内藤陽介のレビュー一覧
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海外の諸国は、日本をどのように切手に描いてきたのか。
日本へのイメージの変遷と歴史の中での切手を解き明かす。
カラー口絵8ページ
第一章 フジヤマ・ゲイシャの切手たち
第二章 外国切手に登場した日本人
第三章 「原爆切手」騒動記
第四章 メイド・イン・ジャパンの外国切手
参考文献有り。
カラーやモノクロの画像有り。
世界の歴史の変遷の中で、海外の切手に描かれた日本。
戦後のアメリカとの関係と国際関係での日本の認知度。
東京オリンピックや万国博覧会の開催がきっかけの、
小国や新興国の、切手による外貨獲得は切手蒐集家、
特に日本の愛好家購買力をターゲットにした日本題材だが、
ゲイシャ・ガールやフ -
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Posted by ブクログ
世界で起きている出来事を「対立」をテーマに切り取り、地域ごとに解説を加えた書物。
取り上げているのは、アメリカ合衆国内での対立(「声の大きい人たち」と「そうでない人たち」の対立)、中国本土と香港の対立(香港民主派と中国政府の対立)、中東での対立(首長国相互の対立・湾岸諸国の対立・サウジアラビアとの対立・イランとの対立)、露土の対立(ナゴルノ=カラバフでの対立、シリアでの対立)。
対立を取り扱っているものの、その論調は努めて中立的。また、文章も努めて平易に書かれており、さらに例え(比喩)が効果的に配置されているためか、とても読みやすい内容になっている。
惜しむらくは、巻末見返しの著者近影の -
Posted by ブクログ
ネタバレ現在進行形の歴史メモ(´・ω・`)
【アメリカの問題】
ポリコレ問題=人種・宗教・性別などの違いによる偏見・差別を含まない中立的な表現や用語を用いる
トランプは是正を目指し実行してきたが、独特のキツイ表現のため悪意でみられた(ポリコレは分断作戦なのかな)
アンティファ問題=反ファシズムと見せて左派勢力が反核・環境保護活動(本当に環境保護している人に謝れ状態)一時テロリスト扱いで暴動・強盗をしているのに咎めると「差別だ!」となり手に負えない(暴力はアカン)
2021.1.6ホワイトハウス上下両院会議(ナイデン候補勝利確認)侵入・襲撃騒動で晩節を汚しまくりトランプ退場
【中国の問題】
政治音痴だっ -
ネタバレ 購入済み
グッダグダなのは日本だけ…?
2021年9月読了。
「自分は世界史を採らなかったから…」なんて云う馬鹿な言い訳はさておき、新聞等で国際情勢を読む際にいつもアラブ~中東領域が、地理的にも世界情勢的にも中々頭に入らない自分を戒める意味も込めて本書を購入、読了したのだが、これは大変に貴重な学習に成った(地理オンチは相変わらずなのでw、今後も二読三読すると思うが)。
全体の感想としては、アメリカの部分だけ非常に粗雑な印象だったものの(民主党の選挙不正問題はそんなに簡単に全否定出来る程、底の浅い話では無い!)、
ヨーロッパから中東に至る長い歴史や細かい情勢の変化を、ここまで気持ち良く整理、俯瞰して読める本は中々少ないと -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
プロパガンダ切手で占領地を埋め尽くせ!
スローガン入り消印で敵の戦意を奪い取れ!
戦うための武器は、なにも銃器や爆弾だけとは限らない。
日中、満州実効支配を巡る攻防。
日米、対立する「戦争の大義」の応酬。
そして誇示される戦果の数々-。
満州事変から日本の敗戦まで、様々な歴史の舞台裏で、まさに情報戦のごとく国家の威信をかけ飛び交った切手たち。
そこから浮かび上がってくる、もうひとつの昭和戦史。
[ 目次 ]
第1章 満州事変から日中戦争へ
第2章 日中全面戦争
第3章 日中戦争から日米戦争へ
第4章 開戦、太平洋戦争
第5章 連合国の反攻
第6章 帝国の落日
[ POP ]
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