藤巻健史のレビュー一覧

  • 異次元緩和に「出口」なし! 日銀危機に備えよ

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    異次元緩和に「出口」なし! 日銀危機に備えよ
    2017/8/19 著:藤巻 健史

    安倍政権と日銀が行った異次元の質的・量的金融緩和(異次元緩和)によって、今の日本経済は極めて危険な状態にある。見えないところでマグマはどんどん大きくなっており、暴力的な噴火、すなわちハイパーインフレと円の大暴落が起きるのは時間の問題。そして残された時間はどんどん少なくなってきている。

    本書の構成は以下の6章から成る。
    ①異次元の危機的状況にある日本経済。ハードランディングはもはや不可避だ
    ②異次元緩和に「出口」なし。いよいよ日銀倒産の危機到来
    ③シムズ理論、統合政府論 世にはびこる楽観論を斬る
    ④「Xデー」

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    2017年11月18日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    なかなかタメになる著書でした…2012年刊行ですので少々古いですけれども、今現在、どちらかと言えば円安の流れになっていますので、著者の予想は当たっていると言えそうですよ…!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    何より日本を「社会主義的国家」とするところが新鮮でしたねぇ…。日本は資本主義とか言いながら、景気が危なかったら政府がテコ入れをして手助けしたりするんだそうな…アメリカとかじゃ考えられないようなことが行われているんですね!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    失われた20年とか言われますけれども、著者にしてみたらこれも円高が原因なんだそうな…20年間もずっと円高というのはおかしな流れだそうで、この先一気に

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    2017年11月13日
  • 異次元緩和に「出口」なし! 日銀危機に備えよ

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    一見それなりに説得力のある主張をしているように思えるが、個人的にはどうも素直にうなづけない。

    この人は学者ではないので、現場の感覚を大事に何が起こるかを予測している点は好感が持てるのだが、そもそも、日本でハイパーインフレが起こるような事態になったら、世界経済はひっくり返ることになるのではないだろうか?

    その時点で、いくらドル資産に逃避してもほとんど焼け石に水。保険にもならないのではないだろうか?

    本書の中では一番納得できたのは、日本人は、切迫つまらないと、構造改革ができないという、いささか本書の中身とは関係のない部分でした。

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    2017年10月14日
  • 改訂新版 藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義

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    個人として株投資を検討していて、その流れで読み始めました。
    私のような金融素人には内容がだいぶ濃すぎました。ただ、ところどころへーとなるところがあって、読みごたえが非常にありました。
    これから金融を職業としてやろうとしている人にはきっとお勧めの一冊だと思います。

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    2016年04月23日
  • 国も企業も個人も今はドルを買え! 「Xデー」に備えるマネー&キャリア防衛術

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    相変わらずの国債暴落とハイパーインフレ、超円安で万策尽きました論。藤巻さんの本は水戸黄門的安定感で何回読んでもストレス無し。

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    2016年04月06日
  • 吹けば飛ぶよな日本経済 破綻後の新しい国をつくる

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    藤巻さんの最新刊。書かれていることは以前から一本筋を通しています。円安論の方ですからね。。自分も根本的には同意見です!!

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    2015年05月29日
  • 迫り来る日本経済の崩壊

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    日本経済は円安になればうまくいくという主張。
    今は日銀が国債を買い続けているので、国債の価値が保たれている。
    これが続かなくなり、価格が暴落すると、ハイパーインフレで円安になる。今の円の価値はなくなるので、外貨で持っておいた方が良い。円安になれば輸出系の企業は儲かり、日本の経済は立ち直るという流れ。

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    2015年03月09日
  • 迫り来る日本経済の崩壊

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    ネタバレ

    ハイパーインフレになれば政府は万々歳だが、国民生活は地獄になる 消費税率が低いのに高福祉というおかしな国、日本 税金で50兆円集め、社会保障費で40兆円を再分配。これで財政が破綻しないわけがない 米ドルのMMFがいい 

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    2014年12月01日
  • 迫り来る日本経済の崩壊

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    -2014/07/17
    危機感は伝わるが、実感がない。NISAも多くの人が購入しているが、そのことを知っている人は一握りである。
    ほとんどの日本人は茹でガエル状態だ。

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    2014年07月17日
  • 迫り来る日本経済の崩壊

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    経済崩壊、国債暴落、ハイパーインフレ...。ここ数年多くの方がこのフレーズをテーマに語られている。確かに国の借金は膨大で、このままでは近い将来何らかの大きな動きがあるのを予想するのは難しくない。ただ私を含め多くの国民は危機感は高くない。正しい情報も入ってこないし、入ってきた頃には後の祭りである。もちろん痛い目にあうのは必至。著者が後半に述べている再生に賭けよう。

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    2014年07月02日
  • 日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

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    日本の財政状況が危機的状況にあるのは周知のことではありますが、それをより詳しく説明してくれています。そしていずれは財政破綻かハイパーインフレのいずれかになるということ(可能性としてはハイパーインフレの方が高いとのこと)、それに備えて保険として外貨(米ドル)での資産を持ちなさいということです。いわゆる資産運用として外貨で運用するという提案であるというのではなく、保険でというのがいかにも藤巻氏らしいです。これを読んでるとやはり自分も外貨資産の比率を増やさなくてはという気になります。

    一方日本に貧乏はいないということを年収をその根拠として議論を進めていますが、その国の物価が違ったら同じ収入でも全然

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    2013年09月29日
  • 改訂新版 藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義

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    第1章 為替のマーケット
    第2章 短期金融マーケット
    第3章 長期国債マーケット
    第4章 金利スワップマーケット
    第5章 オプションマーケット
    第6章 日経225先物・日経225先物オプション
    第7章 運用と調達の考え方
    第8章 金融リスク・ヘッジファンド・その他

    素人の私には理解しにくい部分もありましたが、興味深い内容もありました。
    第1章・第3章・第5章は、勉強になりました。

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    2013年08月20日
  • 円安vs.円高 どちらの道を選択すべきか

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    円安論者の藤巻氏と宿輪氏の対決ではなく根底は共通しているように見える。
    アベノミクスについては例えば大胆な金融緩和の資産インフレ効果は認めながらも、それで景気が良くなるとは思っていない。藤巻氏の場合インフレターゲットがCPIを見てることには明らかに反対で資産インフレなら理解できると。

    確かに同じインフレとは言え株や不動産が上がるのは持ってる人がお金持ちになる話だが、CPIの上昇は後からちゃんと給与が上がらないとお金がなくなるから当然ではある。むしろ一番大事なのは成長戦略と言う点で一致し方法としては規制緩和を含めた構造改革しかない。宿輪氏は資産インフレ効果で景気が上向くとむしろ気が緩んで先延ば

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    2013年08月09日
  • 円安vs.円高 どちらの道を選択すべきか

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    わかりやすい説明が多く、読みやすかった。基本中の基本という感じ。
    しかし、議論が基本的には円安ばかりであったので、タイトルから想像される「円高と円安の魅力・違いについて多角的に知れる」という点では少し違ったかなと思う。

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    2013年06月14日
  • 日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

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    多分、テレビで著者を見て読んでみたいと思った本。約八ヶ月待ち。

    衝撃的な一冊でした。
    日本は破綻寸前である、と。
    分かっているつもりでも、ユーロ危機のニュースを見て、まだ他人事のように感じるけれど、日本は本当はそれどころではない現実を突きつけてくれます。
    日本という国は、社会主義国家であり、本当に貧しい人も少ないし、本当の金持ちもいない。
    そもそも、「貧困層」という定義も、日本国内の所得中央値から割り出す基準と、グローバルスタンダードの基準では違うので、どちらの物差しを使うかで、貧困層である人が貧困層でない人になることが多い、と。
    富者も貧者も、世界的視点にたつと、確かに、貧しいとか富んでい

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    2013年04月30日
  • 改訂新版 藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義

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    ネタバレ

    例として出てくる金額が大きすぎてビッくりする。
    こういったお金を動かすことができるのは、仮に損しても耐えうる資金力がないと無理。個人じゃとてもとても。
    ましてや先物なんて実態の伴わない契約は危ないなあっと。
    為になったのは巨額の財政赤字をどうするつもりなのかという考察。結論として、将来のどこかのタイミングでインフレに仕向けるだろうということ。1000兆の借金も1個100円のパンで返済すると10兆個必要やけど、インフレで1000円になったら1兆個で返済できるもんね。

    あとはマイナス金利理論とか円安押しな感じも面白かった。

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    2013年03月10日
  • 日本大沈没 明るい未来を迎えるための資産防衛術

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    最近、藤巻さんの本には興味を惹かれなかったが、いまは混沌とした時代。とくに、アベノミクスで円安が急激に進んでいる状況下、自分はどう対応したらいいのだろうと思い、いろいろな本を読みたくなって手にした。

    ニュースや新聞ではアベノミクスの円安誘導政策について、いろいろな意見はあるものの、肯定的な意見が多いように思う。円安によって業績が急回復する会社があると、短期的にはそういう面だけが強調される。

    そんな中で、藤巻さんの本を本でなるほどと思った点もいくつかあった。

    1.藤巻さんの経済に対する基本的な態度

      経済学はあいかわらず有効な学問であり、経済は「微調整のできる
      市場原理にしたがうの

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    2013年02月16日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    経済の動きに関しては、固定相場制の弊害はかなり分かりやすかった。
    主張の部分に関しては私の認識が足りないのだろうが、煽りすぎなのでは?と思うこともあったのと、題名の部分に答えや推論がないことなどが気になった。

    筆者の社会的地位や有名度に関して、まあ言ったらどうでも良いというような話もしばしば出ては来るが、なんだか緩い感じで嫌いではなかった。

    為替や先物の部分は私の知識が拙いため、メモ帳片手に読み進めたが、意味がわかるようになっていく過程が楽しかった。
    ヘッジファンドについても、一般的な認識より少し突っ込んだ解説がなされており、興味があっただけに読めて良かった。

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    2013年02月07日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    現場一戦で活躍されている藤巻さんの話は、シンプルで説得力があります。
    円安になればすべてが解決されるようにいわますが、今の日本の閉塞感はいろんな原因があるので、簡単に上向くとは思えませんが。
    金融市場に立っていえば、まずはシンプルに現象を捉えることが大事なんでしょうね。大変勉強になりました。

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    2012年08月02日
  • なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか

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    著者が以前より日本の財政破たん、国債、円、株の大暴落を説いており、私もその説をとっていた。詳細確認のために手に取る。消費税増税も決まったし、もう少し大丈夫かなとも思うが、まあ時間の問題だろう。

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    2012年07月20日