森川成美のレビュー一覧

  • かわらばん屋の娘

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    ネタバレ

    まさかの東禅寺事件に繋がっていくとは!
    歴史小説もそうだが、親の事とはいっても
    把握してない事は多く、また世の中で何が
    起きているか少女に分からない
    この小説は事件の目撃者・当事者が現実に
    受けていく扱いを淡々と描く、幕末に多く
    あった風景のひとつ(´・ω・`)

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    2024年04月08日
  • てつほうの鳴る浜

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    1270年、元寇の時に活躍した少年の話。
    いと、という不思議な少女の登場でファンタジー要素があり、地味におもしろかった。
    運命を楽しめ、がキーワードだけど、自分の意に反して、過酷な戦いに巻き込まれる。
    嫌な出来事も楽しめって、厳しい。
    成長過程の子どもたちには、勇気になるのかな?

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    2023年10月23日
  • 小説なかよしホラー 絶叫ライブラリー 友だち地獄

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    ネタバレ

    人生において素晴らしい存在である友達。友達がいれば、ちょっとの事でもなんだか楽しい。そう思えてしまう程大切な存在。でも、そんな友達も些細な事ですれ違い、それがとんでもない恐ろしい体験を呼び込む事だってあるのです。


    少女向け雑誌「なかよし」もホラー系の小説を出していたことには驚き。しかも、このシリーズは計四冊。リボンに比べると圧倒的に少ないが、それでもなかなか多い。三大少女向け雑誌のすべてがホラー系の書物を出しているのか。少女向け雑誌なのでやはり身近なものがテーマになりやすいようだ。今回のテーマは「友達」。日常生活を送るうえでなくてはならない存在の友達が絡んだ話が全4編。友人と送る楽しい学校

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    2020年09月22日
  • アサギをよぶ声

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    ちょっと期待しすぎたかも。
    当たり前だけど児童書でした。
    いや、これでは本好きな子供には「なんか浅いなあ」と思われてしまうと思う。

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    2017年07月08日
  • アサギをよぶ声

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    読みやすく、そこそこ面白い。この本はまだ始まりで、これから物語がどう展開し、纏まるかが、作品の価値になるだろう。
    村八分にされている娘が、他の娘とは違う、男と競って戦士になることを決意するわけだが、見た目美人で戦士的な才能があるという御約束の設定には、大人としては鼻白むし、選ばれし戦士には「声」が聞こえるというのも、読み手に説得力があるように書けるのかという不安を抱かせる。
    でも、まあ、続きを読んでもいいかという気持ちにはなった。
    それにしても、スカイエマは売れっ子だと理解していても、絵が荒れてないか。PCで描くことは否定しないが、それは一定のクオリティがあればこそ。手描きより劣るならやめた方

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    2016年02月11日
  • アサギをよぶ声

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    ネタバレ

    古代(狩猟の時代から村が形成されてきたころ)の日本、設定でしょうか。

    アサギの村では十二歳になると、女の子は女屋に、男の子は男屋に入る決まりになっていた。
    アサギは母子二人暮らし。村のはずれに住んでいる二人は、昔のある事件をきっかけに、差別されている。
    家に男の子がいないので、配給も少ない。
    アサギは十二歳になるが、女屋に入れるかもわからない。男の子なら、男屋に入って戦士に選ばれるため修行し、戦士になれれば配給も多くなる。
    女の子であるために、母からいつも愚痴を言われているアサギは、
    ある時、掟をやぶってハヤという戦士から弓の指南を受ける事にした。戦士になる試験は弓当てだからだ。
    アサギとハ

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    2014年06月30日