【感想・ネタバレ】愛蔵版 絵のない絵本のレビュー

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Posted by ブクログ

大好きな本です。ずっと岩波文庫の大畑訳に親しんできましたので、特装版嬉しいです。挿絵がガラリと変わっていますが。。

月の光が
愛すべく人たちにやさしくキスするところが好きです。

なつかしい月は
詩人のさみしい部屋のおくまでやさしい光をさしこんで
ほんの短い時間 月が見てきたことを話してくれる。

「わたしの話すことを絵におかきなさい。
そうしたら、とてもきれいな絵本ができあがりますよ」

大好きなのは第三十三夜 最後のお話し,

ねむる前に主の祈りをとなえる小さい女の子。

おかあさんがお祈りの途中でさえぎりました。
「おまえは、今日もわれらに日々のパンをあたえたまえ、といってから、まだなにか言ったことね…それはなんなの?おかあさんに言ってちょうだい。」

「おかあさん、おこらないでね!
あたしね、こうお祈りしたのよ。
『そして、パンの上にたくさんバタをつけてくださいまし』って!」

きゅゅゅゆん!

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2023年08月10日

Posted by ブクログ

月が語るものがたりではあるのだけれど、まるで詩を読んでいるかのような印象。
絵もすてきだし、箱入り、装丁もすてき。

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2023年02月14日

Posted by ブクログ

愛蔵版!
絵がいっぱい。
月が語る物語が、真珠のようで素敵。
漢字には「かな」がふってあり小学生でも読みやすいと思う。
もちろん中学生でも、読みやすい。
章のラストに補足もありわかりやすい。
万華鏡のでように多彩で美しい。
アンデルセンの想像の世界が凝縮されていて、独特の抒情詩的な詩美がただよっている。
朝の読書に最適。

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2022年05月05日

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