藤巻健史のレビュー一覧

  • 日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

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    ネタバレ

    ・藤巻さんのモルガン時代のディーリング人生とはひたすら「耐えること」
    ・マーケットは人気投票的な動きをするので当初は多くの人間の考え方に流されやすくなる。
     しかし経済学的におかしな動きは時が経てば修正される。

    ・変動為替相場制は「景気の自動安定装置」という偉大なるメリットがある。ユーロ圏はその偉大なるメリットを放棄してしまった。

    ・日本国債の91.7%を日本人が保有しているということは外国人からみて日本国債に魅力がないとも言える。
    ・ゆうちょ銀行。社会主義の権化。個人金融資産の17%を預かる世界最大の銀行。預かったお金の8割は国債の購入に充てられている。

    ・日銀の量的緩和とは
    民間金融

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    2014年12月23日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    日本の財政が如何に危機的状況にあるかが、よくわかった。日本の債券を国民が買っていることによって、債務不履行に陥らない構図が理解できた。

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    2014年11月10日
  • 迫り来る日本経済の崩壊

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    著者に対しては、偏った考え方という印象をもっている方が多いと思います。投資系のラジオでも極端な例ということで名前が出てきます。
    ただ、こうした考え方があるのも事実ですし、書かれていることが頭の片隅にあるのとないのとでは、日頃の備えが変わってくると思います。
    信じる・信じないよりも、こう言った考えがあり、可能性があるということを知っておくことが大切だと思います。

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    2014年08月02日
  • 円安vs.円高 どちらの道を選択すべきか

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    藤巻氏と宿輪氏、為替の動向に対する見方が大局的な二人が議論を戦わせる構成です。本書は、読者の為替相場への理解を深めるでしょう。面白い構成です。金融に不慣れな方でも読みやすいと思います。お勧めです。

    読み進めていくと、お2人とも、ゴールとして目指すものは共通しています。競争力の強化。そこまでのルートが正反対の主張になっています。

    お2人がおっしゃるように、現代社会においては、為替論はもっと前面に出てしかるべきだと思います。

    なお、本文中で宿輪氏が解説をしていた「ハイリスク・ハイリターン」の本当の意味には大きくうなづけました。納得です。

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    2013年07月28日
  • 改訂新版 藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義

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    為替・債券・各種デリバティブ市場における各種商品の価格形成メカニズムを分かりやすく解説。図表も多く、ヤヤコシイ理論を直感的に理解しやすいよう配慮がなされている。先物がなぜディスカウントされるのかなどの重要な点は適度に繰り返され、記憶が定着しやすい。オプション理論などは何度その手の本を読んでも忘れてしまう私だが、この本なら(しばらくは)憶えていられそうだ。

    しかし、例えば金利スワップの利点として、B/Sを膨らませることなく貸出と同値の効果が得られるというのはわかったが、果たしてそれで何か付加価値が生み出されているのかという疑問が沸いた。金融機関の本来の役割(e.g.貸出しによる信用創造等)とは

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    2013年06月02日
  • 日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

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    ばらまき財政と日銀への過度の期待が日本をここまで堕落させた 消費税10%は「焼け石に水」 増税とハイパーインフレは「国家が国民から富を奪うこととなる 日本は世界柄見て非常識なほど再分配社会である 結果兵藤主義を続ければ、日本での新発明はゼロになる

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    2013年05月11日
  • 日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

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    沈没なんて誰も望んではいませんが、可能性はゼロじゃない。
    どうするか?

    「ガラガラポン」のあとはよくなるばかりと藤巻さんは言うけれど・・・
    大混乱するだろうなー。

    不動産なんて買えないから、外貨でも勉強するか。

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    2013年03月01日
  • 日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

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    日本は社会主義国家。格差是正は正義ではない。自助努力がもっと必要。
    公正重視の当社にあてはまっていて怖いけど、まったく言い得ている。公正平等はパラダイスかゆで蛙を作るぬるま湯か。
    しかし、大震災でもきちんと列をつくれる穏やかな国民性は超ラッキーなヒトを生まないが不幸な人の数を少なくすることはできて、それもまた幸せの形?
    為替の根本がようやくわかった。1ドル100円の時に求めた利益20%と同じ利益を1ドル80円で求めようとするとドル価格を上げざるを得ないから競争力が低下する。

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    2013年02月08日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    モルガン銀行等で活躍し、伝説のディーラーと呼ばれた同氏による著書である。今までの通説とは異なる視点、意見等が記述されており、読んでいて面白かった。以下、本書の気づきを記載しておく。

    ・円が「避難通貨」と誤解され、買われた反動は必ず来る
    ・現在、円と国債はバブルである
    ・海外へ資産を避難させよ
    ・円安政策は時すでに遅し
    ・諸悪の根源は円高
    ・マイナス金利策という考え方

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    2012年11月03日
  • 日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

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    藤巻さんのいうことはついつい信じてしまう。
    10年前に外貨預金をやり(大赤字)、そして、この本を読んでまた外貨預金をしてしまった。いつかは来るよね。超円安。
    でも本当。まっとうなことを語ってくれてると思います。

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    2012年10月30日
  • 新版 マネーはこう動く~知識ゼロでわかる実践・経済学~

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    スーパーディーラーといわれている藤巻氏が、持論の現在の日本経済を悪くしている元凶は為替政策であることを中心に据えて、財政問題、日本国債の信任問題、金利の仕組みについて述べているもの。論が偏っているように思えるが、わかりやすく書いているので読みやすい。非常に勉強になった。

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    2012年10月23日
  • 改訂新版 藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義

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    部分的に理解できない部分もあったが、全体として
    金融について勉強になったと思う

    特に長期金利の将来の下落上昇を見越しての
    長期運用と短期借入の組み合わせを利用した運用の方法は
    なるほどと思わされた

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    2012年10月13日
  • 日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

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    日本社会の社会主義(国家制度、民間企業、医療業界などで)、悪平等主義、国債や社会保障への安全神話、一票の格差を憂い、極端に最悪のケースを論じているが、原発事故が起こった今、否定できる人はいない。それを抜本的に変えれる人もいない。著者も、外圧によってしか変われないとも言う。とすれば、「日本の小金持ちさん、早く外国証券に資産分散しなさいよ!」というのが趣旨になってしまうのか。それでは味気ない。

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    2012年10月01日
  • 日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

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    米国 欧州 日本 どこもかしこも経済が壊れ始めている。
    その中でも 日本は・・・。
    日本国債の大半は国内消費だから
    今のところいいかも知れないけれど

    預貯金や保険等の国債を活用した金融商品を持っているのは
    中高年齢層
    今の若年層は貯蓄まで回せず 日々の生活に苦労している人も・・・
    ということは だんだん国債が消化できなくなる・・・
    と 世界がそっぽを向いて
    と 一気に嫌な方向に進む予感が・・・

    沈没した後は 浮上しかないから
    それまで 生き延びられるように 
    対策しなきゃ っと思います。

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    2012年09月25日
  • 日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

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    日本の財政が危ない。
    国家破産かハイパーインフレのどちらになるだろうが著者の意見。

    この意見が正しい、間違っているは時代が明らかにしてくれると思うが、いずれにせよ分散投資が必要であり、銀行に預けるだけ、日本国内のみを考えるのはやめようという話。

    勉強になりました。

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    2012年09月11日
  • 日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

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    日本経済はギリシャ以上に危機的状況。「日本国債の9割は日本人が保有しているから大丈夫」とよく言われるが、日本がこけても直接的な損をするのは日本人のみゆえ、日本の財政赤字は欧州ほどに騒がれない。ここまで累積赤字がたまってしまうと、少々の増税では財政破たんを避けることができない。財政破たんリスクが高まると、ハイパーインフレが起こりえる。
    資産を守る為、外貨資産を保険と考えて買い、インフレに強い不動産の保有も検討すべき。将来日本が財政破たん時には、日本経済の立て直しの為に外圧(IMF)が介入し、外圧により、日本は本当の意味での資本主義国家になるであろう。今後財政破たんが予想されるが、その先にある希望

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    2012年09月06日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    つねづね円高の度が過ぎると思っていたので、読んですっきりした!

    「通貨は国の通信簿であり、円は過大評価されている。本来はもっと円安になっているべき。為替が安定していればよいというのは間違い。」
    なのです。

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    2012年06月19日
  • 改訂新版 藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義

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    金融マーケットについて実例を交えて分かりやすく解説されていて、非常に良かった。
    完全に消化できていない部分もあるが、折々に教科書的に見直したい。

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    2012年04月16日
  • 世界経済「大動乱」を生きのびよ 預金蒸発を防ぐマネー術

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    タイトルに惹かれ「衝動読み」した一冊。

    サブで「預金蒸発を防ぐマネー術」とあるが、自身はすでに預金は枯渇し、運用するべき資産があるはずもない状態の身。

    しかし、

    「十分に有り得る未来」に対して、
    それがどのように到来し、
    どのように振舞うべきか、
    あるいは、どのように準備するべきか、

    が、具体的、詳細に書かれている本書。
    現実的過ぎて、つい一気に読まされてしまった。

    まずやるべきは、住宅ローンの固定金利商品への借り換え
    ドル建て外貨投資(MMF)の検討、英語への真剣な取り組み。。

    ん?踊らされてる^^?

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    2012年04月08日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    ミスター円安が、直近の金融状況を踏まえながら、金融に関する基本知識の解説と、日本経済にとっていかに円安の状況が必要かを説いている。
    為替に興味のある人にはおススメ。

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    2012年03月31日