品田遊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
オモコロ視聴者なので一冊くらい恐山先生の著作を読んでみようと思い手に取った本作。最近、反出生主義を衒いもなく掲げる若者がメディアに出ていて凄く違和感と危機感を感じたので、なぜこんな危険思想が生まれてくるのかとテーマ的関心もあったところ。
他人を傷つけてはならないという道徳的ルールを当てはめるなら、不幸となりうる主体を生み出すこと、つまり出生は道徳的に悪である、という論理が作中展開されていくのだが、全く納得できない。個人のレベルでの道徳で社会にも及ぶ話が議論されているので訳が分からなくなる。全体(社会)は部分(個人)の総和ではないのだから、個人主義の原則のみで社会のあるべきを議論するのは間違って