ハンス・クリスチャン・アンデルセンのレビュー一覧
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大好きな本です。ずっと岩波文庫の大畑訳に親しんできましたので、特装版嬉しいです。挿絵がガラリと変わっていますがりぬなんん
月の光が
愛すべく人たちにやさしくキスするところが好きです。
なつかしい月は
詩人のさみしい部屋のおくまでやさしい光をさしこんで
ほんの短い時間 月が見てきたことを話してくれ...続きを読むPosted by ブクログ -
子どもというより大人が良さをしみじみと味わえる絵本。クリスマスのお話かと思いきや、まるっきりそうではない。目の前の幸せを大切にしたくなる。Posted by ブクログ
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もみの木は大人になった時にねずみさんが来てくれたんだけど、みんないなくなっちゃって寂しがっていました。
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「白鳥の王子」というタイトルでも知られていますね。印象的な場面が多いせいか、池田浩彰氏挿絵の絵本もアニメ映画も美しかったと覚えています。
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月が語るものがたりではあるのだけれど、まるで詩を読んでいるかのような印象。
絵もすてきだし、箱入り、装丁もすてき。Posted by ブクログ -
児童書の大定番、みにくいアヒルの子。漢字だと随分イメージが変わるものですね。翻訳の言葉も大人向けのような気がしました。色々な鳥が出てくるんですね。
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アンデルセンを読むと、よくまあこんなにお話を思いつくことと感動する。物が簡単に喋り出す、擬人化の描写などは日本人の好みに合っているのかも知れない。視点が幼児だとも思う。そのくせ大人のアイロニーなんかもあって。長く愛されるわけだ。
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アンデルセンの中でも異色のような気がする。「旅の道づれ」というタイトルで読んだ事がある。主人公が好い人なのか天然なのか我儘なのか、読み手によって異なってみえると思う。
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タイトルだけうっすら記憶があって、どんな話だっけーーと読んでみたら、随分と切ない話でしみじみしてしまいました。なんだか人間にも当てはまるもみの木の言葉。
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愛蔵版!
絵がいっぱい。
月が語る物語が、真珠のようで素敵。
漢字には「かな」がふってあり小学生でも読みやすいと思う。
もちろん中学生でも、読みやすい。
章のラストに補足もありわかりやすい。
万華鏡のでように多彩で美しい。
アンデルセンの想像の世界が凝縮されていて、独特の抒情詩的な詩美がただよってい...続きを読むPosted by ブクログ -
うろ覚えだったお話、きちんと読めて良かったです。ラストのイメージが印象に残っていました。せつなく、でもじんわり来ます。
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アンデルセンに、中国(日本の名前も登場する!)を舞台にした話があるとは知りませんでした。タイトルの「さよなきどり」、ワイルドの「ナイチンゲールとバラ」を思い出しましたが、全く違うテイストの話でした。
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有名なお話だけど子供向けに改訂したバージョンも沢山あるので、改めて読み直したいと思い…。読んでみてビックリ、(よく削除される)ラストだけでなく中盤もかなり違う印象。残酷さよりも赤い靴に魅入られた不気味さが怖い。