真斗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ上野動物園のジョン、トンキー、花子のお話。ゾウはかしこくて毒入りの餌を食べなかった、というのは知っていたけれど、こうして上野動物園にゾウがやってきたところから読むとやはりこみ上げてくるものがあった。ジョンもかわいそうだったと思う。あんぱんを勝手に投げ入れたお客さんが悪いような‥。飼育員さん目線で書かれているからそう思うのだろうけれど‥。トンキーと花子もなんと言って良いのか‥。東京都長官!当時の社会の空気は戦争重視だったのだろうけれど。今は東京都長官の考えは頷けないし頷けない世の中でよかったんだと思う。でも、コロナの時のことを考えると、日本社会は空気を読みがちなので、よくよく気をつけていないと行
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購入済み
未知なる力、託された使命
イエローの旅が本格化し、これまでとは異なる視点でポケモンとトレーナーの関係が描かれる。
彼女の特別な能力が物語に新たな可能性をもたらし、これまでとは違う形のバトルが繰り広げられるのが印象的。
ロケット団との戦いも激しさを増し、過去の因縁や新たな陰謀が絡み合う展開に引き込まれる。
仲間たちの支えや思わぬ出会いが、物語の深みをより一層際立たせている。 -
Posted by ブクログ
少し前に読み終わりました。
ハチ公の話を読むのはこれが初めてなので、他の本との比較は出来ませんが、児童文学らしく読み易い作品だったと思います。
ただ違和感はありまして、それはその場にいないキャラクターの一人称視点で物語が進んでいく、という点です。
これは単純に、そういう作品に触れる機会が無かった為の違和感かな、とも思います。
作品の内容について触れるつもりはありませんが、全体を通して、ハチを中心とした暖かな家族愛を感じました。犬好きさんにはオススメです。
この本を買った経緯は、そもそも挿絵を描かれている真斗先生が目当てだった訳ですが、文字の方でも存分に楽しませて頂きました。
挿絵に関し -
Posted by ブクログ
初代ポケモンのコミカライズ。しかし、本作はゲームの追体験にとどまらない、野心的な一作。
本作の魅力として、物語のテンポが実に軽快。馴染み深いカントー地方を舞台に、1話毎に原作のストーリーやバトル要素が巧みに落とし込まれており、ポケモンファンであれば、懐かしさと同時に新鮮味を与える構成。しかし本作の真価は、大胆なオリジナル設定による原作の逸脱だ。ジムリーダーが「正義」と「悪」に分かれているという設定や、サントアンヌ号でのポケモン密猟など、原作では描かれなかったダークな側面が描かれる。これらのオリジナル要素は、原作ゲームを隅々まで知っている読者であるほど、「え?こういう感じ?」と新鮮な驚きと衝撃