賽助のレビュー一覧
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ネタバレ榛名都冬は仕事をクビになり、神頼みをした。
すると本当に七福神の二柱が来てくれた?!
他の神さまや妖怪、そして妖怪退治の謎の人も現れて、都冬の生活はてんやわんや。
果には神さま同士の諍いまで起こって、どーなっちゃうの?!
賽助氏の本を初めて読む。
なんというか、じわじわくる世界観だった。
榛名都冬ってすごい名前…秋はどうした?と思ってたら「飽きないように」って(笑)
そりゃ思わず笑ってしまいます。
「内角の和」わたしにもどこかにすごい角があるのでしょうかね。
最後、都冬ちゃんと恵比寿さまの勝負が良かったなぁ。
それまで冴えない感じで、神さまや妖怪の頼み事に振り回されてきた都冬ちゃんが、覚醒した!とばかりに輝いたなぁ。
全体的にほのぼのしてるのに、黒闇天さまの存在感がびっくりするくらい嫌な感じ。
ああ、こんな事されたら本当に嫌だなって思えた。
それを喜んでやられたら、本当に怖いなって。
わたしの好きな、本を読み終わって「ああ、面白かった!」で本を閉じられる安心感。
良かった。
細かい所だけど、ページのナンバーが漢数字で縦になってる所が良かったなぁ。
可愛かった。初めて見た。
裏表紙の赤いリボンの和風さも良かった。
ただひとつ、気になるのが・・・
都冬の友人の環ちゃんの名前が、「武藤」なのか「後藤」なのか。
人物紹介のページでは「武藤」なので、武藤だと思っていたら、作中では「後藤」で出てきたので、なんだ人物紹介のページが間違ってるのか、と思っていたら最後のほうでまた武藤になってるし・・・。
どっちやねん。
細かい所が気になる。
☆は限りなく4に近い。 -
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献本企画でいただいたのですが、積読の山に埋もれたまま1年も経ってましたすいません…
七福神を題材にしたほのぼのファンタジー。
不況で会社をクビになり就活もうまくいかず、近所の神社に神頼みした主人公・都冬の前に現れたのは小さなおじいさんの2人組。なんと七福神の福禄寿と寿老人だという。
七福神の中でも知名度が低く信仰が薄れていることに危機感を覚えた2人(?)は都冬にインターネットを使って知名度を上げてほしいと依頼する。ニートと神様の奇妙な同居が始まった。
この作品の一番の魅力はキャラクターの可愛さ。福禄寿と寿老人は見た目が小人サイズという見た目ももちろん、スナック菓子に大はしゃぎしたりツイストゲームのごとく全身でキーボードを打ってブログ記事を書いたりと微笑ましい。見た目は怖いのに人間の女性と文通がしたいから力を貸してほしいと都冬を訪ねてくる妖怪・猩々や商売上手の恵比寿に負けず嫌いの大黒天、謎の妖怪退治師などなどこれだけ個性的なキャラクターたちが集まれば騒動が起きないわけがない。
マイペースな神様たちに巻き込まれるうちに仕事も恋も駄目駄目だった都冬はちょっと成長して一歩前に踏み出せるようになります。
表紙のイラストがほんわかして可愛いですが、中身の雰囲気もそのまま。
気楽に楽しんでほしいエンタメ小説です。 -
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ネタバレ夏に献本いただき、すぐに読んでレビューを書くべきところ、遅れてしまいました。お正月になって七福神の縁起がよさそうな本だなと読みました。小説というよりラノベという感じ。主人公の名前が「はるなつふゆ」というあたりからも感じられが、七福神というキャラクタを登場させるとことあたりもラノベを感じさせる。「本のサナギ賞」ということでもあり、まだ、校正段階の本なので、粗削りの部分もあるが、おもしろく読めた。登場人物が多く(七福神+福助など伝統的キャラも登場)、動作描写が分かりにくいところもあるが、これがアニメや映画になったら面白いだろうと思った。若い人には途中でイラストでも入れないとキャラクタが分かりずらいのだと思う。
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ネタバレ会社をクビになってしまった榛名都冬。
正月の神頼みから戻り、うたた寝からさめると、
何だか小さいじいさん二人と鹿と鶴がいた。
じいさん達は福禄寿と寿老人。
鹿と鶴は二人のお供で、ひよどりと、おつう。
都冬のパソコンの腕を見込んで、自分たちの知名度を上げて欲しいと言うのだ。
自分が神頼みをしたつもりが、神様からまさかの人間頼み!?
ここから読んだ内容を多く含みます。
皆が皆、自分の都合が良くなるように動く。特に神様。
ファンタジーらしく神様たちのキャラクター設定が面白い。
神様だけじゃなく、妖怪も登場。
神様の事情、人間の事情、妖怪の事情。
それぞれが、くんずほぐれつ、整体のように
収まるべきところに収まってゆく。
鹿のひよどりと、鶴のおつうが可愛い。 -
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◆あらすじ
会社をクビになった都冬のもとに、七福神の福禄寿と寿老人がやってきた。2神の願い事を叶えれば自分の願い事を叶えてくれるという。都冬と神達のおかしな日々が始まる。
◆感想
表紙から七福神とおいしくご飯を食べる中で自分を変えていくほんわかストーリーを想像していたけど、違います。
ラストがこんな急に熱い展開になるとは…!恵比寿様格好いい!おつうとひよどり可愛い。
個人的にはあとがきのストーリー元ネタが面白かった。もっと読みたい。
◆メモ
本のサナギ賞優秀賞。
キャンペーンで非売品を頂きました。表紙に七福神が足りてないよと思ったら製品版は全員いるのね。
見つけた誤字は10か所。 -
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賽助のはるなつふゆと七福神を読みました。
榛名都冬(はるなつふゆ)は会社をクビになって自堕落な生活をおくっています。
そんな都冬の前に小さな二柱の神様が現われます。
彼らは福禄寿と寿老人、七福神の中でも一番知られていない神様たちなのでした。
都冬はインターネットで彼らの知名度を上げることと引き替えに、彼らの御利益により自分の就活や婚活の成就をもくろむのでしたが..
スマートな恵比寿天、でっぷりとした大黒天、子供の姿の毘沙門天、根暗な弁財天、美人の吉祥天、吉祥天の妹黒暗天、福助、猩猩の夜右衛門、といった神様たちが登場します。
恵比寿天と大黒天が神社の覇権をかけて麻雀をうったり、都冬の元恋人の二谷が妖怪退治をしていたりと賑やかに物語は語られていきます。
語り口がよいのであっという間に読んでしまいましたが、事件や謎はもうひとひねりあったほうがもっと楽しめるんじゃないかと思いました。 -
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ネタバレ【歪な物語の大団円】
発売前の貴重な作品を一足早く読ませていただきまして、本当にありがとうございます。とても楽しく読ませていただきました。
わたしは子どもの頃、床の間の存在理由がよくわからなくて、一段高くなった絵だけが飾ってあるそのスペースは、神様がいるところだと思っていた。だからなにか大切なものがなくなったり、友達と喧嘩してしたときは、それがみつかるように、仲直りができるように、床の間の前に正座して神様に語りかけたりしていた。願いごとは叶ったり叶わなかったりしたが、わたしにとって家の床の間は神様と繋がる大切な場所だったのは確かだ。
そのうち、床の間の意味を知ってしまって、お願いすることは自然としなくなってしまったけれど、学校に行く前に無駄だとわかっていてもその場所に行ってきます。だなんて、声をかけたりすることもあった。
日本はどんなものにも神様が宿る國だから。
さて、最初語彙の多さで読みづらいように感じたが、後半に向かって読み進めていくと徐々に気にならなくなった。多い言葉は逆に物事をわかりにくくしてしまう。最終的に必要な言葉だけを残していく振るいをもう少しかけた方がいいように感じた。
本のサナギという名前の通り、惜しいと感じるところは沢山あったけれど、作者がこれからの作品を通してなにを描きたいのか明確になれば、いるもの、いらないものがはっきりして、もっと読みやすく、伝わりやすく、今後の作品はより良いものになると確信した。出した武器は全て最大限に活かさなければいけない。全てのことにきちんと存在理由を持たせられたら、本書ももっともっと面白い作品に成ったと思う。
辛口のレビューになりましたが、これからの作品に期待しています。