石田勇治のレビュー一覧

  • ヒトラーとナチ・ドイツ

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    第二次世界大戦におけるヒトラーの行動についてはあまり書かれていないが、それまでのヒトラーが独裁政権を樹立するまでが詳細に書かれている。
    ヒトラーを含めナチスの人物たちは、生まれながらの極悪人ではなく、当時の第一次世界大戦で敗戦し絶望の中にあったドイツ、そしてドイツを服従させようとしていたヨーロッパ諸国が生み出したものだと感じた。

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    2021年01月24日
  • ナチスの「手口」と緊急事態条項

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    ナチスが「過半数を占めたのではない」ことが強調されるが、第一党ではあったし比例代表制選挙の弊害で他党は結集せず共産党はスターリンの手下だった/国会議事堂放火事件「やはり陰謀」とするがパヨクは嘘が多い╱何よりナチス政権で恐慌を脱し国の威信を取り戻したのは事実/パヨクの理想は憲法論議のない国、北朝鮮のような。投票過半数を占めたのではない民主党政権の際に好き放題やって皇室宝物を贈呈した韓国との関係さえ悪化させたのを新鮮な教訓として挙げれば説得力増すのに/緊急特別法がないので、外出「自粛要請」だけで命令ができない

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    2020年07月26日
  • ヒトラーとナチ・ドイツ

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    まず、今日1月27日はアウシュビッツ強制収容所が開放された日だそうだ。本書はヒトラーが政治家を目指してから自死するまでが詳しく記されており、専門家から強く薦められているものである。ドイツ国民はヒトラーに騙されたと目にすることがあるが、本書を読むと国民がヒトラーを後押しした感もある。WWI後の賠償金負担や世界恐慌が重くのしかかり、その打開のみを国民は求めていた。それ故に熱狂を生み、間違った方向に全体で進んでしまった。経済が人間を狂わすのは現在も同じで、75年経った今も進歩していない人類に恐怖を感じる。

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    2020年01月27日