賽助のレビュー一覧

  • はるなつふゆと七福神

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    著者がゲーム実況者であることから本作を知り購入。難しい表現はなく、すぐに読めます。終始優しい雰囲気なので、疲れた時の甘いもののようにほっこり癒されます。
    私自身、自分のツキとか長所の無さにヘコむことが多いのですが「内角の和」という言葉に元気を貰えました。
    また文庫版に新たに追加されている短編で本編に繋がるストーリーが読めてよかったです。

    余談ですが本作は以前、クイズゲームアプリとのコラボがあり、福禄寿と寿老人は、著者が在籍する実況グループのメンバーがキャラボイスを担当しており、読んでいる間の脳内再生も楽しめました(笑)

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    2021年04月14日
  • 今日もぼっちです。

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    大好きなゲーム実況者『三人称』のメンバー鉄塔さんのエッセイという事で手に取った。
    ずっと『ぼっち』だったという、中学生〜大学。そして現在に至るまで読んでて自分も中高は同じ様な感じだったなぁと、ほろ苦くも懐かしい思いになった。
    『三人称』が長く続いてる秘訣を鉄塔さんは、深い領域には踏み込まない、浅い付き合いと書かれてますが、これはまさに共感。

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    2021年01月12日
  • ディスカヴァー文庫 はるなつふゆと七福神 (本のサナギ賞受賞作)

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    ネタバレ

    七福神に会うことからつふゆちゃんがたくましく成長していくお話。いいなぁ、神様が日常にいるとか楽しそう。大黒さんは迷惑すぎるけど憎めないし、恵比寿さんはかっこいいし。黒闇天さんは好きになるのはとても難しいけどもそれを差し引いても会えるって大きい。願いを叶えてくれる云々がなくても話を聞いてくれるだけで羨ましいです。

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    2020年11月12日
  • 今日もぼっちです。

    購入済み

    元気をいただきました。

     「ぼっち」このマイナスのイメージがある言葉を、分析し症状として捉え肯定する。「ぼっち」のなんたるかは本を読んで貰って、仲間が居ることの安心感を貰いました。ありがとう😊

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    2020年11月01日
  • はるなつふゆと七福神

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    とても読みやすく七福神が個性的で面白かったです。
    情景描写もストレートでイメージし易く、難しい表現が無いのが初心者向けかも。
    続編が出ても良いと思った作品でした。

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    2020年02月26日
  • ディスカヴァー文庫 はるなつふゆと七福神 (本のサナギ賞受賞作)

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    2018004

    季節柄、七福神関係のお話。都冬は七福神の福禄寿と寿老人とお友達になり、七福神同士の争いに巻き込まれたり。七福神がネットをやったりする姿が微笑ましい。

    呆気ない終わり方でしたけど、それまでの展開が絶妙で良かったです。登場人物たちがそこで繋がるのかと。仁谷君の登場や環と妖怪の関係が心地好いです。

    以下のフレーズが落ち込んだ時、元気が出ます。

    三角形の内角の和は180度。四角形も同じで。とてつもなく大きい、富士山みたいな四角形でも内角の和はすべて360度。

    人間という形。日本人とか、白人とか、尖っている人、鈍い人、内角の和は、誰もが皆同じなんじゃないかって。自分が駄目だと思

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    2018年01月16日
  • 君と夏が、鉄塔の上

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    ネタバレ

    処女作も読みました。


    今作、更によくなってるなぁという印象。
    鉄塔さんとして知っている人柄が、主人公の伊達くんから感じられた。
    女の子にドギマギしちゃう感じ。
    クラスと男子と自転車で相乗りしてプールに行って、着替えるときは無言になっちゃう感じ。
    なんかリアルな男の子に、ほのぼのというかニヤニヤというのか、「ああ、わかるわかる」という感じ。
    そして、謎の部分をいくらか残すのも良かった。
    すべてが明らかにされないところ。
    人生って、そうだもんね。
    すべての答えが明らかにされるとは限らない。

    ただ、読みはじめてからずっと、うっすらと不安がつきまとった。
    この話はどこへ向かっているんだろうって。

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    2017年02月17日
  • はるなつふゆと七福神

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    なかなか面白かったです。読み終わってから表紙を見返すとほっこりしました。七福神の名前をエビス以外知らなかったのですが、こんな愉快な神様たちだったらいいですね~ビールはエビスがおいしいと思います。途中、たまきの切腹しろ!のセリフには笑いました。いやーせっかくだから、神様たちについてもう少し描写を増やしてほしかったなあ。続きがあれば出してほしいです。

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    2016年05月25日
  • はるなつふゆと七福神

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    目下失業中の干物女「榛名 都冬(はるな・つふゆ)」元に、偶然お参りした神社の主で七福神のなかでもマイナーな「福禄寿」と「寿老人」のコンビが現れる。
    二人の知名度を高めるためにブログやSNSをやる代わりに、願いを叶えてもらうという交換条件を取り付けた都冬だったが、残りの七福神も巻き込んでの大騒動が広がって行く。
    軽い筆致でさらりと読める、神道+妖怪コメディ。

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    2015年11月17日
  • はるなつふゆと七福神

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    題材もよかったし、途中までは面白かったんだけど、
    最後の大戦争は、なんとなくやっつけっぽいといぅか、
    ちょっとご都合主義的な展開だったかな~。辛口だけど。

    例えば、
    神様だけど麻雀対決とか、主人公と七福神で大富豪とか、
    そんな感じの地味線対決みたぃな方が面白かったかも…?

    あと…、あとがきにもあった、
    七福神とアイドルグループのメンバー入れ替えなんかは、
    面白そぅな着想であり、読んでみたぃな~と思いました。

    本作品は、処女作ゆえの息切れ感も感じられましたが、
    作者さんの着想には、センスの良さも感じられるので、
    次回作に、期待したぃですね…。

    (評価は、ちょっぴり甘めです…)

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    2015年09月15日
  • はるなつふゆと七福神

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    七福神とつふゆの掛け合いが楽しく、七福神の知らなかったことが知れました。大きな感動はないですが、読んでのほほんとする内容でした。

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    2015年09月08日
  • はるなつふゆと七福神

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    ネタバレ

    住所を伝えておまいりに行ったら
    二人の神様がついてきてしまった…!!

    そんな不思議系な作品です。
    つふゆは不況の犠牲となり
    職を解雇されてしまい、
    なかなか職を得ることができないのです。

    そんなときにおまいりに行ったらついてきたのですよ!!

    始めはこのマイナーな二人の七福神を
    有名なするための宣伝活動をするのですが
    やがてそこから七福神の権威争奪戦という
    神様は勝手だ!!的な戦いへと都冬は
    巻き込まれてしまいます。

    そんな戦いの中で
    悲しい思いをしたときのリベンジの機会が
    やってきます。
    ちなみに、衝撃の事実が出てくるのです。

    まあ、少しまとまりにかけますが
    ハートフルな作品でした。

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    2015年09月02日
  • はるなつふゆと七福神

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    献本企画いただきました。

    マイナーな七福神福禄寿と寿老人がネットで自身を有名にしようと策を練り、協力者として都冬を頼る、、、という始まり。

    確かに、名前は知っていても実態はよく知らない、さらには他の七福神についてもそんなに知っているわけでもないことを、読み進めながら感じました。

    主人公をはじめとする登場人物の心の動きをみて、自分自身を投影してなにか動き出さなきゃなと感じました。
    内容はテンポもよく、読み始めてからは一気読みでした。

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    2015年08月23日
  • はるなつふゆと七福神

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    ツイてない飽きない女と七福神の中で地味な二柱の神様の、其々の望みを叶えるために奮闘する話。

    読むとこうなります。
    *ほっこりあったかくなる
    *七福神を崇めたくなる
    *ありがたい気持ちになる
    *御朱印スタンプラリーに出掛けたくなる

    軽くサクッと読めてしまうので、勿体なくてゆっくり時間をかけて読みました。
    少し懐かしいような心地のする神様がチャーミングで、人間の知らぬところでの神様事情がまた面白く、主人公つふゆも好感の持てる人間で、話はどたばたとしていたりするのですが、優しい空気に満ちていてあたたかな気持ちで読み進められました。まさに『はるなつふゆ』でした。
    落ち込んだ気持ちの時や癒されたい時

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    2015年08月22日
  • はるなつふゆと七福神

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    七福神って私の中ではお菓子だったんです。私の大好きなお菓子には、七福神があしらわれています。わかるのは確かに有名な神様だけで、正直お爺さんの神様というイメージしかありませんでした・・・。でもこのお話を読んだらきっとこのふたばしらのイメージが変わるはず!!なんか可愛い福禄寿様と寿老人様。こんな神様だったら会ってみたいなぁ。読んだあとほっこりしました。本のサナギ大賞の優秀賞の作品らしいのですが、本当にまだ出てきてない作家さんなんでしょうか?ビックリです。続きがあったら読みたいなぁって思っています。それくらいおもしろかった。なんか微笑ましかった。みんなに薦めたい。ほっこりしたいときにぜひ。そしてこの

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    2020年05月09日
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上

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    こんな夏休みを過ごしたかった。引っ越したため幼なじみもおらず、電車通学をしていたから、友だちと近所の公園で会うなんていうことはおとぎ話でした。
    パレードの場面は「ぽんぽこ」や「パプリカ」を思い出しました。アニメと相性がよさそう。

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    2025年11月12日
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上

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    以前読んだ、スキマワラシと似た雰囲気を感じた。日本の時代の流れによって忘れ去られていくものの潔さ、美しさ。どちらにも共通している気がした。
    ただ、短編において、ある事件の謎が解決しきれていないのにモヤモヤ。ぼんやりとした推測で終わってしまった。椚彦の正体も分からなかった。
    想像に任せているのかもしれないが、読後スッキリとはいかず。

    あと、これだけは言いたい。
    明比古はなんなんだ!!
    白い肌に見覚えがあるんじゃなかったのか!
    誤字脱字も少々気になるところ。
    細かい部分でもないのだし、そういうところまで配慮が行き届いて欲しい。

    淡い恋模様が初々しくて可愛い。
    ただ、そこを敢えて深掘りしないのが

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    2025年09月30日
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上

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    青春だね!
    夏は暑いし、プールは人がいっぱい、セミがうるさくて、空が濃い青色だったことを思い出した。
    「僕はマナーを守らないのにファンだって公言してる奴が嫌いなんだ。好きだからこそ、そういうことは守らなきゃ。」

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    2025年09月21日
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上

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    ファンタジックな青春小説。
    中高生のひたむきな姿はいつの時代も眩しい。その時代を数十年も過ぎた今となっては益々煌めいて見える。例えそれが鉄塔オタクであっても、屋上から自転車で飛ぼうとする変わった女子高生であってもだ。
    ところで最近の青春小説の流行なのか、それとも世の中を反映しているのか、この手の作品では主人公の女子が活発で行動力があるが少し言動が突飛なところがある(おまけに美人)、というキャラクターが定番化しているように感じる(例えば「成瀬は天下を取りにいく」のような)。男子が草食系になっている反動というか憧れなのだろうか。
    本作は鉄塔オタクの男子とトンデモ女子のほんわかした前半部分と、ジブリ

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    2025年09月18日
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上

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    小学生の夏休みを思い出すような青春小説。
    木島とプールに行く場面やただベンチでぼーっとしている時間などは特にあの頃の夏を感じられる。
    特にすることもないが公園に集まっていたことを思い出した。
    伊達の帆月に対する恋心は、思いきれない部分も含めて応援したくなってしまう。
    情景を思い浮かべるのは楽しかったが物語は呆気なく終わってしまう感じがあった。
    明比古が鉄塔の子供だったりするのかと思ったがそんなことはなかった。
    帆月の「やってみて初めて"ああ、これは意味なかっな"って分かるんだから」という文章が心に残り、何事もまずはやってみようと思うようになった。

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    2025年08月20日