近木野中哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
敵役だった一方通行が裏主人公に変わるための大きなターニングポイントを描いた1冊。
上条に実験を力尽くで止められ立ち止まっていた彼が、自分の意思で別の道を進む事を選ぶ転換期です。
彼にその道を選ばせた今回のヒロインは、妹達の小さな統括個体。
彼女の天真爛漫な無邪気さ愛くるしさやくるくる変わる表情は見ていて飽きません。ただ無邪気なだけじゃなく、大人びた包容力すら感じる眼差しも彼女の魅力の一つ。
本誌掲載時からの大幅な加筆修正は圧巻。
ファミレスのシーンや研究所のシーンなどの加筆に加え、細かな変更は書ききれないほど。
本誌で読んでいたから単行本は必要ないと思う方にも、今回ばかりは是非お勧めしたい -
Posted by ブクログ
原作小説に興味があったのですが、あまりに巻数がかさんでいるので、とりあえずどんなもんかマンガから読んでみるか、と思って購入。タイトルに“魔術”なんて出てくるから、どんなファンタジーかと思っていたら、意外にもSFでビックリしました。オビに“魔術×科学”とアオリがあったけど、1巻を読んだ限りでは、“魔術×超能力”という方が正しいような気もする。ミサカみたいに科学によって身に付けさせられた超能力と違って、主人公の右手は天然モノだもんね。まあなんにせよ、面白い設定であることに違いはなし。これからどうなるのか、今後の展開が非常に楽しみな作品ですね★
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購入済み
難しい
舞台は学園都市から外、イタリアへ。複雑な宗教的な対立や新キャラが一気に増えて理解に時間がかかる巻でした。オルソラだけでなく、シスター服のキャラが一気に増えたことが理解の難関さをあげている気がします。見知った学園都市のメンツがいないのも少し寂しいですね。次巻は盛り上げていってくれることを期待します。