えらんとのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これは紛う事なき百合……か?
1巻から続く水羽のトラウマ。
なんとか解消しなくては…とアレコレやってみた中がこれか(笑
確かに睡眠障害の打破には有効だとは思うけども。
それだけにとどまらず、皆が色んなアイディアを出して解決しようとするところがチームワークというか、叢雲町田の雰囲気を象徴していていいな、と。
それに対して…大企業の胡散臭さときたら。
楓達は実績を出して、広告塔になれているからいいけれど、恐らくそれ以外のチーム・事業所はかなりキツイ思いしてるんじゃないのかなぁ。
…それはそれとして、「レガリア」かなりカッコよくない? 「新型」感が半端ない。
そして「存在感がない」あの人も登場。
……圧倒的存在感だなぁ(笑
とにかく外見が良い上にキャラが立ち過ぎてる。やり取りが悉く面白いし。
こうして本編のキャラがゲスト出演してくれるのも外伝の面白いとこですね。
とりあえず、町田は東京。いいね?(桑原桑原 -
Posted by ブクログ
原作ゲームでは見えづらい、戦闘の恐怖が描かれているのが白眉。
女の子達がバイト感覚で剣林弾雨の中に飛び込んでいく世界観である以上、厳重なセーフティが設定されているわけですが。
敵意をもって襲い掛かってくる相手がいる以上、そこは戦場です。絶対安全、なんてないわけで。
不慣れな武器、油断、強大な敵…そりゃぁトラウマにもなるでしょう。
外伝としてオリジナルのヒロインを設定したのも良い判断かと。
色々振り切ってる本編のキャラと違い、「弱小」というか普通のキャラから見てアクトレスという仕事(存在)がどういうものなのか、が分かりやすく描かれています。
…にしたって水羽の地味さ、活躍できなさは…うん、頑張れ(苦笑
あとデュアル装備なのはちょっと意外かも。
主人公はライフル系かなーって思ってたので。
宵月が二刀流装備っていうのは凄くカッコいい。コラプスエッジ見せてくれるのもいいですね。
それにしても「責任」って…!! -
ネタバレ 購入済み
[再読]
最初に読んだのはアニメ1期放送当時かと思いますが、本編最終巻読了後に改めて再読してみて、書き下ろし短編小説が本編ラストと上手くリンクしてる感じでした。
設定は恐らく高1の夏休み、ラノベ19巻は高2の冬~高3の春前にかけて、ゲームを楽しみつつも高校生の本分たる勉強を疎かにしない楓と理沙の二人は、末永く仲良しでいられるのでしょうね。 -
Posted by ブクログ
原作でも映画でも感情が色々と滅茶苦茶にされた本エピソード、それは咲太も翔子も麻衣も幾つもの選択肢を突き付けられ苦しみながら誰もが幸せになれる未来を掴もうとしていた姿がこちらの感情を叩いてくるから
誰かの心臓が捧げられなければ翔子が生きられないから咲太は藻掻く事になった。その有り様や傍で見守る翔子の決断があまりに美しくて感情を揺さぶってきたのだけど、そりゃあの物語を翔子視点で再構築すれば、同じようで居て少し違う美しさが描かれるのは当然かもしれず
本作での翔子ってかなり特殊な描かれ方をしているように思える
原作や映画だと超然的な視点で咲太の決断を見守っているように見えた。けれど本作では翔子の心境が事細かに描かれる事で各段階で彼女が何を思い描いていたかが判然とする
というか、咲太との再会から一貫して彼をどうにかして幸せにしようとしている。苦しみ抜いた彼に報いようとしている
それは何処か無私のような奉仕のような
だからこそ、このコミカライズを読んで抱いてしまうのは彼女こそ報われて欲しいとの願い
それだけに11話で咲太と結婚した翔子の姿が描かれた時にはちょっと叫びそうになってしまったな…
数々の未来の中では有り得たかもしれない可能性。けれど、咲太がその可能性を選ぶ事は少ないだろうし、何よりも原作ラストで咲太が一つの未来を掴んだ姿を見てしまったから
その意味であれは有り得ない程の奇跡で成り立った未来と言える。そこに辿り着けた翔子がこれ以上を望むなんて不必要であると思える
そのような心境で読んでいたからこそ、絶望し助けを求めるあの時の咲太を前にして彼が望む翔子の姿を纏い彼の幸福を追求する姿には何とも言えない感慨を抱いてしまったよ……
翔子は咲太を愛しているけど、咲太が麻衣をとても愛していると知っている。だから彼が麻衣と共に居る未来を掴めるように手助けする
やはり翔子の行動は一貫してるんだよね。咲太に沢山を貰ったから咲太に沢山を返したい
そんな彼女が絶望の中心地で未来を掴む為に誰よりも苦しくて、誰よりも尊い選択を咲太や自分の為に選び取った姿に感動を覚えずに居られない
そのような翔子の決断が有ったからこそ、ほんの少し違うだけで殆ど同じように誰もが未来を掴める『今』へと辿り着いたのだろうし
本当に良い物語を読ませて貰いましたよ…… -
Posted by ブクログ
あの『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』を別視点で描く本コミカライズ、咲太が謎めく翔子に振り回された本作と違い、翔子の視点で彼女が何を考えていたかを芯に掲げ描いているから、原作を読んだ時の感情を思い起こしつつもまた別の感情を抱けるようになっているね
原作では咲太が自身の命と翔子の命を天秤に乗せ比べる事になったけど、同様の問答を翔子自身も行っていたのだと理央との会話を経て描写される展開はキツイものが有る……
現実的に咲太の心臓で生きている翔子にとって、別の時間の流れに在る世界の咲太であっても、俯き悩んでいるのならば救ってあげたい
でも、咲太が事故に遭わない未来を作るという事は、その時間軸において翔子は救われない。すると咲太には新たな苦悩が生まれてしまう
心臓を共有しているからこそ、どちらかしか選べない。でも、咲太と再び関わらないなら選ぶ必要も無い。なら翔子が自身を犠牲にする必然性もない
…の筈だったのになぁ……
再び交差してしまった咲太と翔子。そして咲太はかつてよりも酷い形で自身を責めている。そんな彼を前にすれば、本編にて咲太が病室の翔子を見て選択を決めたように翔子だって迷う理由はなくなる
本当に2人はどこまでも似通っている
だからか、あの中身が空っぽになるまで号泣した咲太に満たしてやるべき言葉も判る。それは未来にて花楓の心を聞いたからだというのがこれまた本シリーズの裏側を見ているようで感動的
…という流れが有った直後に修羅場が発生する様子には大笑してしまったよ。ああまで嫉妬心を明確にする麻衣も珍しいし、テンパリ具合がマックスになっている咲太も珍しい(笑)
シリアスな未来を隠してまるでラブコメのように交流するそれぞれの姿にはのほほんとして気持ちになってしまう
でも、翔子がタイムリミットであるクリスマスイブを意識して生活しているのと同じく、どうしたって咲太が真実に近付くのを避けられない
結婚式見学で露わになってしまうのは小さな翔子と大きな翔子の関係性。それが知られる事は2人が持つ天秤が傾き始めた合図のようなもの
遂に交わされたクリスマスイブの約束。大切な人の命を守る為に命を振り絞る翔子と咲太の様子には本当に様々な感情が沸き起こってきますよ……