田口善弘のレビュー一覧

  • 知能とはなにか ヒトとAIのあいだ

    Posted by ブクログ

    脳は現実世界のシミュレーター。非線性非平衡多自由度系。線形・平衡で物事を考えている。すっきりした世界。かといって非線形非平衡がすっきりしないわけではなく,それはそれで1つの解だろう。キーワードになりそうな感覚はあるが,それをうまく関連づけられる状態ではない。第6章「なぜ人間の脳は少ないサンプルで学習できるのか」は関連知識があるので読みやすかった。基盤モデル+転移学習,というのも興味深い。一般知能gと広範能力・限定能力にたいなもの?異種間の知能では身体性に言及される。知能についての研究を思い出させてくれた。

    0
    2026年03月14日
  • 知能とはなにか ヒトとAIのあいだ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    生成AIに知能はあるのか、そもそも知能って何?について科学的に解説した本。

    自由意志に興味があって、それの理解の一助になればいいなと思って読んだけど、専門家じゃない人にも優しく説明しているんだろうが、いかんせんこちらが理科オンチすぎて何が何だかわからなかった…ところどころ出てくる専門用語でお手上げでした…
    でもシンギュラリティはない(あっても人類をどうにかするようなことはない)と書いてあった気がして、得るものはありました。

    0
    2026年03月13日
  • 知能とはなにか ヒトとAIのあいだ

    Posted by ブクログ

    近年盛り上がっている生成AIと人の知能を比較することで、知能について考察した本。
    著者の田口氏の本といえば、30年ほど前に『砂時計の不思議』を読んだことがあります。
    非常に面白かった記憶があるので、本書は、著者の名前を見つけた瞬間に手に取っていました。

    現在の生成AIは、「非線形非平衡多自由度系」と呼ばれるモデルの延長線上にあるそうで、これは、人の知能とはまったく違う形での知能の実現、とのこと。
    かつて非線形非平衡多自由度系の研究者であった田口氏は、生成AIに到達できる可能性があったわけで、そのことをかなり悔しがっているように見受けられます。
    それゆえ、若干感情的な論調なので、「客観性に欠け

    0
    2026年01月24日
  • 知能とはなにか ヒトとAIのあいだ

    Posted by ブクログ

    AI研究の発展と知能研究の交差や関係について物理学者の目線で語るという内容。昨今の生成AIの隆盛の中で開発に関わる技術者からの解説や、あるいはAIと人類あるいは社会との関係を哲学的な視点から考察するものなど、関連する書籍は多数あるが、本書の特徴はAI研究という意味で関連はしているけれど生成AI的なものを生み出すには至らなかった分野の物理学者として、これまでのAI研究の技術的な変遷などが俯瞰的に構成されていて全体像がわかりやすいという意味で新書として良い内容だと感じる。

    知能とは世界をシミュレートするものであり、生成AIもまた世界シミュレーターだが人間の知能とは異なるやり方でそれを実現している

    0
    2025年11月28日
  • 学び直し高校物理 挫折者のための超入門

    Posted by ブクログ

    第一部:力学編、第二部:電磁気学編、第三部:熱力学編、第四部:波動編、第五部:原子・分子編。絵や図解でなるべく分かりやすくと解説がされている。「なーんだ、そうだったのか!」とはなかなか思えないけどね(汗)筑摩新書の「やり直し高校物理」も前に読んだんだったな…。

    0
    2024年04月13日
  • はじめての機械学習 中学数学でわかるAIのエッセンス

    Posted by ブクログ

    数学的概念はイメージが重要なんだけど、そこはすごく良い本だと思う。イメージは、人によって、誰に教わったかによって、結構違うので、個人的にも、なるほどそーゆーイメージか、という気づきがあって良かった。ただ、深層学習の冒頭部分の歴史認識とか用語は、自分の認識と違ってた。

    0
    2023年02月06日
  • 生命はデジタルでできている 情報から見た新しい生命像

    Posted by ブクログ

    物理学者であるシュレディンガーは、生命とは何かという著作を残し後進に多大な影響を与えた。物理学科の先生が生命とデジタルとの親和性の高さをあらゆる事例を紐解きながら解説する。のびのびとした内容に著者の情熱が感じられた。これからこの分野を目指す方に良いかも。

    0
    2020年08月11日