榎本ナリコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ10~15年前、俺はセンチメントの季節でこの巻が一番好きだった。
当時なら★5あっただろう。
今読み返してみると…やっぱり面白い。
だが、★5は無いかもなあ。
何か、★5になるための何かが足りない。
特にこの年になって立ちの悪さを実感してくると、
19かそこらで老人はあり得ないってw
まあ、この漫画のあらゆる性描写、
いや、性描写に限らず色々あり得ないからいいんだけどさw
夏好きの俺としては、
過行く夏を惜しんで夏を再現するあの感じが一番好きですね。
次は伊藤の短歌を褒める男の存在w
細かい所では、夏のシーンでは服着てHしてるのがいいですね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこれを読んだ2000年くらいの時は、すげーハマったなー。
読んだ事ない世界、体験したことのない読後感。
「深い」と感じさせた。
今になって、10~15年ぶりくらいに読んでみると。
妙に空々しい。
「浅い」とすら感じる。
単純に年のせいないのか、性欲が衰えたのか、
色恋沙汰やセックスに縁遠くなったのか、
「はいはい、そういう時期あったよね」って感じになっちゃう。
本心なのか、受け入れ拒否なのかは分からない。
話は読めば思い出すものの、ほとんど忘れていた。
ただ、10~15年間忘れなかった、唯一覚えていたのが第六話のラスト。
あのラストは凄くいいね。
心に残る。 -
Posted by ブクログ
タイムトラベルによって自分の願いを叶える、ではなく叶えた後がメインの話。
過去を変える代償だとか割と重たい要素を含んでいるが、主人公の少女のおかげでさくさくと読み進められる。
タイムトラベルのロジックはよく練られているものの一気に説明されたり唐突かつ長々と過去話が語られたり、展開が転がっていくのが速く、最初は理解がなかなか追いつかないのがちょっと難点。
でも設定を出して終わりではなく伏線がちりばめられているのが窺えるし、先が読めそうで読めないので続きを読みたくなる。
一見明るく振舞っているキャラクターが内に何かを抱えているというのも個人的に好み。