近藤純夫のレビュー一覧

  • シンプル・プラン

    購入済み

    最後までノンストップで読ませる

    ストーリーは突然大金を手にした平凡な男が、金の魔力に魅入られ、犯罪を隠す為に共犯者や周りの罪なき人々を次々と殺して行くという割と単純なものです。
    では何故最後までノンストップで読み通したかといえば、次々と岐路に立たされた時の主人公の選択をまるで自分の選んだ道のように感じ、その先に待ち受ける出来事を早く知りたいと思うからです。
    ここまでの大ごとでなくても、生きていくなかで選択は日常であり、私たちも先のわからない道を選び取るという連続が当たり前ですが、あの時そうしなければという後悔は、誰しも感じた事があるでしょう。それが、殺すか、罪を露見させるかという究極の二択に突き詰めて、生き方や良心に問い

    #深い #ドキドキハラハラ #怖い

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    2022年08月12日
  • シンプル・プラン

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    昔観た映画がとても面白かったという思い出も込みでの評価☆
    ありえないでしょー!くらいの胃の辺りが重たい痛快さ。

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    2022年06月24日
  • 歩きたくなるHawaii ハワイの自然と歴史をいっそう楽しむお散歩コース

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    少しずつ読んでいます。
    ハワイの見方、楽しみ方が益々増えます。
    ワイキキ・ホノルルから始まって、ご飯、文化・歴史にふれる話まで軽く分かりやすく書かれています。
    ハワイを知るための入門書みたいな感じ。

    私が好きなプアケニケニは「10セントの花」という意味なのは知っていたのですが、それが高価な花という意味でもあるらしい……?と思っていました。
    しかし、それが100年前の話で、しかも花一輪が10セント(!)なので、プアケニケニのレイ一本で約10ドル(他の花のレイは25-50セントぐらいで売られていたらしい)。それは高価なレイですね。。。納得しました。

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    2012年10月19日
  • 歩きたくなるHawaii ハワイの自然と歴史をいっそう楽しむお散歩コース

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    「歩き」派の僕には有難い。
    やばい。予習のためとはいえ、またハワイ本が増えそう。

    楽しく読んでいます。

    最近はなんでも無い根っこにつまずくようになって山道はちっと苦手になりました。トレイルとかはもうちょっと元気な時に行っておけば良かったかな。

    書店巡りの項、すごく参考になります。ボーダーズとかいろいろ嵐が吹きましたが、それでも本屋歩きは楽しみの一つ。ただ、今度はあまり本を買わない予定。おく場所、体力を考えないと。

    植物公園もいいですね。ほとんど植物に興味の無かった時にでさえ楽しかったですから。ここ数ヶ月でやたら興味ある分野になったので庭園やら植物公園は次のハワイ行きの楽しみの一つになる

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    2012年03月04日
  • ハワイ・トレッキング

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    翻訳家でありエッセイストでもある 近藤純夫さんのオススメ トレッキング・コースが地図付きで紹介されている。
    コースは、ハワイ6島から選ばれた54コース。
    写真も満載で地図もわかり易い。また、トレイルの所要時間や難易度、注意点なども載っているので 歩く前にある程度の心構えができる。ハワイのトレイルに興味がある方は必見!

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    2009年10月04日
  • シンプル・プラン

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    アメリカの作家スコット・B・スミス(スコット・スミス)の長篇ミステリ作品『シンプル・プラン(原題:A Simple Plan)』を読みました。
    ここのところミステリ小説はアメリカの作家の作品が続いています。

    -----story-------------
    『このミステリーがすごい! 1995年版』海外編1位
    『このミステリーがすごい! 2019年版』30周年記念「キング・オブ・キングス」海外編第6位

    長らく手に入りにくかった扶桑社ミステリー往年の傑作、ついに復刊!

    一歩間違えれば人はみな狂った道を転がり落ちるという恐怖をとことん味わわせてくれる。
    犯罪小説の金字塔。一度は読むべき絶対的名

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    2024年03月13日
  • シンプル・プラン

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    90年代にこの作品が発表された時にも読んだ記憶がある。その時「面白い」と思っていた。
    今回復刊されたという事です読み直してみたが、面白い!
    いや、めちゃくちゃ面白い。

    雪に閉ざされた田舎町で会計士の仕事をしているハンクは、兄のジェイコブとその友人ルーと一緒に父の墓参りに行く途中、公園の森の中に墜落した小型飛行機を見つける。
    機内には操縦士の男の死体と、100ドル札の札束が詰まった鞄。全部で440万ドルもあった。
    ハンクたちはこの大金を持ち帰ることにした。そのまま夏まで黙っていて、誰かがその大金のことを探しているとわかれば罪を隠すために札束を焼いてしまう。もし誰もこの大金のことを何も言わなけれ

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    2022年12月12日
  • シンプル・プラン

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     『とにかくお薦めです』の手書きのポップに魅せられ、読んでみると、確かに面白かった。
     誠実に市民生活を送っている主人公は、墜落した飛行機の中に大金を発見し、ともに発見者となった兄と、その親友と山分けすることにする。犯罪に係わるその大金をわがものとするために計画を立てる。時が過ぎ、ほとぼりが冷めるのを待つだけというシンプルなプランを立てるが、計画はほころびを見せ、そのたびに修正を加えていく。誠実な市民だったはずの主人公とその妻は計画修正のたびに、残虐性を見せ、堕ちていく。
     特別残酷な描写があるわけではないが、読み続けるのがつらくて、目を逸らせる。主人公の行動が、目をそむけたくなる程、汚れてい

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    2019年08月05日
  • 歩きたくなるHawaii ハワイの自然と歴史をいっそう楽しむお散歩コース

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    モーハワイの編集長が語っていた人ですな! 本屋に行くと必ず立ち寄るハワイカテゴリーコーナー、悲しいがな私購入意欲を抑えられずつい買ってしまいます。
    デブはオアフ島に上陸すると、国内にいる時の10倍以上は歩き回ります。マノアフォールズ、カエナポイント、マカプー灯台等トレイルと言えるかどうかは分かりませんが、結構歩いております。
    買い物以外のオアフ島を見つめるために良い1冊

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    2012年03月19日
  • シンプル・プラン

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    95年このミス海外編第一位。19年このミス過去30年間の海外編第六位で再刊。
    評価の高い作品として知っていたが、期待していたほどではなかった。
    主人公は墜落した小型飛行機から大金を盗んだことから、次々に悪い方に転がっていく話で、よくある展開ともいえる。視点は悪事に転落していく主人公という犯罪小説・悪漢小説だが、本来は平凡で犯罪などとは無縁だった主人公が、自分の行動を正当化し、悪事をエスカレートしていくところがミソ。

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    2023年07月04日
  • シンプル・プラン

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    ネタバレ

    主人公のハンクは兄と兄の友人と三人で森の中で墜落した飛行機をみつける。
    その飛行機の中でパイロットは死亡しており、そして機内で大量の現金を見つける。 
    3人は警察へ届けるという選択をするか、このまま自分達のものにするかという選択をする。
    ハンクは届け出ようと主張するが、兄と兄の友人に押し切られ届け出るのを止め全額を時が来るまでハンクがあずかることにする。

    そこからハンクは理性を保ちながらも、犯行がばれないようにするため次々と殺人を犯して行く事になる。

    殺人鬼でも精神異常者でもなく、至って真面目な普通の人間がこれだけ人を殺していく事が出来るのかという怖さ、そしてそれを読んでるこちらも殺人を犯

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    2021年09月14日
  • シンプル・プラン

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    ごく普通の人間が、ふとしたことから犯罪者に堕ちていく怖さを描きたかったのかも。が、読み物としても普通で暗くエンタメ性がないのが気になった。

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    2021年01月11日
  • シンプル・プラン

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    お金を巡った泥沼小説。展開は面白くさすがヒット作と言えるもの。もしこの小説と同じ状況下にいたとしたら、自分はどうするだろうかと考えざるを得なかった。ただ状況描写が人物のセリフより多く、状況の想像を要する回数が多かったから、自分は読んでいて少し疲れた。

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    2020年05月17日
  • カラー版 撮りたい写真が撮れる! デジカメ撮影のコツ

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    ●10年ぶりにコンデジを購入したので、心機一転撮影の基本を学ぶためにこの本を手に取った。

    ●デジカメ初心者用としては、写真も豊富でわかりやすい。

    ●撮影の基本を覚え、とにかくシャッターを多く押すことを心がける。

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    2018年12月16日
  • イザベラ・バードのハワイ紀行

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    自然観察の比重が高く現地の風俗に関するものは以外に少なく感じる。イザベラをより驚かせたのは自然の方だったということなのだろう。

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    2018年11月28日
  • 歩きたくなるHawaii ハワイの自然と歴史をいっそう楽しむお散歩コース

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     洞窟や火山の調査をしたことある探検家による、ハワイに関するエッセイ。まったく観光コースでない場所ばかりを紹介したものではなく、車で、一部バスで行ける場所を簡単なマップ付きで、著者の個人的なエピソードを混ぜながら紹介している。
     ハワイから日本に帰る飛行機の中で読んだ。ワイキキのビーチ周辺を散策したり、ビショップ博物館に行ったり、火山の河口を観に行ったりしたので、少しはこの本とかぶっている部分もあった。他にこの本に載っている、タンタラスの丘やダイヤモンドヘッド、アロハタワーやハワイ大学には行きたかったが行けず、やっぱり実質2日のホノルルでは足りなかったなあという感じだった。「カヌーに乗って」の

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    2014年01月09日