藤巻健史のレビュー一覧
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購入済み
投資実践はむつかしそう
日本が危機的状況にあることをわかりやすく説明してくださいました。
投資実践のほうは、一般人にはちんぷんかん。かみ砕いて説明してくださっても
よくわかりませんでした。でも、あきさせないようにいろいろ詰め込んだ面白い一冊と
思います。 -
Posted by ブクログ
日本の財政赤字は危機的状況にあり、円の暴落はいつ起きてもおかしくない。円安ドル高でハイパーインフレになる。円の金融資産は紙くず同然に。米ドルMMFや米ドル預金をすすめ、資産を守るべきと説く。リスクを考えて金融資産は分散すべきという大原則を再認識した。それにしても、藤巻さんは日本は崩壊寸前と長年言い続けてきたと思うが、なぜ、これほど長く持ちこたえているのだろうか。そこの詳細な分析が知りたかった。また、ハイパーインフレと言うが、どのくらいの物価上場になるのか、その状況から日本経済はどう立ち直ることができるのか、韓国の過去の通貨危機などを例に具体的に語って欲しかった。
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Posted by ブクログ
ハイパーインフレの危機を言い続ける藤巻氏の警告本。今回はコロナ禍を織り込んだ内容となっている。この方の言い分は以前と変わらず一貫している。後はいつ起こるのかと言う時期が明確でないのでハイパー藤巻、オオカミ少年の様に揶揄されているが、未来は予測できないので仕方がない。過去の歴史から見てもいつかはインフレが起こる事は間違いないので、自己防衛だけはしっかりとしておく。ただドルに変えても日本の息のかかった金融だと結局全部日本に持っていかれそうで怖い。やはりまずはどんな危機にも負けない稼げる自分を磨き上げて備えるのが一番の対策になりそうだ。
後これは愚痴だが、黒田日銀クビにできんのかな。 -
Posted by ブクログ
タイトルの『なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか』は、「円高である理由を説明する」ための問いかけではなく、「破綻寸前の日本において、円高なのは異常である。一刻も早く解消せよ」という意味で捉えるのがよいかと。
著者は、長年にわたって「円安にすべき」と唱えているそうですが、別に「円安万歳」というわけではなく、「現在の円高は異常なので円安に振れるべきである」と言っているだけであり、今後、もし、異常な円安になったら、「円高にすべき」と唱えると思います。
日本経済の停滞をすべて円高に求めるのはどうかと思いますが、その一方で、停滞の原因を円高と考えることが可能な点については、非常に勉強になりました。