賽助のレビュー一覧
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会社をクビになってしまった榛名都冬。
正月の神頼みから戻り、うたた寝からさめると、
何だか小さいじいさん二人と鹿と鶴がいた。
じいさん達は福禄寿と寿老人。
鹿と鶴は二人のお供で、ひよどりと、おつう。
都冬のパソコンの腕を見込んで、自分たちの知名度を上げて欲しいと言うのだ。
自分が神頼みをしたつも...続きを読むPosted by ブクログ -
身内なので採点は辛かったり甘かったり。
出だしは上々、良い感じで、後半が若干荒れてる気もするが、押し切って纏めて無難な着地と言った所だろうか。
正直、これだけの文才がある事に驚いたし、複雑な気持ちではあるが、引き込まれたことは確かであり、面白かった部類に入ると言っても良かろう(上から
ハッピーエンド...続きを読むPosted by ブクログ -
なんだかすべてがうまくいかない主人公・つふゆはヤケ酒をして目がさめるとなにか小さなものが部屋にいることに気づく。
最初は虫か、酔っ払っているから見えている幻想かと思っていたが、それはなんと何気なくお参りした神社の神様だった。
願いを叶える代わりに神様のお願いをきくことになってしまったつふゆは騒動に巻...続きを読むPosted by ブクログ -
ビミョウに冴えない主人公が、七福神の中でもマイナーな福禄寿と寿老人と知り知り合って彼らと過ごすうちにとある事件に巻き込まれるというファンタジーです。文章が読みやすいのでさくっと読めます。主人公の性格が後ろ向きでちょっと共感出来なかったのですが、お話が軽いのでそれほど気にはならなかったです。黒闇天や福...続きを読むPosted by ブクログ
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献本でいただきました。ありがとうございます。
失業中の女性つふゆと寿老人、福禄寿との物語。
仕事が欲しいつふゆと、知名度を上げたい2人の神様とがお互いの願いを叶えるため協力しあう。他の神様や妖怪の身勝手な行動の中で、中々願いは叶わない。
七福神や妖怪に関して、よく調べて書かれていると思う。七福神の知...続きを読むPosted by ブクログ -
献本されました!
神様と平凡な少女の何気ないかかわりと日常
ライトノベル・B級アニメの典型的な始まりかたです
でも、七福神に何気なくあるエピソードはてんこ盛りであって、そこは「うんうん、知ってる」的な面白さもありました
もっと、ネット上作戦が今くいく・・・勘違いからの大評判とかエピソードを練り上げて...続きを読むPosted by ブクログ -
「本のサナギ賞」優秀賞とは、なるほど初々しい。武藤環さんのキャラはもっと活かさないともったいないな。仁谷太一くんは最後に大逆転の活躍の場を与えられたけど、やっぱ環さんでしょ。ひととき猩々を操るのに使うだけじゃもったいないキャラだよ。ちなみに、わたくしは福禄寿と寿老人が同一かどうかよりも、未だに大黒天...続きを読むPosted by ブクログ
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ほわっとした!とてもほわっとしましたよ。
題名なんぞやと思ったけど、それか、とあっさり。
このあっさり感も終始徹底しているから気にならず。
安定のあっさりあったか感。
ちょっと切実な神様事情とか、本当に切実な都冬さんの事情とか、なんだかのんびりタッチで、ぐるぐるしているようでいて、気づいたらちゃ...続きを読むPosted by ブクログ -
賽助のはるなつふゆと七福神を読みました。
榛名都冬(はるなつふゆ)は会社をクビになって自堕落な生活をおくっています。
そんな都冬の前に小さな二柱の神様が現われます。
彼らは福禄寿と寿老人、七福神の中でも一番知られていない神様たちなのでした。
都冬はインターネットで彼らの知名度を上げることと引き替...続きを読むPosted by ブクログ -
◆あらすじ
会社をクビになった都冬のもとに、七福神の福禄寿と寿老人がやってきた。2神の願い事を叶えれば自分の願い事を叶えてくれるという。都冬と神達のおかしな日々が始まる。
◆感想
表紙から七福神とおいしくご飯を食べる中で自分を変えていくほんわかストーリーを想像していたけど、違います。
ラストがこん...続きを読むPosted by ブクログ -
献本企画で読ませていただきました。
賽助さんがあとがきでおっしゃっていたように、私も七福神の中でマイナーな神様がいること自体を知らずに、七福神めぐりをしたことがあります。
マイナーな神様たちと、私生活が全くうまくいっていない都冬のほっこり物語。とても暖かい気持ちになる読後感でした!
「良い角度...続きを読むPosted by ブクログ -
献本で当選しました。
七福神とフリーターの女の子。設定が面白かった。私も七福神の七人の神様の名前言えない一人です。ファンタジーはあまり読んだことがないけれど、楽しめた。難しい漢字にはルビが欲しかったな。Posted by ブクログ -
本のサナギ賞、優秀賞・・・ということで読んでみました。
個人的には、表現がマンガチックでもうひとつ。ただ、内容としては登場人物が善人(?)揃いなので、気楽に読めます。
可愛いおじいちゃんの福禄寿と寿老人をはじめ、イケメンな恵比寿とちょっと柄の悪い関西人の大黒、優雅な吉祥天など、神様たちと地味な主人公...続きを読むPosted by ブクログ -
【歪な物語の大団円】
発売前の貴重な作品を一足早く読ませていただきまして、本当にありがとうございます。とても楽しく読ませていただきました。
わたしは子どもの頃、床の間の存在理由がよくわからなくて、一段高くなった絵だけが飾ってあるそのスペースは、神様がいるところだと思っていた。だからなにか大切なも...続きを読むPosted by ブクログ