坂本敏夫のレビュー一覧

  • 元刑務官が明かす死刑のすべて

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    筆者は元刑務官。ドキュメントノベルという話も含まれるが、ほぼノンフィクション、死刑の現場が書かれているのだろう。死刑そのものより、腐敗した拘置所が気になった。

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    2024年10月20日
  • 元刑務官が明かす死刑のすべて

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    教誨師からの死刑は『教誨師』で読んだので、今度は刑務官からの死刑についての本が読みたいなと思ったらこの本がヒットしたので読んでみた。
    途中でいきなり物語(小説)が始まり、「?私は一体なにを読まされているんだ??」と混乱したが、小説自体は面白かった。改めてページを戻してこの小説の説明を読んだらドキュメントノベルであると書いてあり嘘でしょ!?と驚く。幹部(偉い人)がしょうもないとすべてがボロボロになっていくのがよくわかる。

    刑務官という仕事の複雑さ(カウンセラーや教師的な役割と警備や執行者という相反する仕事を同時にこなす)や激務はもう少し改善されるようになればいいのにと思う。正直こんなに苦悩を抱

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    2024年07月03日
  • 囚人服のメロスたち 関東大震災と二十四時間の解放

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    1923.9.1 関東大震災時、横浜刑務所で囚人たちの安の為、完全解放処遇を決断した。

    囚人たちが、戻ってくると信じていなければできない決断であっただろうと思う。

    そして、彼らも24時間の解放の中、何を思い行動したのか…そのまま逃げるという選択もあったはず。

    災害に直面してなお、人間らしさを貫いた人たち。
    それは、信じることの大切さであったのだろうか。


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    2022年06月14日
  • 誰が永山則夫を殺したのか 死刑執行命令書の真実

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    堀川惠子さんの著書で永山則夫を知り、気になったので読んでみた。私が求めていた内容とは少し違ったかな?といった感じ。刑務官という立場から見た拘置所、刑務所を少しでも知ることができたのはよかった。

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    2021年01月13日
  • 元刑務官が明かす刑務所のすべて

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    日頃知られていない刑務所の実態が書かれた書籍。確かに全体の構成や情報の密度には課題があるかもしれないが、著者の実体験、法律、統計資料に基づく記述には信頼感があり、しっかりした一冊に仕上がっている。

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    2015年01月04日
  • 元刑務官が明かす死刑のすべて

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    筆者の主張が強い。もうちょっと客観的な目線だったら良かったかなぁと思う。

    それにしても刑務官の仕事ってこんなに幅広いのかって感じで…。もうちょっと細分化できないのかな。

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    2014年08月12日
  • 元刑務官が体験した怪奇事件簿 刑務所の怪談

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    刑務所への関心
    幸いにして、刑務所で過ごしたことはない。
    行ったことはある。(ふふふ)

    一般には縁遠いはずの刑務所だが、刑務官の話というのはなかなか聞く機会がない。
    怪談話というより、刑務所のなかの姿を知るという意味では有意義ではないだろうか。

    印象的なものがいくつかある。
    若い人は永山事件など知らないだろうが、と著者は言う。
    一般的にはそうかもしれない。
    いやいや、法律を勉強していれば絶対にこの事件は知っているはずだ。
    知らなければモグリだと教授は言っていたっけ。
    この死刑囚と著者は会話をしていたというのが驚きだ。
    これを機に死刑の基準が設定されたといわれているわけだが、なかなか、「事件

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    2015年03月18日
  • 元刑務官が明かす刑務所のすべて

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    露悪的な暴露本かとも思ったけど,以外としっかりした内容。ただ,全体としての構成がイマイチなので,細切れ感はあります。元刑務官ならではの情報もあったりして,部分的にはなかなか参考になります。

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    2011年12月05日
  • 元刑務官が明かす刑務所のすべて

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    お仕事がらみで読んでみようと思った本。

    ちょうど刑場が一部公開されたニュースなどもあり、とってもタイムリーな感じで読めました。

    刑務官のお仕事、って今まであんまり想像したこともないし、全然知らなかったですが、本当に大変なお仕事ですね。
    刑務所についても、刑務所にもいろいろな種類や特性があること、囚われている人にもいろんな立場があることなど、そりゃあ考えてみれば当然なんだろうけど、改めて知りました。

    なかでも、死刑囚の処遇についてと、仮釈放がほとんどなくなってきつつある無期懲役について、いろいろと考えさせられました。

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    2010年08月28日
  • 元刑務官が明かす死刑のすべて

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    途中で死刑判決が出た事件を羅列しているようなところを少し読み飛ばしたりしたが、最後の項の死刑執行の様子の描写はさすがにリアリティがあった。
    筆者の意見や心情が多分に入っているので、それも一意見として客観的に読むべきかと思う。

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    2010年06月14日
  • 実録! 少年院・少年刑務所

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    ビバ!少年院!!
    って感じの本でした。

    少年院紹介のページはまるで学校紹介だった。
    各院ごとにけっこう違いがあるみたいです。
    あと、少年刑務所に少年はいない!といったあたりは知らなかったなぁ。

    筆者はわりと少年の更生を信じて社会の偏見などを否定する論調のようなのだが、一方で被害者感情を代弁するように処罰の甘さを批判していることとのバランスはどのように考えているのだろう?

    まあ、その辺の見解を主張する本ではなくて、単純に逮捕(補導)された少年がどのような手続きを経て少年院及び少年刑務所に送られ、そこでどのような生活をするのかが分かりやすくフィクションのストーリーにのって書いてある本。
    読み

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    2009年10月07日
  • 元刑務官が明かす死刑のすべて

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    真面目な本なんですがね
    年表とか組織図とか日記とか
    色んなものがあるだけにリアルで
    死刑執行までの劇画とかもあり

    死刑執行をする刑務官が精神的にやられたりだとか
    なんだか色んな角度で死刑を考えて
    ちょっとホント気持ち悪くなってしまった一品。

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    2009年10月04日
  • 元刑務官が明かす死刑のすべて

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    「死刑はいかに執行されるか」の文庫化…持ってたのに2重購入。
    タイトルと作家名に釣られて瞬間的にレジへ。
    どんなときも中身チェックは必須ですねorz
    文庫化のときの改題には要注意!

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    2009年10月04日
  • 元刑務官が明かす死刑のすべて

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    昨今の日本における死刑囚と死刑についての実態が赤裸々に綴られています。元刑務官でなければ書き得ない内容で、興味深く読みました。
    死刑+無期懲役 vs 終身刑など議論になっている点についても触れていますが、かつて死刑に係わった立場もあってでしょうか、今ひとつ主張に歯切れの悪さが残っているように感じました。

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    2009年10月04日