。

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    2022年06月09日
  • しまむらとヤオコー -小さな町が生んだ2大小売チェーン-

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    1.最近ビジネスモデルをよく学ぶようになったので、学問的な方向ではなく現実で怒ってきた事例をもとに学びたかった

    2.しまむらとヤオコーは埼玉県比企郡小川町で生まれた企業です。この2社は正反対と言っても良いくらい経営スタイルが異なります。例えば、しまむらは徹底的なマニュアル化を推進しますが、ヤオコーでは現場の判断に任せることが多いです。
    ここで大切なのは、どっちが良い悪いではなく、どのやり方が目指す企業像を創っていくかということです。
    一方小売業である2社に共通する部分として、
    1.創業の苦しみ
    2.人材確保とチェーン組織化
    3.独自のビジネスモデルの確立
    という3つの試練があります。
    以上の

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    2022年05月06日
  • 「値づけ」の思考法 買いたくなる価格には必ず理由がある

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    1.営業の仕事で、価格決定に携わることになったので読みました。

    2.価格決定のポイントとして、
    ①季節、時間帯で価格を変えるのか?
    ②利益を出すために利幅をどうするか?
    ③顧客心理をどう利用するか?
    が主になります。
    これらをベースに、自分達のブランドをどう築いていきたいのかを考えていきます。
    本書では、あらゆる企業の価格の意思決定についてのプロセス事例をわかりやすく、丁寧に説明されています。現代ではあらゆることがデータ化されているため、そのデータとの向き合い方についても少し触れているため、営業だけにとどまらず、ビジネスパーソンとして読んで損はない一冊です。

    3.価格は企業イメージを表す1

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    2022年04月06日
  • 「値づけ」の思考法 買いたくなる価格には必ず理由がある

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    値段の決め方を意識することはほとんどなかったけれど、今回プライベートサロンである施術代を決めないといけなくなり、勉強のために読むことにした。
    結果から言うと、直接参考になるものはなかったけれど、世の中のものの値段のつけられ方など学びは多かった。
    自分が求めるゴールドスタンダードなものは存在せず、この基本的考え方を元に、顧客目線やマーケティングの視点を磨いていきたいと思った。

    著書を読んで、私の中の値段に対する考え方が大きく変わった。

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    2022年02月22日
  • しまむらとヤオコー -小さな町が生んだ2大小売チェーン-

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    小説としては筆力がいまいちだけど、学者さんが書いただけあって流通史を学ぶ一つの方法としてはいいかも。

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    2020年09月04日
  • マクドナルド 失敗の本質―賞味期限切れのビジネスモデル

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    過激なタイトルに惹かれて。
    生まれてこのかた、おそらく最も利用してきたファーストフードのマクドナルド。
    価格いじりまくったり、メニュー表撤去(これは大不評だった)したり迷走してたのは知っていたが、意外に日本マクドナルドの歴史がそこまで長くないことや、米国本社とは仕組みがことなっていたり、初代藤田社長と後を継いだ原田さんとでここまで変わるのかという変遷は初耳でとても面白かった。
    利益率改善、会社のスマート化のために直営店からFC店に大きく舵を取ったというのも客目線ではなかなか目に見えてこない情報で興味深い。

    いまのマクドナルドってどうなんだろう?
    著者に問いたい。

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    2020年01月01日