品田遊のレビュー一覧

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    17のショートストーリー

    飛ばし読みで充分なのと熟読してしまうものとの差が大きい

    SFチックなのは星新一を思わせる

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    2025年01月23日
  • 止まりだしたら走らない

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    ネタバレ

    電車の中で読みたい1冊。世の中に五万と人がいてそれぞれの人生を歩んでいるわけだけど、知り合いになるよりも他人として一生交わらない人の方が圧倒的に数が多くて、今この瞬間に隣の席に座っている人とはもう一生会うことはない(すれ違ったとしても気づきもしない)というのは不思議だなと思ったことはあるけど、それよりもさらに踏み込んで、電車に乗る人々がそれぞれ考えるエネルギーって膨大だな、とは思いついたこともなかった。
    どの人のエピソードもなにかしら心当たりがあったり同感できるものばかりで、その合間に挟まれる都築と新戸部の会話が面白かった。新戸部は元野球部だから男の子だと思ってたけどそれは先入観。巧みに密かに

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    2025年01月10日
  • ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語

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    私は反出生主義なのでブラックの言葉に賛同できる部分が多くありました。
    イエローのようなタイプの人は、ブラックの論理的な意見をいくら聞いても考えが変わることはないのだなーと思いました。
    色々な価値観の人がいて面白かったです。

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    2024年08月13日
  • キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々

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    日記を一気に読む行いというものがきついのかもしれない
    項目ごとに読み味というか雰囲気が違うのでさらっと面白おかしく読んでたら、今度は哲学的に事象を掘っていくようなものが来たりサウナのような体験だった

    ツイッターとかに書いたらプチ炎上しそうな突っ込んだ話が合って面白かった
    多少クローズドな場で書かれる文章の方が良い

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    2024年06月29日
  • ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語

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    超入門哲学書といった雰囲気。会話形式で「人類滅亡の是非」を語るテーマになっている。タイトルにもある通り「反出生主義」という考え方が主軸に物語が進行するが、他の哲学・倫理的テーマも散りばめられている。ラストは好き嫌いな分かれそうな印象。

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    2024年06月24日
  • ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語

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    反出生主義、または現実主義、悲観論者等、曲者たちを集めて魔王に人類滅亡をする意味を巡る物語。
    ただ反出生主義を語るのではなく、反出生主義の落ち目や他の意見を交えて反出生主義を分かりやすく書いてて入門としては良かった!

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    2024年05月09日
  • ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語

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    物語というより、寓話仕立ての哲学入門書というほうが近いかもしれない。小説として読むとソリッドに過ぎるかもしれないが、センセーショナルで魅力的な題材で、刺激的な議論が楽しめる。

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    2024年05月03日
  • キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々

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    よく聴くポットキャストで紹介されていて読んでみた。
    日常生活の中の些細だけど気になる事例を短い項目で分けていく内容。炎上しないような言い回しでTwitterに投稿するのかというもどかしさから猫のイデアについて幅広く書いている。
    普段からすごく物事に対して考えているということが分かるものだった。印象に残ったのは前半に書いていた飲み会に行く前にコンビニで振り込もうとするけどうまくできなくて乗るはずのバスに乗れず結局余計時間かかるルートを使ってしまい、すごく遅刻したという話は私は経験のある話で覚えている。
    正直トピックによってはちょっと着いていけない時や難しい内容だったりして特に共感はできなかったの

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    2024年04月06日
  • 止まりだしたら走らない

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    誰しもが一度は考えた、行動した、些細なことをテーマにしていて、あるある〜とサクサク読み進められた。実在する駅名が入っているのも現実的に感じられた。

    というか、最後の最後に登場人物の詳細がわかり、何故そう思っていたんだろう?と無意識の偏見があったことに気付かされた。
    (理論的に喋るから?野球部だったから?
                作者にやられた〜)

    PS 最後の最後まで話の構成がよく分からなくて?だった。

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    2024年03月14日
  • 止まりだしたら走らない

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    恐山の別名義の電車にまつわる短編がいっぱい入った小説。
    初めの方に入っている露出狂の人の話が気持ち悪かった。自分が露出したことが女の人の記憶に残り続けることに喜びを感じている…という精神が心底気持ち悪かった。女の人のトラウマになれることを喜んでるのは人間として最低だと思う。恐山はこんな気持ち悪いこと考えてる人だったのかと思って恐山を嫌いになりそうだった。性犯罪を犯してそれをむしろ誇りに思っているというのが気持ち悪すぎる。一度女になってただ女に産まれたからという理由だけで理不尽な性犯罪に遭ってみろよと思った。
    ここまで読んでもう読むのやめようかなと思ったけど一応最後まで読んだ。そしたらBLっぽい

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    2024年03月12日
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    読みやすくおもしろい。
    どれも鋭利なイメージでブラックジョークのような笑いがこみ上げる。
    さすが、ダヴィンチ恐山…

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    2024年03月11日
  • ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語

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    【読んだ動機とか】
    作者の品田遊(ダヴィンチ恐山)さんのコンテンツが面白くて好きだったので読んでみたけれど、面白いか面白くないかでいうと個人的には面白くはなかった。でも、読んでよかったとは思うし、興味深い作品ではあるので、後から読み返してみたい作品ではある。

    【あらすじこんな感じ】
    突如世界に魔王が誕生する。魔王は召使から、王の中の王である貴方様はその力で人間を滅ぼすことが使命であると伝えられる。しかし魔王は、王である自分は使命の奴隷ではないと憤り、人類を滅ぼすか滅ぼさないか、人間達からランダムに選出した者達に話し合いをさせて決めようと言う。人間達の結論に納得することができれば、その通りにし

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    2024年01月25日
  • 止まりだしたら走らない

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    空いてる時間にサクッと読めるお話。
    日常に転がってる面白いこととか、昔考えたことがあるようなことを登場人物たちが中央線車内やその沿線であれこれ考えてて、全く知らない人たちの頭の中を覗いているみたいで楽しい感覚を味わえた。
    仲の良い友人が昔中央線沿いに住んでて学生時代は沢山中央線を利用したから記憶の中の風景を思い浮かべながら読めて楽しかった

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    2024年01月19日
  • ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語

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    反出生主義という思想に関心があって読んだ本。哲学の範囲だけれど、各思想がキャラクターとなっているのでわかりやすい。反出生主義とは単なる思春期を拗らせた思想ではなく、人類の在り方を考える面白い思想だと感じた。

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    2024年01月15日
  • ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語

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    人類は滅亡すべきなのか?

    考え方、生き方の違った10人の意見を見ながら、自分はどう思うだろうか、とぼんやり読み進めた。
    こういう考え方をする人もいるんだな、と自分にない考えが胸に落ちていった感覚になった。

    とはいえ、中盤あたりは同じような話、似たような展開を繰り返す感じで読んでて少し退屈に。多少違う例えや展開を出していたけど、同じテーマで語り続けているのを読むのは少ししんどい部分がある。、

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    2024年01月12日
  • キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々

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    ライトで面白い部分と、スイッチが入ったように哲学してしまう部分が入り乱れておりました。基本とぼけて面白い文章なのですが、こっちのスイッチも入れ替えないといけないので少々疲れます。

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    2024年01月12日
  • ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語

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    表紙と題名に惹かれて購入したけど、思っていたよりかなり難しかったです(笑)ただ、後半くらいから終わりにかけて、最後どうなるんかな〜という、ドキドキ感があり、ワクワクして読み進めることができたけど、結局難しかった(笑)

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    2023年10月26日
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    掌編含む17個の話が収録された短編集
    SFっぽいものあり、意味が分かると怖い話っぽいものあり、身近なネット社会が垣間見えるものあり
    全体的にインターネットの世界で長らく活躍している著者らしい見方の話が多くて楽しめました

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    2023年08月21日
  • 止まりだしたら走らない

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    日常に転がっていて少し考えるけど、すぐに忘れ去ってもう思い出すことのないような、
    そんな小さいぼんやりした事が文章となって次々現れてくるのが面白かったです。

    挿絵も面白いんだけどややデカい&多くてちょっと読書に集中しにくかったかも。
    最後にちょっとした種明かしがあり、最後まで読み進めて良かった〜となりました。

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    2023年05月05日
  • キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々

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    作者の頭の中を少し垣間見ている感じの本。流し読みでも楽しめた。(´・∀・`)ヘーってなることもあったし、笑える部分もあった。だけど途中に挟まる短編みたいな茶番劇が冗長だなーとは感じた。好き嫌いがはっきり分かれそうな作品だなという印象。

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    2023年04月30日