品田遊のレビュー一覧

  • ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語
    表紙と題名に惹かれて購入したけど、思っていたよりかなり難しかったです(笑)ただ、後半くらいから終わりにかけて、最後どうなるんかな〜という、ドキドキ感があり、ワクワクして読み進めることができたけど、結局難しかった(笑)
  • ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語
    ずっと他人事の気持ちのまま、10人の話し合いを聞いていた。私は空気だった。

    空気とはいえ、ブラックの話は興味深く聞いていた。
    私はどちらかと言えば…ゴールドの気持ちに近い考えで、子供を産み育てたいと思う側の人間だ。

    自分がもし動けなくなった時、社会と断絶されていたら発見が遅れて周りに迷惑がかかる...続きを読む
  • 名称未設定ファイル
    掌編含む17個の話が収録された短編集
    SFっぽいものあり、意味が分かると怖い話っぽいものあり、身近なネット社会が垣間見えるものあり
    全体的にインターネットの世界で長らく活躍している著者らしい見方の話が多くて楽しめました
  • 止まりだしたら走らない
    日常に転がっていて少し考えるけど、すぐに忘れ去ってもう思い出すことのないような、
    そんな小さいぼんやりした事が文章となって次々現れてくるのが面白かったです。

    挿絵も面白いんだけどややデカい&多くてちょっと読書に集中しにくかったかも。
    最後にちょっとした種明かしがあり、最後まで読み進めて良かった〜と...続きを読む
  • キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々
    作者の頭の中を少し垣間見ている感じの本。流し読みでも楽しめた。(´・∀・`)ヘーってなることもあったし、笑える部分もあった。だけど途中に挟まる短編みたいな茶番劇が冗長だなーとは感じた。好き嫌いがはっきり分かれそうな作品だなという印象。
  • 名称未設定ファイル
    すらすら読めました。
    ただ自分の理解力が足りないのか、よく考えたり調べないと意味がわからない短編もあったり…。
    内容はとても面白くて、こんな未来がや現実があったら嫌だなとモヤモヤするところも。
  • キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々
    タイトルに惹かれて。

    有料のWEB日記を書籍に。
    WEBでは横書きなので、やはり本として読む方が入りやすい。
    たとえば「感想」
    読書感想文についての独自の意見が書かれているが、概ね同感する。子供の頃に読みたかった。
    他にもいろいろ共感すること多く。
    ただ、SNSやWEB上だと同じ内容でも響かなかっ...続きを読む
  • 名称未設定ファイル
     作者と読者は切り離して評価すべきだと思うし、本書にもそういった内容をテーマにした短編が収録されていたが、それでもあの書き手から生まれて来たんだなあ、ということを意識せずにはいられなかった。インターネットにどっぷりな筆者らしく、そこで話題になりがちなテーマを中心に扱った短編が多かった印象。そもそも、...続きを読む
  • 止まりだしたら走らない
    授業の暇な時にスマホで読んでた。
    白紙の上に自分の行動範囲をマッピングするとしたら大部分が白紙みたいな表現があったはず、それが好き。
  • 名称未設定ファイル
    ただひたすらに読みやすい。水のように読める。でもそれは内容が特別面白いからではなくて、ネットの記事と児童書の中間地点のような文体だから。でも著者は小説家ではないので、それはそれで別にいい。
  • 止まりだしたら走らない
    ふと考えるしょーもない小ネタや「あー、あるある」と思う小ネタが次々に出てくる感じ。
    気楽に読めるのがいいところ。
  • ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語
    感想
    自分の中に眠る反出生主義的思考に気づかされる。遺伝子を繋ぐことを幸福と思う人もそうでない人もいる。当たり前だが共存のために覚えておきたい。
  • ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語
    「こどもを産まない方が世のため人のため。
    なぜなら生きることは苦痛を伴うから。」

    この発想自体にいいも悪いもない。
    ある人にとってはその通りだろう。

    けれども、それを「道徳」として拡大解釈し
    「こどもを産む行為は悪である、
    この思考を広めて人類を段階滅亡させよう」

    は出来ない。
    なぜなら苦痛は...続きを読む
  • 止まりだしたら走らない
    中央線の乗せて読むオシャレな本。
    たった数ページの内容で、露出狂の人に憐れみの感情を抱いた自分に驚いた。

    新戸部先輩の描写がちょっとだけずるいので、この恋は酸っぱいままで良いと思う!

    、、、と思ったものの、全く気付かない都築君も然りだな!お似合いコンビという事で自分を納得させようと思う。
  • 止まりだしたら走らない
    短編と長編が交互に繰り返される構成。
    全編読みやすく、長編はオチも良い。

    オムニバス形式でサクッと読みたい人向け。
    短編の人達は所々で繋がっているが、全体としてはバラバラの時系列と関係性。もう少し小説世界の広がりがあると良かったなぁ。

    それにしても恐山の人間観察力は恐ろしいね…。