映画「STAND BY ME ドラえもん」の書籍版。映画のもととなった作品と、ドラえもんの語りという構成。
ひみつ道具の存在や大長編ののび太の活躍で忘れがちになるが、元々ドラえもんが未来から来た目的は、のび太の人生を幸せにすること。その忘れがちなドラえもんという作品の大前提となる部分に改めてスポットを当てている。
また、のび太を通じて、一見何も取り柄のない人間であっても、それを自覚して懸命に生きることで、何かを変えることができるというのを問いかけている。(実際にはのび太には射撃というちゃんとした特技がありますが。)