佐々木愛のレビュー一覧

  • 料理なんて愛なんて

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    読みながら自分自身を振り返ってみたとき、
    好きになりたい、
    への執着ってあんまりなかったなぁって思った。
    好きじゃなくなりたい、
    はめちゃくちゃわかるなぁって思った。
    これからどうしていこうかいろいろ考えているいま、
    読んでよかったな、と思った。

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    2023年05月20日
  • ここにあるはずだったんだけど

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    好きな俳優が一般女性と結婚し、それを祝福していた主人公。しかし後に元グラビアアイドルだったことを知ってから少し祝福の気持ちに変化する。胸のサイズがEかFらしく、Fだけは嫌だという主人公にとっては大事な理由。全四編収録されている短編集で、他の三編もモヤモヤしている今の自分をなんとかしようとするそれぞれの人物たち。あまり理解してもらえないことだったりする悩みもいつしか大丈夫と思えるようなものがあって温かくいま特に注目している佐々木愛さんの絶品の作品集。

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    2023年03月26日
  • ここにあるはずだったんだけど

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    胸に纏わる四話収録の短編集。

    たかが胸、されど胸。
    よほどの胸フェチでない限り、そうそう他人の胸に関心はないと思うけれど、小胸に悩む本人にとっては人生にまで影響を及ぼす重大ポイント。

    小胸がコンプレックスとなり、生き辛さまで抱えた彼女達の思いは切実だ。

    "F”に拘る女性を描いた一話『EあるいはF』と最終話の『胸は育たない』は彼女達の必死さと切なさに愛おしさが込み上げる。

    二話『ブラ氏の告白』ブラに拘る小太り夫婦の異様で奇妙な世界観に何度も噴き出した。

    極限の生き辛さを描いた三話『授乳室荒らしの夢』の結末はグッと来る。

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    2023年03月07日
  • プルースト効果の実験と結果

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    2022/03/05
    帯のタイトルを見て新刊コーナーで遭遇して気になったので購入。
    全4話からなる短編で構成されていて読みやすいです。
     ひとつ目の話は、高校生同士の恋に落ちていく過程が描かれていて、そこに至るまでの経過が「高校生っぽさが前面に出てるなー」と思えるものでした。
     ふたつ目の話は何だか世にも奇妙な物語とかで扱われそうな話だなーと思いました。赤坂さんと青山さんと言う人が出てきて、都会に憧れ、自分達の苗字にかけて色々と話が展開していくのですが…。
     みっつ目の話は桑田佳祐さんが楽譜を読めないということに端を発する学校での男女の話。同級生の観察日記をつけようとする女の子とそれに協力する

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    2022年03月05日
  • じゃないほうの歌いかた

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    5話とエピローグへと繋ぐ物語。
    2話までは、いったい何の話よ?と不思議系の女の子の話に全く共感出来ず、読むのやめようかと思ったけど、3話目から引き込まれて、一気に読めた本。
    だんだん話がつながってきて最後に人の人生や思いやりに温かい気持ちになる本でした。
    1話は不思議なカラオケの使い方をする人もいるんだなぁと思った。
    筋肉少女帯の歌、聞いてみたけど、全く共感出来んかって笑った。

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    2026年06月04日
  • じゃないほうの歌いかた

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    あまり刺さらない。
    なぜかと言うと、多分、登場人物の殆どが自分は乗り越えた感情、引っかからなかった点で苦しんでいるからかな。

    俳優さん、石崎さん、染井さんのパートは好み。

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    2026年05月30日
  • じゃないほうの歌いかた

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    積読チャンネルを観て買った本。
    もう20年近く行ってない、カラオケボックスのあの薄暗くて埃っぽい部屋の空気を吸いながら読んでいる気持ちになった。カラオケ苦手だったなぁ。
    全く輝いてなかった若い時の雰囲気を思い出して重ねてしまって、後半は読む速度が落ちてしまった。

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    2026年05月29日
  • ここにあるはずだったんだけど

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    素敵にいうとシンデレラバスト、誰にでもわかりやすくいうと貧乳がテーマの短編集です。思春期の頃に同じような悩みがあったので、自分としてはかなり刺さる内容でした。

    他人からしたらそんなことでも、本人はとても軽くは思えない、悩みってそういうものですよね。堂々とかわいいブラジャーを身につけていた素敵なバストのあの子を、羨ましく思う劣等感にまみれた気持ちが生々しく蘇りました。。

    『ここにあるはずだったんだけど』というタイトルが秀逸すぎました。

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    2026年05月24日
  • じゃないほうの歌いかた

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    昨今生きていて息が詰まるような感覚も多い現代だが、自身の生き方を肯定し、元気をもらえるような1冊。

    個人のカラオケ店を中心とした短編5編が収録されており、1話完結となっているが、少しづつ他の話へも滲み出しており、構成が面白い。

    自身のオススメ「池田の走馬灯はださい」。
    元気になれと思いが込められて作られた歌を歌詞通り受け取れる感性がいいな、と感じた。


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    2026年05月14日
  • じゃないほうの歌いかた

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    カラオケの本来の使い方じゃない方の関わり方。
    サナと加賀の関係が切ない。
    でも最後にはみんななんとなく救われているみたいで安堵

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    2026年05月02日
  • じゃないほうの歌いかた

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    積読チャンネルで紹介されてて読んだ

    70を過ぎてカラオケ店でバイトしてる方の話が良かった
    全体的に優しい語り口

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    2026年04月25日
  • じゃないほうの歌いかた

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    ダビンチ・プラチナ本から。カラオケ店にまつわる、ゆるく繋がる連作短編集。選曲タイトルに込められたメッセージを、それぞれの側から描かれた後半の二編が好き。

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    2026年04月08日
  • じゃないほうの歌いかた

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    街のカラオケ店に集う人々が起こす何気ないドラマ。
    カラオケのイメージ映像に出ていそうな女、と言われてしまった池田さん、何処にでもいるけど、印象に残らない、そしてダサい、と言う事だと思って傷ついてしまう。
    東京へ出て来て、馴染もうとするがなんとなく空回りしている。だからこの言葉は余計に気になる。田舎から出て来た人間にはよく分かる感情。
    オレンジジュースの話もよく分かる。田舎と都会は違っていてほしいのだ。

    これまたミュージックビデオにほんのちょっと出ていた、夢を諦めた中年男性の佐藤待男、何十年も経ってまたブレイクして娘との距離も縮まる。

    どの話も面白かった。
    しかし、お客が何を歌っていたかチェ

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    2026年03月20日
  • じゃないほうの歌いかた

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    カラオケ店「BIG NEKO」に引き寄せられた人たちの群像劇。ほっと暖かくなったり、元気が出たり、少し前をむけそうになったりするやさしい感じがよかったです。
    軽い文章で一気に読めました。
    「加賀はとっても頭がいい」が、切なくて好きでした。

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    2026年02月23日
  • じゃないほうの歌いかた

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    カラオケ店が舞台の連作短編小説。一番好みなのはMVに一度出たことがある中年男性の話。
    一生懸命にやった事実は結果とは関係なしに糧になる

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    2026年02月14日
  • じゃないほうの歌いかた

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    みんみんの本棚から

    うん、よく分からんかった

    わいが読み取れてないだけなんだけど、タイトルの意味もよく分からんかった
    何に対して「じゃないほう」なん?

    「普通じゃないほう」ってことか?

    だとしたら普通のほうの歌いかたってどないやねん
    そもそも歌ってない人いたし
    いや「歌う」って何かのメタファーなんか?


    そうか!
    「歌う」ってきっと「恋する」ってことだ!
    「歌う」ってきっと「応援する」ってことだ!
    「歌う」ってきっと「頑張る」ってことだ!
    「歌う」ってきっと「認める」ってことだ!
    「歌う」ってきっと「もがく」ってことだ!


    「歌う」ってきっと「生きる」ってことなんだ!!

    「じゃな

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    2025年12月07日
  • じゃないほうの歌いかた

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    「池田の走馬灯はださい」
    「加賀はとっても頭がいい」
    「君の知らないあの佐藤」
    「石崎IS NOT DEAD」
    「矢沢じゃなくても」

    落合南長崎の独立系カラオケ店『BIG NECO』を舞台にした5話収録の連作短編集。

    登場人物はどこにでもいそうな市井の人々。
    他人から見れば些末な事でも、本人にとっては切実な悩みを抱えていたりする。

    みんな生きるのが上手じゃなくて、それでもちゃんと頑張っている。
    読みながら彼らへの愛おしさが募っていった。

    何者かになんてならなくていい。

    じゃないほうの一員として、彼らの未来を応援するしかない。

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    2025年11月15日
  • じゃないほうの歌いかた

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    矢沢ステッカーを持っていると幸運になるとテキトーに言って彼女に渡しそれが一つの物語となって巡る。そして昭和の香りをふんだんに撒き散らしながら物語は進んでその繋がりにまた後戻りしながらこう繋がるのかと2度読みする。出てくる人みんな救われるわけでもない切り取られた何気ない日常だけどこの人たちは一生懸命に生活しているんだなぁ。そしてほとんどの人はこういう日常を送って自分だけが疎外感を持たなくていいと後ろ向きな励ましを感じられた。

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    2025年10月16日
  • じゃないほうの歌いかた

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    チェーン店ではないカラオケ店NECOで繋がる人間模様。短編あまり好きでないけど、これは繋がりを感じるそれぞれの物語だった。

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    2025年10月14日
  • じゃないほうの歌いかた

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    ネタバレ

    収録されている五篇はいずれもちょっとコミカル&キュートで、私がこの著者の小説を好きな理由がつまっているなぁと思わせてくれる短編集だった。
    やや寂れた印象のカラオケ店に集う、脇役的な人生を送る人たちの悲喜交々。

    連作の種明かし的な立ち位置となる最後の『矢沢じゃなくても』にある文章が胸に響いた、というかグサグサ刺さった。

    〈「自分でも、ほんとうはわかっているはずだよ。あなたはそれをしていないといけない、才能がなくても」〉

    〈おれが書かなくても誰も困らない。だけど、おれは困るのだ。大切な誰かを思ってやっと作ることのできた噓は、ずっと先の自分のことを励ましてくれることもあって、おれみたいなやつは

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    2025年10月08日