作品一覧

  • 愛蔵版 絵のない絵本
    4.2
    1巻2,640円 (税込)
    「この世界の⽣活は,⽉にとっては⼀つのおとぎ話にすぎません」ひとりぼっちの若い絵かきのもとへ,夜ごと友だちの月が訪れて,空から見たことを聞かせます.月のまなざしが照らしだすのは,悲哀に満ちた地上の人びとの風景.旅を愛したアンデルセンの詩情あふれる名作を,絵本作家・松村真依子の柔らかな水彩絵で贈ります.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • アンデルセン童話集 1
    4.7
    1~3巻814~869円 (税込)
    グリム童話とならんで世界中の子どもたちに親しまれている、真情あふれる童話集。「おやゆび姫」「皇帝の新しい着物」「小クラウスと大クラウス」「みにくいアヒルの子」など11編。

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ユーザーレビュー

  • アンデルセン童話集 1

    Posted by ブクログ

    初心に帰って世界的な童話を読み直し。
    ■親指姫
    まず親指姫の育ての親が不憫。(ヒキガエルの元から逃げ出したあと帰る気ゼロなのなんで~!)
    次にスイレンの葉に勝手に括られた白いチョウ。葉をはやく水面を走らせるために、リボンで結んじゃうって、、
    かわいい親指姫に利用されて、結果的に命を落とすの悲惨すぎる。

    あと全体を通してルッキズムがすごくてもはや面白い。親指姫はかわいいから攫われて結婚させられそうになるし、でも誰かに助けられるし、養われるし、最終的に理想的な王子様と結婚する。

    親指姫の内面の美しさについては、あまり言及がない。(ツバメを介抱した献身性くらいか)
    ヒキガエルやモグラの求婚を拒ん

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    2024年12月11日
  • 愛蔵版 絵のない絵本

    Posted by ブクログ

    アンデルセンはどうしてこんなに子どもの気持ちが、分かるのでしょう。
    特に第二十二夜の話が好きです。
    私が悪いのかなあって感じる心は優しさ、寛容さ、純粋さなんだと思います。

    大人になると出来事が複雑になり、罪を感じる気持ちがどこからくるのか見えなくなりますが、それってもしかしたら遠い遠い子供の頃の自分の声かもしれません。

    リストラ、失恋、死別など世の中には自分の力ではどうにもならない事故みたいな出来事があります。ああすればよかた、こうすればって後悔することも。
    でも、これって私のせいじゃないかもって肩の荷物を下ろすきっかけになりそうなお話です

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    2024年09月20日
  • 愛蔵版 絵のない絵本

    Posted by ブクログ

    大好きな本です。ずっと岩波文庫の大畑訳に親しんできましたので、特装版嬉しいです。挿絵がガラリと変わっていますが。。

    月の光が
    愛すべく人たちにやさしくキスするところが好きです。

    なつかしい月は
    詩人のさみしい部屋のおくまでやさしい光をさしこんで
    ほんの短い時間 月が見てきたことを話してくれる。

    「わたしの話すことを絵におかきなさい。
    そうしたら、とてもきれいな絵本ができあがりますよ」

    大好きなのは第三十三夜 最後のお話し,

    ねむる前に主の祈りをとなえる小さい女の子。

    おかあさんがお祈りの途中でさえぎりました。
    「おまえは、今日もわれらに日々のパンをあたえたまえ、といってから、まだな

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    2023年08月10日
  • アンデルセン童話集 2

    Posted by ブクログ

    アンデルセンってこんなに素敵な言葉を書く人だったのねー、
    とうっとりする人魚姫がやっぱり一番好きかなー。

    他のお話も、教訓だったり寓話だったり、
    幅広いのがすごい。
    全巻揃えたい。

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    2013年05月09日
  • アンデルセン童話集 1

    Posted by ブクログ

    ハンス・クリスチャン・アンデルセン(デンマーク語読みではハンス・クレァシテャン・アナスン)だそうです。
    裸の王様,みにくいアヒルの子,おやゆびひめ,雪の女王など,よく知られた話も多いですが,特に好きなのは次の2つ。アンデルセンの童話の中ではちょっとマイナーかもしれない。知る人ぞ知るってやつか。知らない人は知らない。

    「赤いくつ」
    すっぱりと切られたカレンの両足が赤いくつをはいたまま,どこまでもどこまでも踊り続けていく姿のすさまじさ。カレンの小さな部屋が変化し,大天使とともに天に召されていく場面の美しさ。イメージが圧倒的。

    「エンドウ豆の上でねたおひめさま」
    そんなこともあるのかあ,,子ども

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    2009年11月28日

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