二丸修一のレビュー一覧
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購入済み
勢いが
今回はちょっと一服みたいな感じの小休止かな?
前巻までの勢いとを比較するとおとなし過ぎる展開かと。
ちょっと物足りなさは感じるな。
まぁ、次巻に期待しましょう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいや~面白かった。未知のウイルスにより男性のほとんどが死滅し、女性が固有能力をもち強くなった時代。例外的に女子生徒から猛アタックを受けることになった湊が、生徒会長の陰謀により96人デートを行うことになる。この96人デートはブラフで、乱入者によりぐだぐだになってしまう。湊が「女の子には誠実にすること」の意味に気付き、ハーレム構築の野望を一時諦めるのことになったのが収穫だろう。そのまま告白合宿と、その結末である千湖への告白へと繋がる。
女の子同士の攻防と駆け引き、湊に見えないところでの戦いところでの超能力を駆使したが面白い。結末も予期せぬもので目が離せない。素直になれない妹の有栖も素直になれないままで、色んな女の子が悩みながら行動していて魅力的だ。これは続きも読まずにいられない。
湊は兄だからと想いを諦めようとしてきた有栖に報われて欲しい。このままだと千湖エンドにはなっちゃうよ。さあ勇気を出して。想いを伝えて。
何だかんだでの女の子らしさが大切に扱われている女強ラブコメ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ二丸修一著『幼なじみが絶対に負けないラブコメ4』は、恋と策謀が渦巻く青春劇の中に、登場人物たちの「心の奥底」が露わになる一冊。
物語の中心に立つ末晴は、これまで築き上げてきた関係の綻びに直面し、表面上の軽やかさの裏に潜む人間の複雑な感情を受け止めざるを得なくなる。特に本巻で強い印象を残すのが、大良儀紫苑という存在。彼女の末晴に対する一方的な悪意は、決して容易に受け入れられるものではない。しかし、その不快さこそが作品に厚みをもたらしている。
紫苑の感情は単なる敵意ではなく、嫉妬、焦燥、そして愛情の裏返しといった、誰もが抱きうる「人間の負の揺らぎ」の象徴でもある。読者はその激しさに戸惑いながらも、彼女の内にある「救われたいという叫び」にどこか共感を覚える。作者はこの危うい心理の描写を決して避けず、むしろ登場人物たちの脆さを真正面から描き出すことで、青春の輝きと痛みを同時に刻み込んでいる。
また、白草や黒羽、真理愛といった他のヒロインたちも、それぞれの想いを抱えて動く。その感情の交錯が、単なる恋愛模様ではなく、人と人との理解やすれ違い、そして成長へと繋がっていく構造になっているのが見事だ。軽妙なセリフ回しの裏で、登場人物たちの心は確実に成熟へと歩みを進めている。
「ラブコメ」と銘打ちながらも、笑いと同じだけの痛みを孕んだ本巻は、シリーズの中でもとりわけ重層的な一冊といえる。悪意を描きながら、それを人間の深みに転化してみせる筆致には、作者の確かな力量と真摯な眼差しが感じられる。
ページを閉じた後に残るのは、単なる恋の結末ではなく、誰かを理解しようとする難しさ、そしてそれでもなお手を伸ばす人間の尊さである。 -
Posted by ブクログ
幼なじみが絶対に負けないラブコメ13
著者: 二丸修一
イラスト: しぐれうい
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**あらすじ**
すべての答えは最高の舞台・告白祭で――。ついに決着のヒロインレース!
群青同盟最大の敵・哲彦と勝負することになった俺たち。舞台は文化祭、テーマは告白。あいつの高校退学を撤回させるため、俺はこの動画対決で、最強アイドルの雛菊に絶対に勝たなきゃいけない。皆には何をやるかは俺に任せて欲しいって言っちゃったけど、どんなセリフと演出がいいか、作戦はどうしよう……。
それでも俺は、今度こそ一人を選び、勇気を振り絞ってあの舞台で告白する! 黒羽、白草、真理愛、三人とも本当に魅力的な女の子で、ずっと待たせてしまったけど――誰にするかはもう決まった。
運命の告白祭がやってくる。予測不能なヒロインレース、堂々完結の第13弾!
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**感想**
ついに「おさまけ」シリーズが完結しました。最終巻まで読んで、改めてこの作品の魅力を噛みしめています。ラブコメとしての王道を踏みつつ、現実離れした設定や、魅力的すぎるキャラクターたちが生み出す空気感には、まさに“青春を取り戻したような”感覚を味わわせてもらいました。
ライトノベルは意味深なタイトルも多いですが、この作品は、「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」というタイトルが、最初から最後までしっかりと物語の核を貫いていた点には感心させられました。あとがきにもありましたが、読者の受け止め方によって展開の舵取りが難しくなった部分もあったようで、作者さんの苦労が垣間見えます。それでも、最終的には計画通りに綺麗に完結したのは、本当に素晴らしいことだと思います。
ヒロインたちとの関係性の行方に、最後まで心を揺さぶられ、どのキャラにも感情移入してしまいました。13巻という長丁場の中で、笑いあり、涙ありのストーリーを届けてくれた作者とイラストレーターのお二人に、心から感謝を伝えたいです。ありがとうございました。 -
購入済み
作者が上手い?
率直に言えば、この主人公の優柔不断と幼さを理由に、様々な部分で上手に引き伸ばされていると言った印象を受けました。
やはり引き伸ばすためには、主人公は鈍感でなくてはならないのでしょう。
この作品も例に漏れず、とても鈍感です。
なのに、とても繊細に相手の心を読み取るアンバランスな設定。
時に鋭く、時にバカがつくほどの鈍感。
ラブコメの王道と評する方もいるとは思いますが、貫き通す想いがすれ違う、そんな感じの主人公とヒロインではなく、悪い言い方をすれば魅力ある女性に手当たり次第に目移りしてるだけで、これはラブコメの王道ではないと思います。
登場人物がある意味でみんな幼馴染で目移りばかりの主人公。
それらを巧みに操り、上手に長引かせていると言った感じが見受けられてしまって、個人的にはあまり好きではありませんでした。 -
Posted by ブクログ
今回は、ヒロインレースに新しく黒羽の妹2人が参戦するといった内容です。
読んでみて思ったのは、キャラが渋滞し始めたという印象です。
まず、登場人物が次から次へと新しく登場して、更にその一人一人のキャラが濃すぎるため、元々のキャラへのスポットライトが当たりづらくなってしまっているように思います。
話の作り方的にも、メインストーリーを一貫して描いていくという内容のため、ヒロインの中の誰か一人が集中的に描かれています。
それが、毎回違うキャラになっているためせっかく前回感情移入したり、キャラについての理解が深まっても、その熱を次巻に持ち越すことが出来ません。
色々なキャラを登場させるのも悪くないとは思いますが、個人的には一人一人のヒロインとの関係を深掘りしたり、日常回のような、内容は濃くないけどキャラ理解は深まる、というような回が読んでみたいと思いました。
ただ、登場するキャラクターは誰もが魅力的で、イラストもとてもかわいらしいらしいため、それだけでも読む価値は十分にあると思います。
次巻も楽しみにしています!