あさのゆきこのレビュー一覧

  • 閃光少女 1
    写真を題材にした漫画は他にも幾つか思い浮かぶけれど、この作品は中でも比較的まともにカメラの説明や撮影技法に踏み込んでいる(と思う)。華美ではないがドラマも読み応えがあり、面白かった。もっとラブコメしてくれてもよかったんだけどなぁ。
  • 閃光少女 3
    作中普通代表な速水くんも体育祭で活躍の場が与えられて嬉しく思った。主人公たちの恋模様も爽やかで良かったのだけれど、もっとラブコメする姿を眺めたかった。
  • 閃光少女 2
    遊びはやや少ないが真摯にカメラと向き合ったドラマが面白い。これを読んでちょっと自分でも手近なところで写真を撮ってみたくなった。
  • はんなりギロリの頼子さん 4巻
  • はんなりギロリの頼子さん 1巻
  • 夕焼けロケットペンシル 1
    現実はいいことばかりじゃないけど、小さな町の文具店に集う地元の人々が温かくて心穏やかになれる。続編が読んでみたくなる作品。少し大人になったさっちゃんにまた出会いたい。漫画家のお兄さんや同級生の男の子、それからこれから出会うかもしれない新たな男性もいるかもしれない。ラブコメ作品としても十分楽しめそうだ...続きを読む
  • 夕焼けロケットペンシル 2
    この作品を買おうと思ったのはこの巻の表紙に一目惚れしたため(笑)

    本編の内容もいいですが、この作品の元となった読切がとても好みでした。作品の中では他人同士ですが読切では従兄妹同士。恋愛色強めですがやっぱりこの読切でも社会の厳しさとか、決して好意的ではない周囲の目とかそういう内面の部分がうまく表れて...続きを読む
  • 【マンガ訳】太宰治
    『走れメロス』くらいしか読んでいないので、いつか太宰作品はちゃんと読みたいなーと思っていたので購入。著者陣のなかに『ひらひら』の岡田屋鉄蔵さんがいるのもうれしい。どの作品も面白かった!もちろん作家さんがうまいからだけど、もとになる太宰治の作品の質が高いからこその面白さなんだろうなぁ。
    俄然、太宰が読...続きを読む
  • 閃光少女 2
    甘酸っぱい!

    高校生って眩しい。それぞれが輝いてる一瞬を切り取るのに写真機はいらない。主人公の顧問である濱野から見た高校生の眩しさが普通以上に伝わってくる。
    青春過ぎ去りし年齢の僕にはたまりません。


    作者は写真に詳しくないようですが、しっかり勉強して物語に写真
    を巧妙に取り入れる手法はすごい。...続きを読む
  • 閃光少女 1
    高校の写真部を舞台に元プロカメラマンの主人公が部員たちの姿に触れながら写真と再び向き合っていくお話。

    当たり外れの多いカメラ漫画の中で個人的に久々の期待作。

    多くのカメラ・写真漫画だと作画やストーリーのなかでカメラの存在が「浮く」ことが多いんだけど。ネタのチョイスと難度設定がうまいのか本作はそう...続きを読む
  • 夕焼けロケットペンシル 3
    サトミが大人の関係を妬みつつお店も守っていくという少女の成長と、それに対する周りの大人のがんばりや気遣いが暖かい作品でした。
  • 夕焼けロケットペンシル 2
    各登場人物の思い出やら回想をメインにした内容。
    どの話も切なかったり和めたりほんのり暖かい話になりつつ重い現実も描かれておりすごく楽しめました。

    毎度引きがずるい!3巻が待ち遠しい!
  • 夕焼けロケットペンシル 2
    こんなできた小学生はいない。

    小学生が店主やってる文具店。リアルにいろんな壁が立ちはだかるし悩むし葛藤するんだけど、各話楽しく読めるし続きが気になる。
    2巻の終わり方なんて!もう!どうなるのよ!!って感じっすね。
    「私のおウチはHON屋さん」と比べて見てしまうけど、下手にギャグ要素を入れず、登場人...続きを読む
  • 夕焼けロケットペンシル 1
    古びた文具店で父親の変わりに小学生の娘が店を切り盛りし様々な人達と助け合いながら文具店を経営してく話。

    下町の情緒が溢れており助け合いながら店を切り盛りしてく下町ならではの交流が描かれていており素晴らしい、逆に小学生だから卸屋に相手にされないなど一山あったりしてそれもいい。

    文具の懐かしさも...続きを読む
  • 夕焼けロケットペンシル 1
    ほんわか系漫画で、商店経営者としては複雑ながら応援したくなる感じ。なんとなく昭和の雰囲気の絵柄が凄く好き。サクセスストーリー風味の後味良く終われそうなストーリー展開が安心して読めます。なんというか・・・こういう漫画があるのって、幸せだなぁと感じます。
  • はんなりギロリの頼子さん 1巻

    感想 ギロリの頼子さん(1)

    面白い。
    淡々と進む話がリアルであり、とても新鮮。京都の日常を肌で感じる事が出来た。
    おなじ国の関東圏の人間にとっても、関西人はある意味、異人である。(語弊があるかもしれません。御容赦下さい)ならば、住人と他国観光客の間では異文化による摩擦はもっと大な筈。
    事実、この作品は、京都人の生活、観光...続きを読む
  • 夕焼けロケットペンシル 3
    最終巻。
    人の嫌なところを知って、でもだからこそ人の温かさにも気づけたサトミちゃん。彼女が健気で元気に頑張っているから周りの人も手を貸したいと思えるのでしょう。読んでいて和みます。
    今まで謎だったお父さんのことやお母さんのことがわかって、お婆ちゃんの登場とお婆ちゃんによって突きつけられた条件もどこか...続きを読む
  • 【マンガ訳】太宰治
    最近時間もあるし、いわゆる「文学作品」でも読もうかなと思っていたころに出会ったこの本。
    太宰に対して厭世的で難解というイメージを勝手に抱いてたけれど、なんだ意外とお茶目で鋭くて優しいじゃん、とこの本読んで思った。

    なので、「文学作品」への挑戦は太宰から始めていきたいと思う。
  • 【マンガ訳】太宰治
    作品はもとより作品性そのものや作家本人とか、色々な形で愛されている作家だと思えるバラエティ。この人目当てで買ったサダカネアイコ『葉』、原作の手法ごとスクラップ&ビルドして太宰であり『葉』でありつつ全くオリジナルの名編にして良オマージュになっていて素晴らしい。
  • 【マンガ訳】太宰治
    古典文学作品のコミックス化の企画はたまに見かけますが、本単行本は太宰治。執筆陣の多様な解釈で、時代ものあり、現代もの(YoutubeやTwitterやスマホも出てくる)ありの面白いアンソロジーになっています。
    それにしても「太宰にはツイッターがよく似合う。」

    作家さんそれぞれの個性が出ていてどれも...続きを読む