大畑末吉のレビュー一覧
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大好きな本です。ずっと岩波文庫の大畑訳に親しんできましたので、特装版嬉しいです。挿絵がガラリと変わっていますが。。
月の光が
愛すべく人たちにやさしくキスするところが好きです。
なつかしい月は
詩人のさみしい部屋のおくまでやさしい光をさしこんで
ほんの短い時間 月が見てきたことを話してくれる。
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アンデルセンってこんなに素敵な言葉を書く人だったのねー、
とうっとりする人魚姫がやっぱり一番好きかなー。
他のお話も、教訓だったり寓話だったり、
幅広いのがすごい。
全巻揃えたい。Posted by ブクログ -
ハンス・クリスチャン・アンデルセン(デンマーク語読みではハンス・クレァシテャン・アナスン)だそうです。
裸の王様,みにくいアヒルの子,おやゆびひめ,雪の女王など,よく知られた話も多いですが,特に好きなのは次の2つ。アンデルセンの童話の中ではちょっとマイナーかもしれない。知る人ぞ知るってやつか。知らな...続きを読むPosted by ブクログ -
今回再読してみてまず最初に感じたのは、アンデルセンの童話こそ「大人のための童話」なのかもしれない・・・・ということです。 これは翻訳の力が大きいのかもしれないのですが、KiKi にはこれらの童話が童話・・・・というよりは詩に近いものに感じられました。 ・・・・と同時に色彩描写の美しさには目を見張...続きを読むPosted by ブクログ
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アンデルセン童話集はこどものときに読みあさりました!!人魚姫、親指姫、みにくいあひるの子、今思うと私の志向パターンの原点は結構昔話にあったりするのかもしれません。。。。Posted by ブクログ
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月が語るものがたりではあるのだけれど、まるで詩を読んでいるかのような印象。
絵もすてきだし、箱入り、装丁もすてき。Posted by ブクログ -
この物語を通して、アンデルセンの人物像や現実ではありえない不思議な体験が読み取れるのでぜひ読んで、理解して欲しい。お勧めの話は、少クラウスと大クラウス。Posted by ブクログ
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[ 内容 ]
献身的な愛をささげる美しい「人魚姫」、高慢でおしゃれな「パンをふんだ娘」、寒さにふるえる貧しい「マッチ売りの少女」など、人間への深い愛情にあふれたアンデルセンのお話12編。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
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愛蔵版!
絵がいっぱい。
月が語る物語が、真珠のようで素敵。
漢字には「かな」がふってあり小学生でも読みやすいと思う。
もちろん中学生でも、読みやすい。
章のラストに補足もありわかりやすい。
万華鏡のでように多彩で美しい。
アンデルセンの想像の世界が凝縮されていて、独特の抒情詩的な詩美がただよってい...続きを読むPosted by ブクログ -
大畑末吉訳による『完訳アンデルセン童話集』は全7巻だが、岩波少年文庫では3巻におさめられており、その最終巻。
有名なところでは『赤い靴』、『雪の女王』を収録。『赤い靴』ってこんなに殉教的な話だったんだ。
『雪の女王』は子供の頃、レコード付きの紙芝居をもっていたので話は知っているつもりだったのだけ...続きを読むPosted by ブクログ -
『アンデルセン童話集 1』は『おやゆび姫』や『みにくいあひるの子』など、いかにも子供向けの童話!という感じの話でしたが、『童話集 2』は『人魚姫』、『マッチ売りの少女』など、アンデルセンの中でも暗い話満載で本領発揮という感じです。
靴を汚したくなくて白いパンを踏んだため、泥の中に沈んでしまった...続きを読むPosted by ブクログ -
人魚姫の美しい世界の表現は本当にすばらしい!
最後に救いが残されていることは知りませんでした。
足、いたそう。
あと、「野の白鳥」も、ちゃんと原作を読んであらためてこんな物語だったな〜と懐かしく思いました。
魔女のいる墓場を通っていったり、色々知らなかった部分もありました。Posted by ブクログ