秋乃茉莉のレビュー一覧
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久しぶりの新刊
このシリーズが好きで折りに触れ読み直してます。久しぶりのせいか、背景などの印象が少し変わったかな。歴史物だけにもう少し丁寧に描き込んであると嬉しいなあ。
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3巻(最終巻)。
全ての元凶だったモレクの生い立ちや人生が明らかになるにつれ、復讐したくなるのも解る気がしてしまったので、彼の神や国を恨み憎む気持ちがうまく昇華される展開になってホッとしました。それにより、楽器の精たちも天に帰り侵略者達も立ち去り…と、なんともあっさり解決して終わってしまったなぁという気もしますが、お話としては上手くまとまっていて良かったと思います。
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2巻。
カラクリの中から出てきたツギハギな身体の少年・アースィム。東宮・ルトフィーそっくりな彼の正体は明らかになりますが、それを創り現在東宮と一緒に隠れている占い師・モレクの目的が不明で不気味です。「13番目の楽器」も明らかになり、侵略者の捕らわれの身となりにいくミシュアルと楽器たちとアースィム。最終的な敵は、侵略者ではなくモレクの様ですね(侵略者さえも、彼に踊らされた感あるなぁ)。次巻が最終巻、どういう結末になるのか楽しみです。
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1巻。
謀反で転覆した国お抱えの楽師たちが、王妃から生きたからくり人形を託され後宮から逃げて…てな所から始まる物語。絵が少し苦手でしたが、アラビアン風味の衣装や魂の宿った楽器たち…等々好みの設定で読んでしまいました。国家転覆の原因になった占い師と生き残った皇子、気難しい楽器の精が選んだ奏者(カラクリ人形)、12しかない筈の楽器と楽師の13番目、そしてカラクリ人形の正体…ナドナド、1巻終了時点で伏線がいっぱいです。全巻まとめて読みたい作品^^♪