Number編集部のレビュー一覧
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中村俊輔引退記念号のNumberPLUS。
クラブでも代表でも活躍し、多くの観客に喜びを与えてくれた選手でした。彼のプレーで記憶に残っているのは、なんといってもCLのFKでしょう。表紙にもなっているマンU戦です。2戦目ね。
1戦目も覚えているのだけど、あれはファンデルサールが舐めてた分があったと思うのですよ。それを踏まえて同シーズンの2戦目でのFKなのでね。見ていましたよ、スカパーで。期待に応えてくれたFKでした。あれは、日本人のFKの記憶として忘れない一撃です。
セルティックのクラブレジェンドとして語り継がれる存在になっているのも、中村俊輔の凄さを語る上で外せないこと。外国籍選手がレジェン -
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2022年5月1日に亡くなられたイビチャ・オシム。
日本人による日本人のフットボールを目指した彼と共に歩んだ時間は、多くのファンを惹きつけ、いまだにその夢を追い続けてやまない。
ジェフをナビスコ優勝させ、阿部や羽生をはじめとして多くの選手を育て、独特の言い回しで人々を魅了したオシム。監督会見でなかなか本音を引き出せずにいた記者たちが、協力して立ち向かったというエピソードが好きです。誘導されていることに気づいたオシム、その瞬間に彼の本音が一番見えた、とかだったかな。後藤健生さんがサッカーおやじ会で言ってましたね。
これは、同じ質問を繰り返すしかないマスコミとは一線を引くエピソードとして好きです -
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マラドーナ追悼のNumberPLUS。
現役時代を見ることがなく、アーカイブ観戦のみのマラドーナです。
「神の手」と「5人抜き」は何度見ても、わくわくぞくぞくが止まらない。同じ試合で、サッカーの光と闇を鮮やかに描き出した衝撃たるや。もちろん、あの試合だけでなく、数多くの光と闇を交錯させてきた選手生命でした。
表紙は18歳のマラドーナ。原石から、光り輝く至宝となるまでの軌跡を同時代に経験した人々にとっては、神だったのでしょうね。昨今、便利使いされてしまっている「神」という言葉。マラドーナぐらいの衝撃があってこそだと思います。
翻って、自分の中でマラドーナのような経験をしたサッカー選手は誰だろ -
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毎年恒例になりつつあるNumberプロレス総選挙。アイドルなんかより、こっちの方が注目ですよ。2018は内藤哲也が1位。レッスルマニアでベルト巻いていれば、中邑だったろうになぁ。
巻末のマサ斎藤応援を読んだ次の日に、訃報が届きました。
単純だけど、頑張ってほしいと思っていただけにショックは大きい。
自分も年齢を重ねてきて、第一線で活躍する選手は当たり前のように年下。テレビで見ていた、活躍していた人々を見送ることが増えてくるんだなぁ、と。
矍鑠なレジェンド。いぶし銀のベテラン。意気揚々なルーキー。どの世代でもやっぱり、一瞬一瞬のきらめきを忘れてはいけないなぁ。
ベイダーの訃報もこたえたなぁ -
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購入済み
長嶋茂雄追悼号
表紙に長嶋さんが出ているこの号は買っておこうと電子版で入手しました。
天覧試合の記事から始まる特集はやはり読み応えはありましたが、とはいえ現役の選手時代をリアルタイムでは見ていなかったので(王さんの756号騒ぎとかは鮮明に記憶しています)、NPBの歴史の一部と感じるところです。
特集意外の記事は概ねいつも通りでした。 -
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NumberPLUS「完全保存版 サッカーに愛された男 小野伸二の全て」。
表紙の笑顔と巻頭見開きの笑顔に変わりがないのが素晴らしい。あぁ、小野伸二ってこういう人なんだよなぁ、と思わせます。
日本人のサッカー選手で「天才」とは?と聞かれたら、小野伸二と答えます。理由は?と聞かれたら、アーカイブで動画見てくれればわかる、と言いますね。答えとして適当かどうかは置いといて。「天才」以外に名付けるとするならば「太陽」ですね。「太陽王子」と言われたのはキャプ翼の葵新伍でしたが、小野伸二も相応しいと思います。
重ね重ね思うのは、フィリピン戦での怪我がなければ、彼はどこまで登って行ったのだろう?どこまで -
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2020東京五輪総集編のNumber PLUS。
いろいろとハード面でケチのついた大会だったですが、アスリートの活躍には素直に感動でした。この両面があったということを、後世に伝えていくべきでしょうね。
女子サッカーが一番残念だったかなぁ。というよりも、サッカーは男女ともに、最後まで監督の手腕というものが見えなかった気がするなぁ。特にカタールW杯予選が始まっている2021.10現在としては、余計にそう思う。
男子も女子も、監督の手腕ありきでなく、選手の自主性というか現場の判断ありきで戦ってゆこう、という長期目標を立てているのかなぁ、やはり。
それは理想系の一つであるのだけども、実行するにはチー -
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ロシアWC総集編。
奥田秀朗さんのエッセイがないのが寂しかったです。
ロシアを終えて、次なるカタールへと続く日本代表のかじ取りは、森保一に託されました。世代交代と、日本サッカーの確立化、二つを同時にこなさなければならないであろう困難な旅路。五輪もあるし。
どんなサッカーをくみ上げるんでしょうかねぇ。楽しみですよ。
VARとムバッペという新星の登場で語られるであろうロシアWC。
なんだか32か国で争われるのも最後っぽい。参加国は32でいいと思うんだけどなぁ。各グループ3か国分けの案があるけど、そうじゃなくてグループ3位の上位順の勝ち抜けができるように4か国でやるべきでしょうよ。奇数だと日程の -
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2017Numberプロレス総選挙結果発表です。「日本のリングで戦ったことのある全ての現役レスラー」が対象の総選挙。ランキング上位レスラーのインタビューもいいのですが…。プロレスだけでなくスポーツ好きにとって一番の贅沢は、ああでもないこうでもないと井戸端会議をすること、です。
なので、総括座談会が一番楽しかったりします。あそこもッと紙面とってもいいんじゃないかな。それは、ほかの雑誌の出番かな。
飯伏について、「一部ではタイガーマスクWと票を合算したらというわけのわからない発言」といてますが、みんながみんな、ワケわかってると思いますよ。でも、それを笑いながらワケわかんないよね、っていうもよし。 -
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Number PLUS「アントニオ猪木 最強の美学」。
2020年10月1日に亡くなられた猪木の追悼企画。
夢を見て、夢を魅せるのがプロレスラー。そう常々感じているのですが、彼が一番日本のプロレスファンに見せてきたレスラーだったのではないでしょうか。
自分は猪木世代ではないし、プロレスよりも格闘技、Kー1やPRIDE全盛期から入った人間なので、現役時代の夢を見せていた時代は知りません。それでも、猪木の影響が強かったのだなぁ、ということは当時から感じていました。なんにせよ、日本の格闘技界には欠かせない人物であったと思います。
ただ、彼が見せてきた夢の影響が強すぎて、そこから抜け出すのに時間がか -
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東京五輪2020開幕直前ということで、観戦ガイドのNumberPLUS。
そう、気づけば開会式は7月の23日。本当に直前。従来ならば、テレビでは特番だらけなはずなのですが、新型コロナの影響で静かですね。
とはいえ、開幕すれば毎日五輪のニュースばかりになるのかな。どうするんでしょ。同じ番組内で、五輪の競技の結果と、五輪対応への不備を語るのかな。それとも、開幕したら、否定的なことは報道しなくなるのかな。
開催中も不備があれば、そこは指摘していただきたい。政府への不満の矛先を逸らすための五輪になってはいかんと思います。
巻頭の糸井重里さんと、シドニー五輪女子マラソン代表選手の3人による座談会がいい