大場鳩太郎のレビュー一覧

  • カロリーが足りません 終末食べあるきガイドブック 魔物グルメ編in池袋 【電子特典付き】

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     ポストアポカリプスな終末世界をゲームライクな謎アプリによる自己強化で乗り切る、バトルメインのバディ物語である。
     ネット小説の書籍化ながら、西島大介さんによるポップな表紙に挿絵を入れないスタイルで、どちらかというとわりとしっかりSF物として売り出したい意志を感じる書籍化だ。
     実際のところ、明るく楽しいライトテイストな異形とのバトル物でありつつ、その底面にあるのはSF的な軸足がしっかり定めてある印象であり、この一巻収録分では綺麗に収めつつ、その香りが漂っている。

     一冊の本としては読み応えもあり、収まりもいいので評価のしやすい作品なのだが、ネット小説の書籍化としては少し評価に困るところがあ

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    2020年09月21日
  • カロリーが足りません 終末食べあるきガイドブック 魔物グルメ編in池袋 【電子特典付き】

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    荒廃した池袋で戦う元社畜の“僕”と携帯AI・クオヴァディス。モンスター化した生物やら狂気的なドローンやら、死と隣り合わせのサバイバル状況で殺伐とするどころか脱力しかけるのは、僕とクオヴァディスの会話が漫才のボケとツッコミのようだからか。コンビニの偉大さをひしひしと感じた。クオヴァディス共々、どういう仕組みなのか謎だが、生存戦略アプリでカロリーを代償に生き抜く様が危なっかしくも面白いSFだった。

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    2021年07月11日
  • 迷宮都市のアンティークショップ3

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    マジックアイテムにまつわるストーリーを集めたアンソロジーです。結構ほっこりするストーリーもあり、サクサク読み進められます。シリーズ3巻サクッと読み終わりましたが、最後は大円団で盛り上がります。癖のある登場人物ばかりなので、もっと続きを読みたいですね。ライトファンタジーとしてはお勧めです。

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    2018年02月18日
  • 迷宮都市のアンティークショップ

    ネタバレ 購入済み

    こんなラノベも良いな・・・

    面白いですね、読んでて一昔前のとある小説を思い出しました。
    店に来る常連客達も魅力的です、応援したくなるような新人冒険者、何かと躓きがちな中級冒険者、引退を考える年になった初老の冒険者、何よりアネモネさんが良かったです。
    これからも読み続けていきたい一冊ですね。

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    2015年11月24日
  • 迷宮都市のアンティークショップ3

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    完結。いつもの日常?短編から、アネモネの悲願成就、最後は迷宮の真相をめぐる話としっかりまとまってたと思います。フジワラや師匠の過去や「ロートルズ」との話、一人前へと踏み出したソアラたちの話等、まだまだ続けられそうなので少し残念ではあるけれど。短編集形式で気軽に読め、章間のアイテム説明も面白かったです。ひとまずこちらでは完結お疲れ様でした。

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    2015年12月20日
  • 迷宮都市のアンティークショップ2

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    基本的には一つのアイテムについての短編集ながら、要所要所では他の短編とのつながりがあったりして、なかなか面白い構成になってた。そして語られるアネモネの過去とダンジョンに単身で挑む理由。どうにもやるせない気持ちになりますな…この店にもたらされる不思議なアイテムでいつか願いを果たせると信じて。他には店長の素性とか、師匠のうごきとか、触れられてない部分も多くありそうで次も待ち遠しい。もちろん、付与道具の方も楽しみに。

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    2015年08月23日
  • 迷宮都市のアンティークショップ

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    剣も魔法も異種族もあるファンタジーなのに大きなバトルもない、いわばファンタジーな日常系。アイテム鑑定をメインに話が広がるのはなかなか斬新に思えました。まったり系が好みな自分としては気負いなく読めるからよかったです。無駄にカタログスペックとか見るのも好きだから(笑)幕間の鑑定証書っぽいのも楽しめた。アネモネ嬢の素性とかまだ語りきれてないところもあるので、次も出てくれますように。

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    2015年05月17日
  • 迷宮都市のアンティークショップ

    購入済み

    面白いのか?

    盛り上がりもオチもなく、えっこれで終わり?って感じで次の話に進んでしまう短編集。
    繰り返すけど、盛り上がりもオチもない。
    主役であるはずの鑑定士も、特別すごい力を持った魔法があるわけでもなく、笑う世間は鬼ばかりよりもくだらないファンタジー世界の日常の一コマ。
    盛り上がりもオチもない日常の一コマ。
    2巻まで買っちゃったけど、1巻の三分の一と最後の方だけ読んで諦めた。
    これ、つまんなさ過ぎる。

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    2015年09月08日
  • 迷宮都市のアンティークショップ2

    購入済み

    つまらん

    これ、なんなんだろう?
    半ば内容もない不完全燃焼で終わるだけの短編集?
    一本調子で盛り上がりもオチもない短編集が、三つ四つ続いた頃には飽きちゃってた。
    以前購入した読み終えたものを読み返してた方が、よっぽどマシだってことに気付くのに、30分は掛からないだろな。
    半分(と最後の方を確認しただけ)までしか読んでいないレビューなんで、根気よく読めるよっぽどの暇人なら別の感じ方もするかもしれないが、ほんのちょっぴりでも鳥肌が立ちそうなワクワク感や、ティッシュが要るほどではないぐらいの感動を期待しているなら読むだけ時間の無駄。
    駄作という言葉がよく似合うこんな作品の2巻が出ただけでビックリだw

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    2015年12月02日