杉森久英のレビュー一覧

  • 天皇の料理番 下

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    皇室の方々は、材料は素晴らしいが、普段は質素な食事をされているんだなと知った。しかし、戦時中は、よく材料を調達したものだ。

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    2024年04月24日
  • 天皇の料理番 上

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    カタツムリをエスカルゴとダマされて、食べさせられたのは災難だったな。でも、案外おいしかったんじゃないのかな?ジャガ芋を7角形に切るとか、どんだけ難しいんだよ。

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    2024年04月23日
  • 天皇の料理番 上

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    内容も面白く、少し前の時代の文学的な表現がとても勉強にもなります。この評価は杉森さん作品を読むことができたうれしさもあります。

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    2023年03月18日
  • アラビア太郎

    購入済み

    その気概を見習いたい

    アラビア太郎という名は何処かで聞いた覚えがある、その程度の認識でこの本を読むことになった。

    戦前戦後の激動の中を邁進する姿は、今を生きる多くの日本人が忘れてしまった大切な『志』があり、読み終わる頃には、この本を誰かに薦めたい気持ちにさせられた。

    #タメになる

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    2023年02月19日
  • 天皇の料理番 下

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    最後まで楽しく読みました。ときどき、べらんめえ口調になるので面白かった。宮内庁の人にオタンコナスとか罵声をあびせるのが最高過ぎました。

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    2022年09月11日
  • 天皇の料理番 上

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    ドラマになってたかな?いつか読みたいなあと思っていた本。想像以上に面白い!昭和の料理人の生活がよくわかる。主人公が無茶苦茶なようで、筋が通っている。ちょこっとだけ描写されるお色気?も程よいスパイス。
    後半、お兄さんのこと、嫁さんも気になる。

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    2022年09月10日
  • 天皇の料理番 上

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    主人公に寄りそってすらすら読める。畳間では、タイトルの通りにはなっていない。下巻が楽しみ。自分のやりたいことに、どこまでもまっすぐで、でも視野がせまいわけではなく、まわりを見ながら立ちふるまうことができるのは、生まれ持った才能だと思う。

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    2017年11月12日
  • 天皇の料理番 下

    購入済み

    TVの脚本もいいけど

    原作はさすが。

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    2015年06月02日
  • 天皇の料理番 下

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    上巻に引き続き下巻もサクサク読めてしまう。
    下巻は篤蔵が精養軒勤務を経て、いよいよパリへ料理修行に向かう。当時は料理修行のための留学は前代未聞。
    篤蔵の情熱的な向上心がヒシヒシと伝わってくる。
    留学中のエピソードはなかなか秀逸。

    留学を終え、ついに宮内省出仕。厨子長に任を拝命する。普段天皇・皇族がどのような食事をするのかはまさに「雲居」のお話なのでイメージが湧かなかったが、本書「雲の上」では当時の宮内省大膳寮での仕事内容や雰囲気を鮮明に伝えてくれる。

    宮内省出仕の身でありながら「トンチキ野郎」とか「オタンコナス」などべらんめぇ調な篤蔵には人間味を感じる。
    八千代さん、フランソワーズ、兄・周

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    2015年05月29日
  • 天皇の料理番 上

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    天皇の料理番(厨子長)を務めた秋山徳蔵の伝記小説。
    主人公の高森篤蔵の立身出世物語。篤蔵に肩入れして読むと、非常に男の出世欲をくすぐるようなお話。
    「負けじ魂」が痛快。
    篤蔵が故郷越前武生を出て、華族会館・「バンザイ軒」を経て精養軒で働くまでのお話が前編。
    サクサクっと読めてすぐに後編を読みたくなった。

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    2015年05月28日
  • 天皇の料理番 上

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    相手をよく観察して、一歩先を読んで先に準備をしておいて、相手の技術を真似る……
    できたら素敵だなぁ、とは思うけど、篤蔵みたいにはできんよなぁ。
    篤蔵にはそれができたからこそ天皇の料理番になれたんだろうけども。

    料理の発展の様子、街の風俗・習慣が細かく説明されているから想像で補いながら読みやすいです。
    吉原で振られる理由が今では考えられない理由でかわいそうだったけど、新しい概念が入ってきたときはみんなそうなるよなぁ、と思ったり。
    個人的には田辺軍曹が好き!
    今のところ、喧嘩しかしていない篤蔵ですが、どうやって天皇の料理番まで上り詰めるのか……後半も楽しみです。

    篤蔵役は佐藤健ではないと思うん

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    2015年05月07日
  • 天皇の料理番 下

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    大正天皇即位の礼を控え、外国からの賓客に本格的なフランス料理を提供できる料理長として、パリの日本大使館の推薦により宮内省に招かれ宮内省大膳寮司厨長に任じられた福井県出身の秋山徳蔵をモデルにした物語。
    年少の頃から天皇の料理番になるまでの話が魅力的で引き込まれました。時代背景も魅力的でした。後半は、時々挿入される歴史的な激動に比べて物語は少し駆け足で平板的に思えてしまいました。福井出身の方がこうした活躍をしていてうれしいものです(^^

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    2015年04月16日
  • 美酒一代―鳥井信治郎伝―(新潮文庫)

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    言わずと知れたサントリー創業者の伝記。
    NHK『マッサン』の”大将”とは違う、真の”大将”を知ることができる。

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    2014年12月02日
  • 美酒一代―鳥井信治郎伝―(新潮文庫)

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    創業者の話ってやっぱり面白い。とにかくお酒をつくる執念が凄い。そして人を思う気持ち。企業は社長の器で決まるっていうけど、まさにそういうことなんだろうな。

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    2014年09月03日
  • 天皇の料理番 下

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    あっという間に、上下巻を読み終わりました。篤蔵の、何が何でも料理人になる、という決意と行動力に尊敬します。
    一方で、篤蔵の料理人としての地位は、フランスに留学したことで、確固たるものになるわけですが、その費用をお父さんが出してくれているとのことで、何かをやり遂げるには本人と努力以外に周りの環境も必要なんだなと痛感しました。
    「やり過ぎたことはあったかもしれぬが、やり足りなくて、あとに心を残すことはなかった。それが彼のやり方だった。」
    そんな生き方が出来れば、理想ですね。

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    2025年08月15日
  • 天皇の料理番 下

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    下巻はフランスへ料理修行から宮中で働くことがメイン。当時のフランスや、日本の時代感、天皇のお料理を担当するということが、篤蔵を通して事細かに書かれている。けれども面白くないわけではなく、篤蔵のキャラクターが生き生きと描かれ、マイページ楽しい。
    佐藤健主演のドラマとはかなり違う場面も多い。ドラマを見て小説を読んでいるので、ドラマの脚本というのも素晴らしいと感じた。(脚本だけでなく役者や裏方もだが)

    また何よりこの本のあとがきが良かった。
    天皇の料理番を簡潔に説明しつつ、情勢、筆者の書き方にも触れ、なおかつ感想も適所に記されている。あとがきの良さで☆を一つ増やしました。

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    2024年02月22日
  • 天皇の料理番 上

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    初めてドラマから小説を読みたくなった作品。
    ドラマで描かれるよりも篤蔵は賢く、物事を俯瞰していると感じた。あと、僕が好きだった宇佐美さんとの掛け合いは上巻では少なく、「まごころ」の言葉も篤蔵がチラと言っただけで特段取り上げられていない。やっぱりドラマと原作は違うのだなと感じた。

    内容は、篤蔵視点で進む料理人への成功譚で、三歩進んで二歩下がる、みたいな話であるが、義理や人情の通し方から、明治の金銭感覚や日本の西洋料理史の雑学も知れる本である。
    リアルだったのが、バンザイ軒(篤蔵が東京に出て働く二軒目の店)に来た客の日露戦争の講和条約に対する議論とそれに割って入る篤蔵の話。国民的には民一丸となっ

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    2024年02月13日
  • 天皇の料理番 上

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    ネタバレ

    昭和の時代の小説、とういことで、さぞやお硬い文章なんだろうなと思って読んだけど、お坊さんのスタイリッシュさに憧れて出家を目指した主人公が、カミソリが嫌で坊主をやめるといういきなりの冒頭で覆された。
    文章も丁寧で、その時代や料理に詳しくなくてもわかりやすく解説されていてありがたかった。
    主人公、料理に情熱注いではいるけど、ほかはかなり危なっかしい。まだ十代後半だから仕方ないといえば仕方ないけど。
    殴って会社を辞めるとか、今なら絶対許されないな(笑)

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    2023年06月23日
  • 天皇の料理番 下

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    アラビア太郎を読んだ時にこの伝記作家に興味を持ち、この本に当たりました。誇大表現もなく淡々と書かれている、対象者は 実際は凄い人物ですが、のがドンドンと読み進められました。
    今巷で炎上している料理人も、昭和だったら問題なかったんだろうと思った次第です。

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    2023年06月22日
  • アラビア太郎

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    アラ石と同じ頃、エジプト石油開発、北スマトラ石油、イラン石油などものすごい名前の会社ができたが、今振り返って考えるとよくも当事国は許してくれたものだと思います。
    日本に海外から来た会社が日本なんたらと付けるのと同じことですから。

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    2023年06月17日