賽助のレビュー一覧

  • 君と夏が、鉄塔の上
    自転車に羽根を取り付け、校舎の屋上から飛ぼうとするような奇行を繰り返す中学女子帆月。ある日、帆月が僕のところに、公園の近くにある鉄塔について尋ねてきた。その鉄塔の近くには、幽霊が出ると噂になった、閉鎖されたマンションが有った。幽霊が見えるという比奈山と帆月と僕の3人は、帆月が不思議なものを見たという...続きを読む
  • 今日もぼっちです。
    エッセイを読みきったのは初めてでしたが、子供の頃の思い出や当時の感情、それに対して大人になった今の気持ちなど、非常に読みやすく繊細に書かれていて、読んでいて心がほっこりしました。
    私もぼっち要素に心当たりがありますが、過去の自分があって今の素敵な賽助さんがいるんだなぁと思うと、私も自分自身の過去の経...続きを読む
  • 君と夏が、鉄塔の上
    現在季節がちょうど夏ということもあって、久しぶりに読み返しました。
    ファンタジー要素もありつつ、こんな夏休みを送ってみたかったなと思う作品です。
    帆月と伊達はこの先どうなるんでしょうね。
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上
    中学生の時に読みたかった。ありそうなストーリーだけど、鉄塔というスパイスが加わっているのでよい。

    鉄塔に座っている着物の子どもというファンタジーから始まり、スクールカースト的なので悩んだり、ちょっと変わった女の子とのひと夏の初恋だったり、お祭りで紛れ込んだ怪しい面の男たちだったり、夕焼けの妖怪のパ...続きを読む
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上
    夏休みの不思議な冒険のお話し。
    登場人物の子達が、なんだか可愛らしい。
    私も鉄塔を見上げるようになりました。
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上
    帆月の活発さが中学生ならではな元気で良かったです。
    日常で鉄塔を探したくなった笑
    行動することに自信がない時に元気がもえるとても爽やかな青春小説でした。
    是非受験後の物語も読んでみたい!
  • 今日もぼっちです。
    エッセイ読んだの始めてでしたが
    赤裸々に過去の話(笑)が、書かれていて
    個人的に、かなり楽しめました。
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上
    主人公で鉄塔好きの伊達くんや工事現場好きな木島くん。
    マニアックな知識が面白かった。
    私はとあることから、鉄塔を意識している人間であり、男鉄塔、女鉄塔など種類があるということを知れて、次からその知識を持って鉄塔を見られることを面白く嬉しく思う。
    鉄塔を初めてググってみた。
    本作に出会わなければ私は一...続きを読む
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上
    ストーリーに多少無理があり、展開に意外性も無いが自分が学生時代に戻った様な気がして、先が気になり一気に読み続けてしまった。もう少し恋愛的要素を入れ込んでも面白いかも知れない。
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上
    タイトルの通り、夏の青春ストーリーが描かれており、何より身近に存在はしているが、あまり意識したことのない鉄塔に焦点を当てた情景が多く描かれていた。

    電線を結ぶ鉄塔は身近にあるが、影が薄く忘れられがちである。そんな鉄塔は、我々の生活を支えている大切な存在であると改めて考えさせられた。そして、電線は県...続きを読む
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上
    少しでも暑さの残る夏の間に読まなくちゃ。

    何にでもオタクというのは存在するもので、主人公は鉄塔オタク。鉄塔にも性別があり、しかも料理長型女鉄塔などという楽しげな形式名称まであるなんて。

    想像していたよりもファンタジー。『E.T.』ばりにチャリが空を飛ぶ。群れない中学生男女3人の関係性がとてもいい...続きを読む
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上
    作者さんを配信者として知っているところから購入したので、贔屓目に見ているところもあるかと思いますが…(笑)
    夏になると読みたくなる作品、読むと夏の空気を感じるような作品です。様々な夏を感じる場面に、非日常が混ざり合う感じが好きです。
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上
    夏休みのいろんなシーンが出てきて、よかったなあ。流れるプール、公園で飲む水筒の麦茶、普段見ない同級生の私服。。パレードのシーンは映画パプリカの大行列でしかなかった
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上
    中学3年生の夏休みの物語。
    男女の主人公たちのぎこちなくて、もどかしいやり取りに、こんな気持ちあったなと懐かしく思ったり。。。
    この作品の空気感は好きだな✨
  • ディスカヴァー文庫 はるなつふゆと七福神 (本のサナギ賞受賞作)
    主人公のハルナツフユは失業中・・・

    そんなところに、マイナー七福神の寿老人と福禄寿が降臨?

    知名度が低い事に悩む二柱のためにインターネットを駆使してPR活動に励むファンタジーコメディ!

    色んな神様や妖怪が登場します!

    スピンオフの短編【ニタニタ】は落語のようなオチで爽快です!


    続編を読み...続きを読む
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上
    空を飛びたい彼女と鉄塔が大好きな僕との一夏の冒険って感じでしょうか。主人公が中学生で、淡い初恋のような雰囲気が、とても良かった!
  • ディスカヴァー文庫 君と夏が、鉄塔の上
    鉄塔知識の話がベースの中学生最後の夏休みに起こる不思議な物語って感じ。

    実在する神社名もあり、その地域に住んでいたら、鉄塔の知識があったらもっと面白く感じたかも。
  • 今日もぼっちです。
    賽助さん(鉄塔さん)のぼっちな人生が切なくも面白く、そしてかわいそうだけど共感できてしまう部分もあり、読み終わると少し安心できる、そんな一冊でした。
  • はるなつふゆと七福神
    著者がゲーム実況者であることから本作を知り購入。難しい表現はなく、すぐに読めます。終始優しい雰囲気なので、疲れた時の甘いもののようにほっこり癒されます。
    私自身、自分のツキとか長所の無さにヘコむことが多いのですが「内角の和」という言葉に元気を貰えました。
    また文庫版に新たに追加されている短編で本編に...続きを読む
  • 今日もぼっちです。
    大好きなゲーム実況者『三人称』のメンバー鉄塔さんのエッセイという事で手に取った。
    ずっと『ぼっち』だったという、中学生〜大学。そして現在に至るまで読んでて自分も中高は同じ様な感じだったなぁと、ほろ苦くも懐かしい思いになった。
    『三人称』が長く続いてる秘訣を鉄塔さんは、深い領域には踏み込まない、浅い付...続きを読む