佐野貴司のレビュー一覧
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この本が持っているレンズで見える世界、めちゃくちゃクリアだったです。「ブラタモリ」的な地形を見るレンズとノーベル賞の真鍋叔郎の「大気海洋結合モデル」的な大きなレンズの真ん中ぐらい…地球の中での日本列島の生成を目の当たりにしているようでした。使われる図表もシンプルでわかりやすく、また語り口調もやさしく...続きを読むPosted by ブクログ
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なんか解像度がめちゃくちゃ上がってる。でも、言ってることは30年前とそれほど変わってない。ブレイクスルーがある時期ってそんなに多くないのかもしれない。Posted by ブクログ
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地球科学に興味を持ったので読んでみた。
岩石や分析の部分はあまり理解できなかったが結論が分かりやすく書かれていたので内容はわかった。
全体を通して面白い内容で分かりやすく解説があり良かったです。Posted by ブクログ -
日本周辺の5000万年間の気候変動を、時間軸をギュッと圧縮して紹介してくれる一冊。スケールが大きい。地殻運動、日照、海流、気温、火山、モンスーンなど様々な要因があって、今の日本の豊かな四季があることを再認識できた。
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現代が氷河期の間氷期で、今は氷期に向かっている最中なのに、なぜ温暖化問題が起きるのかと何となく思っていた。そこでこの本が読みたくなった。そもそもの知識が疎いので5000万年前からの解説はヘビーなのだが、日本に人類が渡来したあたりから面白くなる。地球の大きな変動の中で小さな気温差は問題ないのかと思って...続きを読むPosted by ブクログ
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地質学も気になるので手にとってみた。
途中、岩石の話と、科学記号は
やっぱり頭に入ってこなかった(泣)
これが入ってこんようだと、
この分野には進めないなぁ(泣)Posted by ブクログ -
ムー大陸伝説から入って、この伝説の地質学的検証をする形で、地殻やらプレートテクトニクスやらを解説。
最近の研究成果を織り交ぜてくれてるし、少し難解なところもあったけど、わかりやすく説明してくれてます。
著者の専門と違うけど、モアイ像が体を揺すって歩いていたという伝説を伝説と紹介していたけど、最近...続きを読むPosted by ブクログ -
御嶽山噴火などどうしても個々の火山に目が行きがちな火山学。それよりもスケールの大きい研究についての本。
プレートテクトニクス、プレートの沈み込みと火山の関係、溶岩プルーム、などについて学べた。
プレートが沈み込むとき大量の海水がマントルに引きづりこまれそれが岩と混ざることで融点が下がりマグマが...続きを読むPosted by ブクログ -
先日のプレゼントでいただきました。 ありがとうございます。 久しぶりの紙本です。
失われた、海に沈んだ、心惹かれる形容詞です。地球の謎は、まだまだ深く存在しているんだなぁ、と思いました。 ムーなのか、アトランティスなのか、はたまた、ジーランディアなのか。 きっと私は正解を、真実を知ることなく生を終...続きを読むPosted by ブクログ -
現在活動中の火山は世界中に数多くあるが、1億年前には日本列島の何倍もの大きさの超巨大火山がいくつも活動していて、プレートテクトニクスによる巨大大陸分離の動力源になっていたらしい。
それを探ることは、そもそもマグマはどのように生成されるのか(マグマは基本的に地表近くの地殻とマントルの境目でしかできな...続きを読むPosted by ブクログ -
献本で頂きました。
日本は大陸と続いていた!
温暖な気候だったり寒冷だったりを繰り返して今の四季折々の日本の気候が生まれたんですね。
大陸から離れたから生まれてきた気候だとか。
いろんな季節が楽しめる日本には5000万年もの歴史があるなんて初めて知ることも多かったです。Posted by ブクログ