岩出雅之のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
負けない作法からアップデートされた内容が載っていて、今後の自分に活かせていくために必要なことが多く書かれていた。自分と違う最近の世代に対して気をつけるべきことなどが参考になった。
特に心に残ったフレーズ
p.90 体験を経験に昇華できるかどうかで変わる。
p.159 真面目はすぐに飽きられる。真面目なリーダーは都合のいい存在になりがち。真面目だけでなく個性や人間的魅力が大事。
p.166 話あってみてという問いかけしている。
あるテーマについて分かった気になっても理解が浅かったり全く分かってなかったりする。説明するうちに整理されたり言語化されたりする。 -
Posted by ブクログ
■気付き
・まずはトップが変わる必要がある、成長マインド
・リーダーの指示命令はリーダーにとって楽をするためのツール、大事なのは自立を促すマネジメント
・惰性が一番よくない、トップは組織の方向性を示し惰性を跳ね返すように変わり続ける必要がある
・楽しさが大事
・人のモチベーションが最も高まるのはその行為をすること自体が報酬になっているとき
・組織作りで重要なのは心の余裕を持てるようにすること
・負けの原因は自分にあり、勝ちの原因は相手にある
■アウトプットすること
①惰性が発生していないか常に目を光らせながら成長マインドでマネジメントを行う
②自律的にスタッフが動いてもらえるような環境作りに -
Posted by ブクログ
ネタバレすごく勉強になった。自分も部活に所属していてどうやったら団体戦で勝てるチームになれるのか。どうやったら部員全員が本気で勝利を目指せて、当事者意識を持てるチームになれるのかを最近考えていてそのヒントが欲しいと思って読んだ。ただ、私の部活では準備等が一年の仕事で、いわゆる体育会のシステム。でも、それは各学年役割がある(4年は部の運営)なかでの一仕事だから、悪いことだとは思わない。ただ、仕事でのミスが出た時に、本ではミスに寛容にって書いてあったけど時には注意しないといけない場合もある。そこで、いかに寄り添ってあげられるかが必要だけどそれが1番難しい、、、、。どうやって注意するのが1番いいんだろ。って
-
Posted by ブクログ
ネタバレ著者の岩出雅之監督は
大学ラグビー9連覇の帝京大学の監督である。
著書はスポーツ心理学を教えていることもあり、その知識を存分に生かした指導を行っており、その利用したこと・効果があったことが理論的に書かれている。
この9連覇をする前は、教え方が違っていたという。その教え方・指導の仕方を変える事で、常勝軍団が作られた。
その指導というのが、大きく2つあり、
1つが「体育会系イノベーション」2つ目が成長マインドセットである。
まず1つ目の「体育会系イノベーション」とは従来、体育会系の部活では、とりあえず頑張れ・気合いでいけ、苦しむからこそ後で自分のためになる。という精神論で、
いわゆるスポ根のような -
Posted by ブクログ
優れたリーダー=「率先垂範」
組織のトップが一番注力すべきは「企業/組織文化」と断言する
そして組織文化の骨組み(フレームワーク)は「トップがつくっていく人工物」
今を楽しむ=最もパフォーマンスが高い状態を維持するために変化して「自律型集団、自ら考えて行動する」
外部環境の変化 ⇒ 内部環境の変化 ⇒ フロー体験
①横のコミュニケーションを密にー自ら考える自律型組織へ
⇔選手たちが自分たちで考え、話し合って問題解決を行う。
⇔的確な目標でモチベーション3.0で内部動機を刺激する
②組織力、人間力の底上げー無意識の意識化
⇔記憶は忘れやすい
⇒反応するから行動するまでに導く
⇒内的動機 -
Posted by ブクログ
友人のおすすめで読んだ本。
全国大学ラグビーフットボール選手権大会で9連覇を達成した帝京大学ラグビー部の監督(岩出監督)が執筆。
昨年はラグビー日本代表が大躍進した年でもあり、
ラグビーが以前より身近になったこともあり、手に取りやすいのかな。
スポーツが好きな人とかビジネス書が苦手という人にいいかも。
もちろん誰しも勉強になること多いし、現実に取り入れられること多いと思う。
根底にあるのは「勝ちたい」「楽しむ」という気持ちだと感じた。
だから、人生において「勝つってなんだ?」をしっかり見定めて行動するのが第一と身を引き締めるきかっけになった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者は帝京大学ラグビー部監督の岩出氏。大学選手権9連覇の偉業を成し遂げた方。4年生が雑用する組織とか有名。
感想。学びがたくさんあった。
備忘録。
・勝ち続ける組織とは「メンバー一人ひとりが自律的に考え、行動し、仲間と助け合いながら、自ら学習、成長する集団」。
・リーダーの指示命令は、リーダーが楽をする為のツール。VUCAの時代で勝ち続けるためには、自律型組織でなければ。
・技術や根性だけで勝てる時代は終わった。4年生が神として、圧力(=恐怖・やらされ感)をかけるのではなく、雑用は4年生がやり未成熟な1年生は自己にフォーカス。1年生は先輩に感謝して育ち、4年生になった時にそれを後輩に還 -
Posted by ブクログ
帝京ラグビー前人未到の9連覇の秘密がオープンになりました。先ずなにが凄いかって主将たちの優勝インタビュー。2014年度流大君の言葉「本当にここまで大学関係者、ラグビースタッフ、ファンの皆さま、仲間に支えられてきました。今日試合に出ていないメンバーを笑顔にできたことを本当に幸せに思います。まず筑波大学さんが80分間あきらめずに戦ってくれたことに敬意を表します。しかし、そこに真っ向勝負を挑んで戦った仲間を誇りに思います。この1年間、楽しいことばかりではなくつらいこともありましたが142人の仲間で乗り越えてきました。キャプテンとしてまだまだな部分もあったんですが、全員が支えてくれていいチームになりま
-
Posted by ブクログ
皆様は勝てる組織、リーダーとはどういうものだと思いますか?
統率の取れた組織、圧倒的カリスマリーダーのいる組織、みんな切磋琢磨し緊張感に溢れる組織、などなど。一人一人なんとなくでも組織像、リーダー像というのは持っていると思います。
私は、従来型の規律、統率の取れた組織や怖い強烈なリーダーシップの賞味期限は、早晩切れると考えております。もしくは既に切れているのかもしれません。
単なるピラミッド型組織では、勝てない時代に入っていると感じます。
トップダウンの組織下においては、リーダーの指示を待って動く、指示待ちが多くなり、自分の頭で考えなくなるからです。平均点の底上げには、繋がりますが、そこ