西田俊也のレビュー一覧

  • 夏に、ネコをさがして
    亡くなったおばあちゃんが飼っていたネコがいなくなり、小学6年生の男の子2人が夏休みにネコを探す物語。
    猫を知れる本でもあったし、少年時代最後の夏休みというノスタルジーを感じることもできる本でした。
    作中に出てくる「ネコにやさしくできる人は、人にも優しい。」という台詞がシンプルに響きました。ネコが好き...続きを読む
  • 12歳で死んだあの子は
    クラスメイトが死んだのは、筆者の実体験だそうです。そして、みんなで彼のために計画をたてたのも。
    少し盛り上がりが欠けますが、リアルで胸に迫るものがありました。
  • 夏に、ネコをさがして
    夏休みに六年生の佳斗は、亡くなったおばあちゃんの住んでいた家に引っ越してきた。

    おばあちゃんがかわいがっていた外ネコのテンちゃんが、やっとなついてくれたとおもった矢先、来なくなってしまう。

    馴染みのない住宅地を探しているうちに近隣のおばあちゃん世代の人たちとの交流や蘭という少年とも知り合う。
    ...続きを読む
  • 夏に、ネコをさがして
    認知症のおばあちゃんや田舎でのお年寄りとの付き合い方、距離感がリアルに描かれている。
    ネコを探しながら地域住民との交流による成長を感じられる。
  • ハルと歩いた
    幼い頃に亡くなった母、父親の転職、転校先で親しい友だちもできないまま卒業、中学受験失敗、と書き並べるとマイナスイメージばかりだが、暗い気持ちにはならず、主人公と犬を応援する気持ちで読み進められた。

    古いものを壊して新しく作り変えること、原発問題などにも触れられている。
    高学年以上におすすめ。


  • ハルと歩いた
    奈良生まれの作者と、数年暮らしただけの私ではイメージがこんなにも違うのだろうか。
    平城宮跡の読み方が奈良っぽくないし、大きなモールなんか奈良市内に無いし、ホームレスも奈良には居ない。
    が、それはさておき、物語は、奈良の町を人懐こい小犬と歩きながら成長して行く少年の心と桜の蕾が花開く様が相まって、「ハ...続きを読む
  • ハルと歩いた
    王道。
    小学校卒業、亡き母をしのぶ、離職した父や異性、知らない大人達との心の交流、それらを偶然託された迷い犬との日々の中で体験し、成長していく。
    古都奈良、桜の春、懐かしく切ない鈴の音といったモチーフもさりげなく効いてる。
  • ハルと歩いた
    1年前に東京から亡くなった母親の実家のある奈良に引っ越してきた少年佐久良陽太は、亡母の母校を実感のわかないまま卒業し、その帰り道にホームレスから迷い犬のフレンチブルドッグの飼い主を見つけて欲しいと託される。飼い主を探すために毎日散歩に出かけるうち、いろいろな人たちと出会い、馴染めなかった奈良の町への...続きを読む
  • ハルと歩いた
    亡くなった母が昔住んでいた奈良に引っ越してきた陽太は、母の卒業した小学校になじめないまま卒業式を迎える。
    式のあと出合ったホームレスの男から迷子のフレンチブルドッグを手渡される。
    初めて飼うことになったブルドッグの飼い主を探して、陽太とブルドッグは奈良の町を歩く。

    気になっていたクラスメイトの美少...続きを読む
  • love history
    結婚式の前日、由希子は昔の恋の思い出の品を捨てに出かけ、事故に遭う。気がついたとき、彼女は19歳の恋にタイムスリップしていた。さらに思い出の曲たちに導かれて、経験したすべての「恋」をたどるうち、高校時代の恋の思い出に立ち止まる…。一方現実の時間では、結婚を約束した恋人が、行方不明になった彼女を懸命に...続きを読む
  • 笑いの果てまでつれてって
    2009-12-162
    不満なところも多々ありましたが、この物語の中で一番のお気に入りは
    ミナミさんの性に対する道徳観・・なので満足。
    続編を書く予定はあるのだろうか?
    著者に聞いてみたいなあとも。
  • love history
    【my room】結婚式を翌日に控えた女性が、突然の事故をきっかけにタイムスリップの旅に出かける。それは“歌”を中心にした彼女のかつての恋愛を辿る旅だった。あり得ないことかもしれないけど、自分の過去に戻って何かをもう一度やり直せるならば、それをしてみたいと私は思う。過去を変えることによって今を変える...続きを読む
  • love history
    久しぶりにこんな甘ったるい(いい意味で)小説を読みました。過去に戻ってもう一度人生をやり直せる機会があっても、結局同じことを選んでしまう。。という部分が印象的でした。
  • 夏に、ネコをさがして
    約半年ほど前に、主人公の祖母が亡くなったため、祖母が住んでいた家に住むために引越しを
    した。その家に遊びによく来ていた猫が1週間いなくなり、その猫を猫の習性などを生かしながら、探して見つける物語だった。
    引越しや転校したばかりで、自分の家がある地域のこともよくわからないのに、猫が1週間いなく
    なって...続きを読む
  • ハルと歩いた
    犬好きの作者がフレンチブルドッグのかわいさを存分にPRした本。犬飼ったことがないと、いまいち場面が想像つかない。
  • ハルと歩いた
    1年前に奈良に引っ越してきた陽太。東北の震災の後、電力会社で働く事に疑問を感じた父は、母の故郷の奈良で、空き家状態になっていた母の実家で再スタートを決めたのだ。
    慣れない関西弁で、仲のいい友達もまだいない。気になっている女の子川島さんにも声をかける事なく、小学校の卒業式をむかえた。

    春休み、川べり...続きを読む
  • 世界でいちばん淋しい遊園地
    ざくざく読んでしまいました。
    閉園の決まった遊園地にまつわる短編集(若干、スピンオフ気味かな?)でした。
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    過去
    それは

    決して消すことのできないもの


    でも
    人は過去があるから
    成長する
  • 笑いの果てまでつれてって
    昔漫才師をやっていたミナミと、ミナミに助けられた京子、昔のミナミの漫才の相方のサカイ、ミナミの父ハツオの4人が、大晦日に稚内の老人ホームで漫才をやりに、大阪から車で稚内まで行く珍道中の話です。
    結構強引な展開が多いですが、新喜劇のようで楽しめます。ミナミ、サカイ、ハツオのキャラは強烈ですが、京子がち...続きを読む
  • love history
    ほんわかほんわか
    そんな気分になる本。

    なんとなく手にとって買ってみたんだけど結構いい本でした^^

    盈って素敵な人なんだろうな〜
    私もそんな恋がしたいな