藤巻健史のレビュー一覧
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藤巻さんの今後の日本経済の行方と日本人の対応策をまとめた本。
藤巻さんの方針は一貫して超円安、ハイパーインフレ。全くぶれない。ここ4,5年は我慢の年で、ドル建てMMFなどて資産を守ることに専念すべし。大きな山を超えた後は、日本復活するので投資していくべきと。
かなり振り切った考えではあるが、説明され...続きを読むPosted by ブクログ -
前半は現在の円安ドル高の原因を構造から説明してくれる。「円安がこのまま進んで1ドル1000円になる!」という主張はトンデモに聞こえるが、その前提となる構造の解説は筋が通っているので一見の価値有り。
お金の守り方の話は後半から。円から避難して別通貨持とうねー、持つなら流動性があって基軸通貨のドルでねー...続きを読むPosted by ブクログ -
今起きているインフレによって円が今後どうなるのか?また何がインフレをもたらしたのかがよくわかった。日銀と政治家の責任は重い。円ではなくドルを持つようにして自分の資産を守る必要がある
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日銀の財政ファイナンスが今後国民にハイパーインフレとして与える影響に慄きます。自分の資産は自分で守るようにしなくちゃ。コロナが起きて円は加速度を増して円安が進んでいて、この本は未来を見通していたように感じます。Posted by ブクログ
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日銀の異次元緩和へ批判の書 出口がなく、ハイパーインフレを招くしかない
全く同感 対案は、金利政策で、「マイナス金利と円安200円」分かり易い
ただしこれが国際社会、特に米国に受け入れられるかはコメントない
一点解らないのが、「巨大な日銀当座預金」
「銀行引受け-日銀の買取り」の経由で有る限りは、日...続きを読むPosted by ブクログ -
日銀による国債引き受けは、「財政ファイナンス」と呼ばれる国際的な禁じ手。この事態への出口戦略もない。すなわち、ハイパーインフレになることは避けられず、余剰資金は今のうちにドルに換えておいた方がいいとのこと。著者は単なる経済評論家とは異なり、国会議員として黒田総裁に質問し、日銀としての公式回答を得ると...続きを読むPosted by ブクログ
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【日本が直面する危機を分かりやすく説明】
現在参議院議員の藤巻氏の一冊。
詳細は、本書に譲るが、とにかくわかりやすく、とても勉強になる。日本の財政ってヤバイはず!でも具体的に何が「ヤバイ」のかわからなかったけれど、この一冊でとても明確になった。
多少自分で調べないとわからない単語があるけれど、そ...続きを読むPosted by ブクログ -
ドルを買え
藤巻健史さんは昔から円安誘導を言い続けていますが、
これは当時から自分もまったく同意見でした。
今回の本はいよいよ Xディ近し という内容。
書かれている内容は当然の事ながら、
以前から同様であり、
既に藤巻さんの他の本を読まれている方であれば
あえて買わなくても良いかもし...続きを読むPosted by ブクログ -
モルガン銀行でNo1トレーダーであった著者いわく、日本の財政はもはや如何こう出来るレベルではなく、唯一の解決手段は大きな円安とインフレーションによっての債務削減と輸出企業を中心とした劇的な景気回復によるのみである。そしてそのときに対する手段として、米ドルを中心とした外貨の分散保有を強く推奨している。...続きを読むPosted by ブクログ
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読んで、日本株を辞めようと思った。
わずかな資産を米国株で増やす決心をした。
文中の参考書籍も読んでみようと思う。
読破後、視野が広がったと感じるPosted by ブクログ -
金融マーケットについて、ここまでわかりやすく、またバランスよく丁寧にまとめられているのはすごいと思う。内容も、著者の30年の経験をもとにした豊富な事例が用いられていて、とても面白かった。Posted by ブクログ
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■日本経済
1.日本の金融機関は預かった預金で大量の日本国債を買っていることから、ほとんどの日本人が間接的に国債を大量保有していることになる。
2.ギリシャ国債の60~70%はドイツやフランスの銀行が購入している。したがって、ギリシャがこけると、フランスやドイツの銀行が大損する。
一方、日本の国...続きを読むPosted by ブクログ -
2012年2月に改訂された本書は、直近の世情を踏まえて、一般人に近い目線で少し詳しい金融マーケットの解説が書かれており、趣味で資産運用をこれから始めたい方などにはおススメ。
授業の教科書として使っている大学もあるらしい。内容は、一部の専門書に見られる「自身の体験と知識の羅列」では無く、体系だったもの...続きを読むPosted by ブクログ -
面白いんだけど、難しい。難しいけど、面白い。
奥が深い世界だけに全部を理解できるわけではないが、それでも頂点にたったことのあるプロの話はすごいなぁ。
もっと若いときにこのような本があったら、金融のことをもっと勉強したかも…。Posted by ブクログ -
「円はハイパーインフレで紙屑になる」という内容。
この本が出た2022年11月時点では150円台で、今翌年2月時点で130円台なので、著者の予想は短期的には大きく外れてはいるが、論理は納得できるものであり「国力に見合わない通貨高(円高)が続いている」「日銀の黒田バズーカがマネタリーベース(市場供給資...続きを読むPosted by ブクログ -
・財政ファイナンス反対論を長年訴える著者の本。時間がない人は「終わりに」を読めば良い。要点が纏まっている。れいわナントカを支持する人はこれ読んだらなんていうんだろう。
・日銀の財政状況は深刻で出口がなく、また、仮にあったとしても国民に痛みを伴う選択肢しかないということを改めて理解。
・自分に...続きを読むPosted by ブクログ -
日本が危機的状況にあることをわかりやすく説明してくださいました。
投資実践のほうは、一般人にはちんぷんかん。かみ砕いて説明してくださっても
よくわかりませんでした。でも、あきさせないようにいろいろ詰め込んだ面白い一冊と
思います。