藤巻健史のレビュー一覧

  • 改訂新版 藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義

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    ネタバレ

    例として出てくる金額が大きすぎてビッくりする。
    こういったお金を動かすことができるのは、仮に損しても耐えうる資金力がないと無理。個人じゃとてもとても。
    ましてや先物なんて実態の伴わない契約は危ないなあっと。
    為になったのは巨額の財政赤字をどうするつもりなのかという考察。結論として、将来のどこかのタイミングでインフレに仕向けるだろうということ。1000兆の借金も1個100円のパンで返済すると10兆個必要やけど、インフレで1000円になったら1兆個で返済できるもんね。

    あとはマイナス金利理論とか円安押しな感じも面白かった。

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    2013年03月10日
  • 日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

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    最近、藤巻さんの本には興味を惹かれなかったが、いまは混沌とした時代。とくに、アベノミクスで円安が急激に進んでいる状況下、自分はどう対応したらいいのだろうと思い、いろいろな本を読みたくなって手にした。

    ニュースや新聞ではアベノミクスの円安誘導政策について、いろいろな意見はあるものの、肯定的な意見が多いように思う。円安によって業績が急回復する会社があると、短期的にはそういう面だけが強調される。

    そんな中で、藤巻さんの本を本でなるほどと思った点もいくつかあった。

    1.藤巻さんの経済に対する基本的な態度

      経済学はあいかわらず有効な学問であり、経済は「微調整のできる
      市場原理にしたがうのがいい」という原理原則を信じている。人為的
      作為的な仕組みは、いずれ限界に達し、経済学の基本である調整
      機能がはたらき、それを修正する。

      経済学的におかしな動きは時が経てば修正されることは、歴史が証
      明しているし、われわれは、それを学ばなければならない。

    2.ユーロ危機の真相

      ユーロとは、「ユーロ圏というひとつの地域内の同一通貨」であり、
      その圏内で通貨の固定相場制を採用していることと同じ。

      一方で、多様な背景を持つ国々が固定相場制をもつということは、
      恣意的な操作であり、自動調整機能がはたらかず、歪が蓄積され
      て破綻する。

    3.日本の状況認識

      日本は見かけは変動相場制に見えるが、その内実は社会主義的
      な金融政策であり、「固定相場制」である。つまり、歪が蓄積されて
      きていて、自動調整機能がはたらいていない。

      また、日本の失敗は為替政策を無視してきたことであり、これによ
      り「もの作り日本」が沈没した。

      「為替」とは「値段・価格」であり、価格競争の上では、為替が高止
      まりすることは、モノだけでなく、サービスでも労働力でも敗北する。

    4.日本の今後

      累積赤字が蓄積した日本は、遅かれ早かれ借金ができなくなる。
      そのとき日本は、「政府機能の閉鎖」か「足りない分の紙幣の増刷」
      の選択を迫られる。紙幣増刷の道を選ぶだろうが、その帰結として
      ハイパーインフレが生じる。これにより国民の富は政府に移行する。

      財政破綻をすると、その後数年は苦しいだろうが、市場が微調整
      を行い、日本は復活するだろう。

    5.個人に対する提案

      日本は遅かれ早かれハイパーインフレ状態になる。だから、リスク
      分散をするためには、円建てではなく外貨建て資産を保険として
      もつことだ。


    このあたりは、なるほどと思った。ただ、疑問に思うこともある。あとがきにこう書いている。
    ------------------------------------------------------------------------------------
    第2次世界大戦で日本はすべてを失いましたが、明日を信じて
    頑張りました。それは希望があったからです。
    ------------------------------------------------------------------------------------
    この部分はまったく同意。

    一方で、現在の「社会主義的な日本」から、「資本主義的な日本」に変わることにより、一度、破綻するであろう日本は、必ず復活するという。ただし、社会全体は競争社会になり、実力社会が到来する。そのとき、日本のプロ野球の年俸から、大リーガー並みの報酬をもらう人もいるだろうし、成功した人は欧米並みの高給を得ることもできるだろうという。

    「はて?」と思う。一定の競争があるのはいいことだが、お金のモノサシばかりで測っていないだろうか。

    明日を信じる「希望」とは、果たして何なのか。
    人にとって「希望」とは、いったい何の意味を持つのだろうか。

    お金のモノサシだけでは測れまい。

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    2013年02月16日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    経済の動きに関しては、固定相場制の弊害はかなり分かりやすかった。
    主張の部分に関しては私の認識が足りないのだろうが、煽りすぎなのでは?と思うこともあったのと、題名の部分に答えや推論がないことなどが気になった。

    筆者の社会的地位や有名度に関して、まあ言ったらどうでも良いというような話もしばしば出ては来るが、なんだか緩い感じで嫌いではなかった。

    為替や先物の部分は私の知識が拙いため、メモ帳片手に読み進めたが、意味がわかるようになっていく過程が楽しかった。
    ヘッジファンドについても、一般的な認識より少し突っ込んだ解説がなされており、興味があっただけに読めて良かった。

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    2013年02月07日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    現場一戦で活躍されている藤巻さんの話は、シンプルで説得力があります。
    円安になればすべてが解決されるようにいわますが、今の日本の閉塞感はいろんな原因があるので、簡単に上向くとは思えませんが。
    金融市場に立っていえば、まずはシンプルに現象を捉えることが大事なんでしょうね。大変勉強になりました。

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    2012年08月02日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    著者が以前より日本の財政破たん、国債、円、株の大暴落を説いており、私もその説をとっていた。詳細確認のために手に取る。消費税増税も決まったし、もう少し大丈夫かなとも思うが、まあ時間の問題だろう。

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    2012年07月20日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    藤巻さんによると日本の財政破綻などにより、円安に進むとのこと。
    これは、私の知っている他の投資家たちの意見と重なる。
    今、ドル、豪ドルは、買い時かもしれない。
    だから、私も・・・・。

    しかし、ヨーロッパの信用不安が収まらないと、もう少しは円高が続くのかなぁ。

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    2012年05月14日
  • 改訂新版 藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義

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    『伝説のディーラー』藤巻健史が過去に大学生への講義で語った内容を、2012年の今のトレンドに合わせて加筆修正した一冊。

    金融に興味のある大学生や、社会人にとっては、為替、先物、スワップ、オプションの知識を広く浅く知るのに適している。
    ただ、結局藤巻さんの自慢話か!と思う箇所が多々あり、教科書的かというとちょっと…

    特に、彼がスワップで如何に稼いだかのくだり。
    彼は社内取引(内部取引)で彼に帰属する収益を上げ、また収益計上に会計のカラクリを使っていたという。それ自体はルール違反ではないし、当時は正当かつ賢い行動なのだが、時価会計が主流の今となっては、なぜわざわざこのカラクリを言う必要がある?=つまりは自慢したいだけ?…とつっこみたくなってしまった。

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    2012年04月25日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    為替を中心とした世界経済の動きと、現状の日本経済の問題点を著者の視点で解説した本。著者のポリシーに則って、円安論を軸に論じられている。
    よかったのは、現在の世界経済を俯瞰できたこと。本書には書かれていないが、世界市場が整理できた事で、各々の通貨の動き、そこから国・企業が向かおうとしているベクトルがイメージできた。日本視点でグローバルを考えても井の中の蛙。

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    2012年04月21日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    C0095 榊原英資財務官発言を利用して、一儲けした人間の話を間に受けろというのですか。玉石混交というか、まあ、読み手のリテラシーを要する本です。ヘッジできない為替リスクを過小評価していると感じました。この手の本にありがちな著者のポジション非開示ですが、興味あります。

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    2012年03月19日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    「円」資産のみでは危険すぎる! 国力が弱いのになぜ円は強いままなのか。2012年に国債・円・株が暴落する理由や、個人が資産を守る方法、そのために重要な為替の知識などを解説する。

    著者の10年前の本は「1ドル200円で日本経済の夜は明ける」。そんなに前から円安になると言い続け、でもハズレっ放し…と思いながらこの本を読んだら、「円安になる」のではなく「円安にしろ」と言い続けていたと主張する。その円安への提案のひとつは「マイナス金利」。ちょっと弱くないか。
    (C)

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    2012年09月23日
  • 世界経済「大動乱」を生きのびよ 預金蒸発を防ぐマネー術

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    初のフジマキ本読む。フジマキ氏は近いうちに、国債の調達が未達に終わり、日銀の国債引き受け、からのハイパーインフレーションが起きる、と言っている。

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    2012年03月02日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    大局的に見ればニクソンショック以降円高を突き進んでいるので、このまま1ドル40円になってもおかしくないと主張する論者も多い。でも、景気死んでるのになんで円強いのおかしくね?とも思ってた。そんなときに見つけたこの一冊。

    そんなわけで今日も為替見てみたら81円を突破している。このあとどっちに転ぶにせよ、怖いのでドルを買っておいた。
    分散投資は俺の資産形成の基本なのでな。

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    2012年02月27日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    藤巻氏の考察があたりかはずれかはわからない。が、円安になると困る人達が日本の実務の中枢部にいることは予測できる。たぶんあの組織…。

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    2012年02月11日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    最近、マーケットと関係ない世界にいることが多かったのでリハビリに読んだ本。表現はともかく、内容に筋は通っていると思う。よいリハビリです。

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    2012年01月28日
  • 新版 マネーはこう動く~知識ゼロでわかる実践・経済学~

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    復習になった。

    準備預金率 → 量的緩和
    ベースマネーは、発行銀行券+日銀当座預金+貨幣流通量。
    MV=PY
    M 貨幣供給量
    V 回転速度
    P プライス
    V 国民総生産
    公定歩合は日銀が民間に貸す金利レート
    政策金利は無担保オーバーナイトコールレート。

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    2011年08月30日
  • 新版 マネーはこう動く~知識ゼロでわかる実践・経済学~

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    ネタバレ

    どうすれば、お金持ちになれるか?っていう本ではない。
    お金の流れの基礎について学ぶことができる本。
    正直、もう1、2回読まんとわからんけど・・・・

    この手の本は、書いた人によって主張が違って面白い。
    自分の主張持てるぐらいまで勉強しましょい!

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    2011年02月27日
  • 新版 マネーはこう動く~知識ゼロでわかる実践・経済学~

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     柄谷行人の『NAM原理』において地域通貨に詳しい北大の西部忠の論考が収められている。その中で1930年代のアルゼンチンにおける地域通貨の実験として、月に 1%ずつその価値が減退する(マイナスの利子が付く)通貨が紹介されている。これって資本の流動性を高める最大のアイディアだよな。
     藤巻 健史がこの本の中で、「日銀が量的緩和を実施したときに、自分はマイナスの金利を提案したが、誰にも理解されなかった」と書いていた。しかし、実際にそのような例は存在したんだな。

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    2011年01月29日
  • 直伝 藤巻流「私の個人資産」運用法

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    「日本はこれから必ずインフレになります」
    という指摘。

    たしかに・・・とうなずかざるを得ない。

    平成19年度予算では、国は税収等で58兆円の収入がある。
    一方83兆円近くを支出している。
    したがって1年で25兆円の赤字が出る。

    毎年赤字が続いているから、累積赤字は増え続け、たまりにたまった借金は830兆円(2007年6月末)。


    こりゃいつか破産するわ。


    破産の先にあるのは、円の暴落。


    だから、円を、資産(=株、不動産)、ドルなどの外貨に変えておかないと、やばいよ。
    円の預金なんかしてたらやばいよ。

    っていう話でした。


    なるほどなー

    と思いつつも、
    この人の予測外れてる部分もあるので、「どないやねん」という思いもある。


    結局経済のこれからって誰にもわかりっこないんかな・・・

    そしたら、経済学者とかストラテジストとかアナリストって、
    なんつー商売だ・・・
    占い師みたいなもんだよな。

    当たったら誉められる。外れても「しょうがない」で済まされる。

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    2009年10月04日
  • 新版 マネーはこう掴む~個人で使えるデリバティブ~

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    2007刊に加筆修正・文庫化。資産運用で成功するためには、デリバティブを使いこなせ。金利上昇と思うなら債券先物を売っておけ。株価下落と思うなら日経225先物を売っておけ。ポートフォリオが重要。先物なら瞬時に構成を変えられる。

    取引はお互いの信用で成り立つ世界ですから、よりお互いを信用する方向に、世の中進化しているってことですよね。

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    2015年12月05日